不倫夫に念書を書かせたい、効力や準備は?もし書かない時はどうする?

不倫念書を書かせる

公開日 2023年10月7日 最終更新日 2024年3月2日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃夫の不倫に悩む相談者に接していますが、その苦しみの中で相談者も自分なりに
いろいろと手を打っている状況があります

 

不倫がある時発覚すると、どうすればいいのかわからなくなる中で、

 

『とにかく確固たる証拠を掴もう』

 

と思って、苦しいのを我慢して夫とブス女の不貞証拠を掴もうとする事もあります

 

または、ある程度の確信を元に夫を詰めるケースもあります

 

その中で、夫に念書を書かせたいと思う人も出てきます

 

不倫での念書の効力とは

 

 

妻としては、夫には

 

『絶対にもう不倫なんて許せないし、終わらせたい』
『口先だけじゃまたやる、ちゃんと紙に書かせたい』
『これからの事を考えれば、きっちりと証拠にしたい』

 

というような気持ちになります

 

その中で頭に思い浮かぶのは、夫に書かせる

 

‘念書‘

 

です

 

念書の定義や記載内容とは

 

 

では、そもそもこの念書とはどういう定義なのか

 

この念書というものは、あくまでも夫婦間の取り決めですから、文面とか紙の種類等
は様々です

 

という事は、必ずこうでなければいけないというものではありません

 

読んで内容がわかればいいわけです

 

その中で、念書の意味や定義は何かと言えば、

 

後日証拠として念のため作成して相手渡しておく文書

(出典:デジタル大辞泉

 

というものです

 

もう少し詳しく言いますと、双方のうちの一方に義務がある事を証明する文書で、双方に
守るべき義務があるわけではありません

 

不倫で言えば、もちろん夫だけに守る義務がある事を記載している文書になるわけです

 

その義務というのは、言うまでもなくまずは今後の

 

‘貞操義務‘

 

という事になります

 

そもそも結婚した時に、民法でその義務を負っているわけですが、起こった後でも
妻としてはさらにその義務を記載したいわけです

 

また、人によっては夫に慰謝料の支払い義務も記載しているケースもあります

 

もし記載内容に違反したら

 

これらの記載については、そもそも夫婦として信頼関係を損ねた側が義務として
追わなければいけない内容ですから、何も言い返せないわけです

 

という事は、二度と起こさないという意思表示をしているわけです

 

しかし、世の中にはそれでも破る夫もいるわけです

 

もし、その約束を破った場合はどうなるのか

 

考えたくない事ですが、実際には起こりますので、そのケースも想定して慰謝料を
さらに払うとか、妻側の条件で離婚に応じる等が記載されている念書が殆どです

 

もちろん、夫もそれに応じなければいけないわけです

 

夫婦とは言えど、苦痛を与えているわけですから慰謝料は払わなければいけません

 

しかし離婚となると、その権利は妻側しか持っていませんから、夫は

 

‘まな板の上のコイ‘

 

状態です

 

ただ、夫が再度不倫を起こしたとして、その時にすぐに離婚するかどうかは別です

 

なぜなら、いつ再発するかは妻がコントロールできないわけですから、その時の
状況で離婚するとは限りません

 

財産分与も妻が希望する金額があるかどうかはわかりません

 

また子供がいる場合には、離婚すると夫は養育費を払わなければいけないわけですが、
成人に達するまで払うとなると、かなりの年月のケースが多いわけです

 

そうなると、再発時にすぐに離婚するかどうかは正直迷う所です

 

そういう意味でも、念書の内容の中で離婚は記載したとしても、いざ実際にどうするかは
かなり判断を要する条件です

 

念書の有効期間は

 

念書については、法的な期限はありません

 

もちろん、いつ作成したものかの年月日は記載するわけですが、それが

 

‘作成時から〇〇年‘

 

が有効期間はないのです

 

そういう意味でも、念書は一生有効なのです

 

脅して念書を書かせたらどうなる?

