公開日 2022年1月14日 最終更新日 2024年3月5日
夫婦カウンセラーの木村泰之です
日頃夫の不倫に悩む相談者にとって、結婚した時の夫と今の夫は全くの別人と言って
いい状況です
もちろん人によって婚姻年数が違いますから、結婚したのが数か月前の人もいれば
数十年前の人もいます
その期間は別にしても、大きなギャップを感じるわけです
目次
なかなか埋まらない今と昔の夫のイメージに苦しむ
その中で、なかなか埋まらない夫のイメージに苦しむわけです
- 『俺は前からもう無理と思っていた、気がつかなかったか』
- 『俺とお前は一緒にいると喧嘩ばかりだ、お互いのために別れよう』
- 『俺には俺の人生がある、お前も自分の好きなように進んだ方がいい』
と、突き放す様な物言いです
夫は何でこんな事を言うようになったのか
その夫に
- 『夫はこんな人ではない、何でこんな事を言うようになったのか』
- 『夫が言っている意味が分からない、この前まで普通ったのに』
- 『夫の変わりようは何なのか、あり得ない程変わっている』
といような思いです
その夫を見ていても、相談者のギャップは埋まるわけもないのです
相談者がそのギャップを埋めるために、様々なネットサーフィンをします
愛され妻というよくわからないネーミングのカウンセラー
そこに書いてある情報の中には
‘愛され妻‘
という、よくわからないネーミングのカウンセラーもいます
要は、愛情を取り戻すノウハウを売り物にしているわけです
不倫については目をつぶって、自分が夫に尽くすような日々を過ごすイメージです
それをやって、どうなるのかは推して知るべしです
もちろん、そういう時にこちらが媚びる側に回っていい方に行くはずはありません
そもそも、夫にやった事もない夫にベッタリの自分をムリムリ出せるのか
そんな自分を曲げて、不倫をスルーして夫の気持を振り向かせるという自分が
‘常軌を逸している‘
事に気付かなければいけないのです
不倫をしているアホな夫とその夫にすがる妻
その様はアホな事をしている夫と、変わらない事を意味します
‘不倫をしているアホな夫とその夫にすがる妻‘
という夫婦で未来は描けるのか
もちろん、そんな事で不倫が終るわけがない
もし仮に終わったとしても、
- 『また不倫をしたらどうしよう』
- 『水面下で続いているかもしれない』
- 『いつ夫に嫌われるのかわからない』
という不安しかないのです
‘愛され妻‘
を続けていれば、不倫夫からすると本当にやりたい放題です
それでいいはずがない
物事には順番があるという理屈を知る
そこに必要なのは、
‘物事には順番がある‘
という理屈を知る事です
夫婦の関係性の前に、不倫という看過できない現実が先です
その根拠の一つに、夫婦の関係は戸籍が担保しているという事実があります
夫に翻弄されない自分を作る
いくら夫がギャーギャー騒いでも、一人で離婚はできないわけです
そして、妻である相談者も腹を決めて
‘夫に翻弄されない自分‘
を作らなければいけない
バカ二人のカラクリに引っかかっていた自分
自分にとって一番わかりにくい、
‘不倫の実態‘
に切り込んでいく決意を固めると、
『夫のアホな物言いの原因がここにある』
と、バカ二人の子供だましのカラクリに引っかかっていた自分を戒めるのです
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