夫の不倫は人生で【自分の存在の証明】をしなければいけない宿題

自分の存在を証明する

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃夫の不倫に悩む相談者にとっては、その悩みの意味なんて全く意識はない
状態です

 

夫の不倫の苦しみからただただ逃れたい心境

 

 

ただただ

 

  • `早く終わって欲しい`
  • `苦しみから逃れたい`
  • `終わるのであれば何でもやる`

 

 

というように、苦しみの存在は自分にとって忌み嫌うものでしかありません

 

そういう心理になるのは当然で、仮に夫に裏切られた事に

 

『この苦しみが今後の人生の糧になるはずだから、頑張って』

 

と言われたとしても何も意味がないのです

 

この苦しみを知らないのに軽々しく言われたくない

 

 

  • 『この苦しみを知らないのに、軽々しく言われたくない』
  • 『そんな無責任な事を言われても、全然気持ちは晴れない』
  • 『これからの事なんて考えられない、今はこの苦しみをどうにかしたいだけ』

 

というのが本心です

 

確かに苦しみの真っ最中に相談者にいつ来るかわからない

 

`将来の希望`

 

を話しても、全然意味がありません

 

木村泰之は安易な気休めを言う事は一切ない

 

 

それはコロナでも何でも、苦しんでいる人に

 

『治ったらまたいろいろな事ができるから頑張ろう』

 

と言っているようなものです

 

木村泰之のカウンセリングでは、とにかく安易な気休めを言う事は一切ない

 

 

自分が選んだ夫婦誰も助けてくれない

 

 

とにかく

 

  • 『この苦しみは今までの平和ボケから来ている、もっと自分を強くして』
  • 『自分が選んだ夫婦、誰も助けてくれません』
  • 『人生で悩む事は当たり前、それがたまたま今起こっているだけ』

 

 

という、今の状況に真正面からぶつかっていくスタンスを作ってもらう事だけを
伝えるのです

 

そこから、相談者に何を考えてもらうのか

 

夫の不倫で生きている証拠を作る

 

 

それは

 

`生きている証拠`

 

 

を作ってもらう事です

 

今までの人生でも、何か理不尽を受けたら

 

『このままでは絶対に納得できない』

 

という感情が出ているはずです

 

なぜ出るのかは理屈ではない

 

 

舐められてたまるかという自分がいる

 

 

`舐められてたまるか`

 

という、自分がいるからです

 

それは言い換えれば

 

`自分の存在`

 

を証明しなければ気が済まないからです

 

誰だって、人に大きな苦痛を与えられたら

 

『人を傷つけて、そのままで済むと思うな』

 

という、自分の尊厳が出てくるのです

 

やられたらやり返すという人間の本能的な行動

 

 

それを夫婦だから夫だからと言って、なあなあにしていては自分の存在はどこに
行ってしまうのか、という事です

 

そこに気付いてもらうためにも、先々の夢物語をするのではなく

 

`やられたらやり返す`

 

という、人間の本能的な行動がいるのです

 

自分の存在を自分で証明できたら希望が出る

 

 

それを行動にすれば

 

『私は自分の存在を自分で証明できた』

 

という思いが、自然と将来の希望を作るのです

 

そういう人生を進める推進力を、しっかりと作ってもらう事が木村泰之の使命
なのです

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。