 

どうしても念書を書かせたいと思って、いろいろと夫に脅して書かせたらどうなるのか

 

例えば、書くのを渋った時に

 

『これはもう夫婦を超えて、あなたのご両親にも知ってもらいたい』
『私の親に言ったら、もう怒り狂ってあなたを殴ると思う』

 

というように、書かなければこうなるという事があまりにも高圧的とか威嚇のような事
を条件に書かせると、後々

 

『その時脅されて、仕方なく書いた』

 

と、加害者が被害者面する可能性があります

 

そうならないためにも、念書を作る時には被害者と加害者が明確になるように注意する
必要があるのです

 

 

夫に念書を書かせるメリットとデメリット

 

 

このように、不倫をした夫に念書を書かせたいというケースは少なくありません

 

では、この念書がもたらすメリットとデメリットを解説しておきます

 

メリット

 

何でもそうですが、人間関係の中で書類にサインをするという事はその内容に責任や
権利が生じるわけです

 

念書にも夫の義務や妻の権利が掛かれているわけですから、それを

 

‘記憶にない‘
‘覚えていない‘
‘知らない‘

 

というような事は通用しないわけです

 

つまり、

 

‘言った言わない‘

 

をさせないという事に意味があります

 

そして、何より念書を場合によっては第三者に見せる事もできるわけです

 

『あの時、こういう念書を取り交わしている』

 

と言える事ができるので、その内容を客観的に証明できるのです

 

デメリット

 

では、念書を作成する事でのデメリットは何でしょうか

 

一番のデメリットは、夫婦間で感情的になる事です

 

加害者である夫は正直

 

『そんな事も書かなければいけないのか』
『それならもう離婚してくれ』
『ちゃんと守るから、そんな事しなくていいだろう』

 

というような意思表示をしてくるケースは少なくありません

 

そうなると、妻としても

 

『そこまでしなくてもいいのかも』
『これ以上険悪になるのはどうか』
『もうしないと言っているし』

 

というように、少しずつ気持ちも弱くなってしまいます

 

しかし、そもそも被害者は妻ですから念書ついても書かせる権利を持っているのです

 

拒否されるのは嫌な事ですが、

 

『けじめを付けないと一生後悔する』

 

という思いで書かせるべきです

 

念書をどう書かせるのか

 

 

念書というものは、夫が自発的に書くというよりは妻が

 

‘書かせる‘

 

という意味合いが強いわけです

 

なぜなら、夫が自ら義務を負う事をするわけがないのです

 

準備するもの

 

 

やはり念書を書かせようと思うと、夫が認めざるを得ない証拠を持っている必要が
あります

 

もし、確固たる証拠が無くても、

 

『これ以上ウソをつくとマズイ』

 

と思わせる雰囲気とか状況証拠を持っている事が必要です

 

とは言え、とにかく書かせる時には証拠と共にしっかりと夫には不倫を認めさせる
勢いも必要になってきます

 

時と場所を選ぶ

 

念書を書かせるに当たっては、いつでもどこでもいいわけではありません

 

例えば、大きな子供のいる家庭であれば聞かれたくないとか、小さい子供でも幼稚園
に行っている間とか、寝かしつけた後などという事になります

 

また、場所も自宅がいいケースもあれば、外のファミレス等の方が話しやすいという
事もあります

 

いずれにしても、時間や場所もしっかりと考えて話をするべきです

 

誰かに相談すべきか

 

不倫した夫に書かせる念書というのは、あくまでも夫婦間の約束事ですから、本来は
妻が原案を作って、それに夫がサインするという形が一番スムーズです

 

しかし、中には親や兄弟に聞くという方もいますし、弁護士や行政書士に聞いて作る
という方もいます

 

しかし、正直言えば今はネットで念書のひな形はいくらでも出てきますし、下手に
聞くと、感情的になったり法律論で頭でっかちになってしまい、念書の項目もやたら
と多くなります

 

