〔夫〕は絶対の存在ではなく【婚姻制度の呼称】でしかない現実に気付く

夫という呼称

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃夫の不倫に悩む相談者に接していますが、多くの場合は相談者は夫を夫としか
見ていないわけです

 

だって夫だもん夫は夫としてしか見るわけないじゃない

 

 

それを聞けば

 

『だって夫だもん、夫は夫としてしか見るわけないじゃない』

 

と思うかもしれません

 

それは確かにそうです

 

しかし、夫という呼称はあくまでも

 

`結婚を境に発生`

 

している呼称です

 

ある意味、

 

`成人`

 

のようなものです

 

成人は日本の民法では、令和4年3月31日までは20歳を越えてからの呼称です

 

それ以降は、18歳で成人となるわけです

 

決め事の中で発生している呼称という意味で、夫は成人と似ているわけです

 

つまり、自分が勝手に付けている呼称ではない

 

人為的な婚姻制度の中で夫と妻になっている

 

 

人為的な婚姻制度の中で

 

『これで今日から夫と妻になった』

 

という事で生じている呼び方です

 

しかも、男女という性別でもないわけです

 

という事は、日頃は無意識に夫という役柄を呼んでいるようなものです

 

しかし、成人と夫では大きな違いがあります

 

成人は一旦その呼称が付くと、子供に

 

‘変更はきかない‘

 

わけです

 

人間の成長過程で、誰もが一生付きまとう呼称です

 

夫という呼称は離婚すると変更がきく

 

 

しかし、夫という呼称は離婚すると

 

`変更がきく‘

 

のです

 

つまり、夫という呼称から敢えて言うのであれば

 

‘元夫‘

 

となるのです

 

元夫は正式な呼称でも何でもなく、正式名呼称を過去形にしているだけです

 

要は、ある時を境に変わらない成人と違って

 

‘夫は絶対ではない‘

 

シロモノです

 

そこに気付いていない大きな罠といいますか、勘違いの元があるのです

 

私の夫は一生変わらないとすら思ってもいない

 

 

夫という結婚してから発生している呼称を、絶対化している自分がいるのです

 

『私の夫は一生変わらない』

 

と思っている

 

いや、それすら思ってもいないのです

 

現実は夫は結婚を境についた呼称でかつ、それが未来永劫続くとは限らない

 

‘期間限定‘

 

の可能性のあるシロモノです

 

そこに気付かなければいけない

 

 

考えてみれば夫は生れも育ちも違う人間という感覚を持つ

 

 

夫を夫としか見てはいけないというのは、言い方を変えれば

 

‘夫は男であり知らない人‘

 

でもあるという事です

 

  • 『考えてみれば、生れも育ちも違う人間』
  • 『私とは違う性別の人』
  • 『何を考えているのかわかるわけがない人』

 

という感覚がいるのです

 

それは夫を否定するという事ではなく、多様性を知るという捉え方です

 

夫というのは後から乗っかってきた呼称という現実が、その夫の人格や性格までも
絶対化してはいけないのです

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。