親兄弟や友人知人に聞くと

 

『こんな事位では気が済まない、離婚すべき』
『念書なんて書かせなくてもいいんじゃない』

 

というような事を言われてもおかしくありません

 

また、法律家に相談すると、堅苦しい項目の多さに

 

『今すぐにはサインできない』

 

と言って、逆に夫も士業の人間に確認するようになる事もありますので、そのまま
うやむやになったり、内容を変更するよう言ってきて、正直現実的ではないのです

 

そうであれば、ネットのひな形を見て

 

『この項目は削除していい』

 

というように、なるべく簡潔にした方がサインする可能性が高まります

 

そういう意味では、近しい人や法律家に相談すると、念書を書かせるところに辿り
着かない事も往々にしてあるのです

 

念書の記載事項とは

 

では、いざ念書を自分なりに作るとすると、どのように書くのでしょうか

 

そこには、必要な項目がいくつかあります

 

1.作成年月日の日付

 

これは当然と言えば当然ですが、いつ作ったものかわからなければ、念書にはならない
わけです

 

例えば昨日作ったものなのか3年前に作ったものかわからなければ、記載内容と矛盾が
出る事もあります

 

そういう意味でも、念書と言わず何でも書類には作成の日付はいの一番に必要です

 

 

2.念書を交わす人と作成者の氏名

 

これも当然の事ですが、交わす相手と作成者の氏名です

 

夫の不倫ですから、妻と夫の氏名が記載されている事になるわけです

 

それが、夫婦間だからと言って

 

‘妻とか夫‘
‘下の名前だけ‘
‘ニックネーム‘

 

のように記載されていると、個人を特定できないわけですから、念書としての効力は
曖昧になってしまいます

 

しっかりと、両者の氏名を記載する必要があるのです

 

また、押印については夫婦間であれば印鑑は絶対にあるわけですから、捺印もセット
で必ずしましょう

 

もし万が一、印鑑がないという事であれば拇印でも構いません

 

いずれの指かに朱肉を付けて、氏名の横に押します

 

 

3.念書の内容

 

では念書の内容ですが、詳しく書きすぎてもよくわからなくなりますから、いわゆる

 

‘起承転結‘

 

を書く事になります

 

不倫ですと

 

『〇年〇月〇日頃から〇年〇月〇日頃まで少なくとも〇回、相手女性○○○○氏
不貞関係を持ちました』

 

『それによって、妻〇〇〇〇さんには多大な精神的な苦痛を与えてしまい心より
謝罪します』

 

『相手女性とは二度と接触しない事と慰謝料〇〇〇万円を〇年〇月〇日までに
支払う
事を約束します』

 

『もし万が一上記約束を破った場合には、妻○○〇〇さんの離婚条件に応じる事
を誓います』

 

というように、簡潔に事実や謝罪の言葉や、履行する義務を記載します

 

要は、起こった事やそれに対する処遇を誰が見てもわかるように記載する事が重要です

 

 

4.慰謝料を払わせる口座情報

 

上記の例ですと、慰謝料を払う内容になっていますので、その送金口座が必要です

 

単に払うとだけ書いてあっても、結局はお金の動きがなければ意味がありません

 

そういう意味でも、口座情報をしっかりと記載する事で

 

『言葉でもお金でも両方償ってもらう』

 

という意思表示をする事が大事です

 

念書は手書きがいいのか

 

このように念書を書かせるイメージを描いたとして、その念書は手書きがいいのかどうか
という事も迷います

 

念書は手書きでなければいけないわけではありませんから、パソコン等でワード文書
作成して、氏名の欄だけ手書きでも構いません

 

中には、夫には全部自分で書かせたいという方もいますので、そういう場合には文例
作ってその通りに一から書かせたいという事もありです

 

夫がしっかりと反省して

 

『わかった、ちゃんと言われた通りに書く』

 

と言えば問題ありません

 

ただ、こういう時の夫の心理は立場をわきまえず

 

『こんな面倒くさいもの書きたくない』
『反省文みたいでいやだ、ムカつく』

 

と思っているわけです

 

そうなると、醜くしたいと思って殴り書きのような字で書くケースもあります

 

出来上がりは読みにくいですし、特に数字は間違えるように書いている事もあります

 

そう考えると、きれいにワード等を使って必要部分だけは書かせる方が後々のためには
いい事も多いのです

 

念書を書かない場合はどうするのか

 

 

このように、いろいろな準備をして夫が念書をしっかりと書いて約束を守れば、一応
妻としても一つのけじめがつくわけです

 

しかし、中には嫌がって書かなかったリ、うやむやにするケースも少なくありません

 

すると、そこからどうすればいいのか

 

その作った念書のひな形や、夫と話し合った事自体は意味があるわけです

 

自分の苦痛を償ってもらう、今後の約束をさせるというアクションを起こした事実が
残るわけですから、もし裁判などになってもその話し合いをした事が味方します

 

とは言え、何も書かずに謝罪もなおざりで慰謝料を払うわけでもなかったりする事のでは
納得いかない

 

妻としては、何か形に残るものが欲しいのは当然です

 

そういう時にどうするのか

 

 

不倫ブス女と続いている事を疑う

 

 

念書を書き渋る時というのは、ハッキリ言えば全然不倫が続いているのです

 

なぜなら、

 

『これを書いたら、不倫を認める事になる』
『書くと俺の立場が悪くなる』
『いろいろと動きにくくなる』

 

という思いがあるから、書かないわけです

 

その裏には、ブス女の執念もあります

 

『奥さんに負けないで』
『もう会えなくなるのは絶対に嫌』
『私が付いているから』

 

というように、ブス女がまだまだやる気満々なのです

 

そこに妻が気付かなければいけないのです

 

不倫の実態を探る

 

念書を書き渋る間にも、夫はブス女とは常に連絡を取り合っています

 

『今日の奥さんどうだった?』
『何か言っていたの?』
『絶対に書いちゃだめだから』

 

というように、夫を遠隔操作しています

 

そういう実態を探る必要があるのです

 

更なる証拠を確保する

 

 

念書を書かせる状況ですから、ある程度の証拠を持っているケースもありますが、
中には、証拠が不十分だったり、もう別れたと言い張っている夫もいます

 

妻がそこからまずは何よりも今の実態を探る事は大事です

 

仮に、疑っているような状況で

 

『まさかまだ別れていないんじゃないよね』
『何か隠していない、ちゃんと言って』

 

と聞いたところで、シラを切るか逆ギレをするだけです

 

夫からすると、続いている事を一番知られたくないのが妻ですから、正直に言う
ケースなんて殆どないわけです

 

何か詰めたいところをぐっと我慢して、シラを切られない証拠を確保するのです

 

例えば、LINEの卑猥な会話を見つけて

 

『やっぱりまだ続いていた』
『私にウソをついていた』
『だから書かないんだ』 

 

というように、客観的に夫とブス女が逃げられないようにする状況把握が大事です

 

1,夫の持ち物を探る

 

まずは、夫の持ち物を探るところからです

 

夫もかなり警戒しているわけですから、そうそうすぐには何か出てくる事は無くても
時間をかけていく中で、油断も出てきます

 

カバンや財布や定期入れ等から、プレゼントや手紙や避妊具、バイアグラなどの浮気を
連想させるものも集める事が大事です

 

ブス女の素性に近づくものや、別れたと言っても会っていたとか、今までの経緯を想像
させる事にもつながります

 

2.密会場所や日時を把握し証拠を撮る

 

そして、いろいろと探っている中でバカ二人の密会の日時を特定して、レコーダーや
GPSを使って、その詳細を知る事も大事です

 

夫とブス女はいつかは接触するわけです

 

自分が動けない分、そういうツールを使って探る事も必要になってきます

 

ただ、レコーダーやGPSも苦手と思って慌てて探偵に飛びつくと、足元を見られて高額
なお金や無駄な時間を取られてしまいますので、焦ってはいけません

 

カウンセリングの中では、密会場所や日時の把握の仕方を作戦を立てて、なるべく自分
でできる事を、アドバイスしています

 

どうしても、探偵が必要な時にはピンポイントで押さえるために、安心できる探偵を
紹介をしています

 

*探偵の紹介は継続的にカウンセリングを受けている方にしています

 

NPO法人よつば経由の探偵は怪しい!夫婦カウンセラーが解説

 

3.自分の味方を作る

 

夫に念書を書かせても、渋って書かない状況ですと、妻にとってはなかなか一人でこの
状況を打開するのは難しい事でもあります

 

そうなると、親御さんやご姉妹や、友人知人という協力者も必要になってきます

 

また、子供さんがある程度の年齢に達していると、この不倫実態をしっかり話す事で

 

『私も許せない、一緒に戦う』
『私もわかっていたよ、聞こうかと思っていた』
『ママだけじゃ無理、私も手伝うから』

 

というように、強い味方になってくれるケースは非常に多いのです

 

もちろん、それにはしっかりと親子で隠し事をしないという、母親の信念を見せるから
こそできる事です

 

しかし、事情があってなかなかそういう人からの協力を得られないという方もいるのも
現実です

 

例えば、ご両親ご兄弟が遠くにいるとか、もう他界されているケースもあります

 

また、感情的になって話をするとややこしくなるという事もあります

 

そういう方のために、カウンセリングでメンタルケアも含めて具体的な行動アドバイス
をしています

 

また、先輩相談者をご紹介して、いろいろな経験談を聞いていただくとかなり楽になり
ますし、知恵や工夫を伝授してもらえる事も当たり前のように行っています

 

そういう中で自分だけでできなかった事も、できるようになっていきます

 

*先輩相談者のご紹介は、継続的にカウンセリングを受けている方に行っています

 

相談者交流で‘うちの夫に限って‘と‘世界一不幸な私‘に羞恥心を覚える

 

慰謝料請求をする

 

 

このように、水面下で続いている証拠を確保できた場合、多くの相談者は慰謝料請求
をします

 

夫が念書を書かないという事は、ブス女の執念や引っ張りが非常に強い事を意味して
いるわけです

 

そこに妻ができる事は、慰謝料請求です

 

もちろん、これは権利ですから必ずしも行使しなくても構いません

 

しかし、受けた苦痛の代償として認められている権利ですから、カウンセリングの中
でも、できるだけ行使すべきとアドバイスをします

 

その対象は夫とブス女ですが、その両方でも一方でも可能です

 

そもそも念書で夫に慰謝料を払わせようと思っていたのであれば、二人に対して請求
してもおかしくありません

 

それは、今後の夫婦の事や自分の納得を考えて決めるべきです

 

ただ、弁護士を使っての慰謝料請求では金額の相場を決めていて、意を決して依頼した
割には、正直

 

『こんなものなの、思ったよりも少ない』

 

というような、金額で落ち着くケースが殆どです

 

離婚をセットではなければ、数十万~150万で、セットでも200~400万のケースが
多いのです

 

しかも、高額な弁護士費用(着手金20~30万+成功報酬数十万+事務手数料数万円)
がかかり、取れた慰謝料から差し引かれます

 

また、弁護士を使うとお金の話ばかりに終始してしまい、肝心の浮気はどうなったか
は、置き去りにされるどころか、バカ二人が水面下で続く温床にもなってしまいます

 

それでは納得がいかない相談者も数多くいますので、自分で慰謝料請求をする具体的
行動アドバイスをしています

 

慰謝料請求をするのに、弁護士を使わなければいけないという決まりはないのです

 

その方が、金額や納得も大きいという現実がありますので、相談者もアドバイスを
聞いてもらい、自分で頑張る方は少なくありません

 

慰謝料請求以外の行動

 

上記のように、慰謝料請求をするというのは日本の法律で担保されている権利ですから、
それだけをやってもある意味、

 

‘普通の事‘

 

です

 

それ以外できる事として、ブス女の親や職場にこの実態を伝えるというケースもあります

 

念書を書かない夫の陰に隠れるブス女には、その方が、慰謝料よりもブス女はダメージを
受けるケースは多いのです

 

それは弁護士を通して慰謝料請求をしていては、できない事です

 

なぜなら、自分の弁護士が必死に止めるのです

 

しかし、自分で慰謝料請求をする延長であれば、ブス女の親に会おうが職場に行こうが
誰も止める人はいません

 

仮に

 

そんな事をすると

 

『私の不倫を関係ない親や職場に言いふらした、名誉棄損』

 

と、ブス女が言うのではと心配するかもしれませんが名誉棄損で訴えたれるような事は、
ほぼありません

 

なぜなら、そんな事をすればブス女は自分の不倫が原因という事を、自分で認めて

 

‘天に向かって唾を吐く‘

 

ようなものです

 

弁護士は、自分が委任を受けたら、勝手に依頼人にブス女以外の人間に接触されると
守秘義務違反で自分が処罰を受けるのが怖いから言うのです

 

夫に対しても職場や、お世話になった人にこの不倫実態を伝えて、迷惑をかけた禊と
して行動する相談者も少なくありません

 

それは、相談者も妻というよりも

 

‘社会人として当たり前の事‘

 

という感覚があるからです

 

夫を強く引っ張る事で、自分を守らせようとする今時のブス女は本当に

 

‘ふてぶてしさ‘
‘図々しさ‘
‘厚かましさ‘

 

は半端ないのです

 

そのブス女に償いをさせる事ができるのは、妻しかいないのです

 

寂しくて浮気するブス女の心理や特徴を解説、妻の効果的対処法とは

不倫夫との夫婦を見直す

 

 

ブス女に制裁を加えた後、夫との夫婦をどうするかという事になるわけですが、そこにも
自分の考えを作る必要があります

 

いい歳してブス女にコントロールさてている状況ですから、すぐにまともな頭に戻るのは
難しいわけです

 

その証拠に、妻との約束事の念書よりもブス女のアホな言葉を優先させていたのです

 

しかし、それでも現実に引き戻されると少しずつ変わってきます

 

それには妻の強い信念が必要不可欠で、夫の変化を期待していてはいけない

 

『念書を書かせる位で何とかなると思っていた自分が甘かった』

 

という相談者は数多くいます

 

今後は、自分が夫婦の主導権を握るという決意が必要です

 

もちろん、いろいろ考えて離婚の選択をする事もありますが、ある意味腹を決めて
戦った自分がいますから、

 

『アホになった夫、しかしここまで夫婦を続けてきたのだから、これから
どうなるのか様子を見て決めたい』

 

という考えでも、全然構わないのです

 

そういう今後の夫婦のあり方を、カウンセリングの中で一緒に考えていくのです

 

まとめ

 

 

夫の不倫を見て、

 

『何でこんな事をするのか』
『あり得ない、家庭をどうするの』
『これからどうするつもりなの』

 

という思いになって、妻としては念書を書かす事も考えます

 

そこか素直に反省して書く夫もいます

 

しかし、そうでない夫もいます

 

念書を書こうが書くまいが、結局は

 

‘舐められていた自分‘

 

がいる事には変わりありません

 

念書を書いたとしても、また裏切る事も十分にあります

 

そう考えると、念書というものはほんの通過点でしかあります

 

そこから現実から目を逸らさずに戦う事を選ぶと、大きな変化が出ます

 

その変化というのは、

 

‘自分のプライド‘

 

を取り戻す変化です

 

それまでは、夫に依存していた自分を多くの相談者が感じています

 

そこから、

 

『私の人生は私の力で切り開かなければいけない』

 

という事に気付くのです

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。