夫婦カウンセラーの木村泰之です
日頃夫の不倫に悩む相談者に接していますと、様々な状況を知る事になります
夫の不倫は妻にとっては非常に辛いものですし、許しがたい事ですが、現実には
いつでもどこでも発生している悪事です
その中でも、
‘パパ活‘
という、不倫に悩む方も少なくありません
パパ活というのは、お金に困っている比較的若いブス女がオッサンに体でお金や
食事や旅行などを提供させるわけです
そのパパ活には、どういう対処ができるのか
目次
パパ活は不倫になるのか
パパ活というのは相手のブス女が、お金等をもらって肉体関係があるわけです
これが同じようにお金を払っている風俗のケースですと、司法は
‘風俗は不倫の範疇にあらず‘
のような決めをします
要は風俗はいちいち決められたお金を払っている、いわゆる商売上のやり取りの
ように定義しているわけです
もちろん風俗でも店外で個人的に接触しているようであれば、不倫と認定される
事もあるわけです
しかしパパ活というのは、風俗とは違って基本的に個人個人の接触です
そうなると、条件が揃えば立派な不倫です
では、その条件を解説します
パパ活が不倫と認められる条件
不貞の証拠を確保している
どんな不倫でもそうですが、まずは不貞の証拠を確保する事が必要です
不貞の証拠は、何よりも肉体関係を証明するものです
ラブホテルの出入りとか、2人の顔がわかる裸で抱き合っている写真や動画や
カーセックスの音声など、誰が見ても聞いても
『これは肉体関係がある、そうとしか取れない』
というものです
もちろん、これ以外にもブス女の家への長時間の出入りの写真とか、夫が不倫を
認める念書などもかなり有効です
しかし、それを誰もが確保できているわけではありません
やはり、夫のスマホやカバンなどを探りながら見つけていく事が大事です
ラインの会話や手紙やプレゼントや避妊具等、出てくる事もあります
また、GPSやレコーダーを車や夫の部屋に仕込んで行動や音声を録る事も出てきます
そういう状況で、どうしても探偵を使う事になるケースもあります
しかし、自分でできる事があるのにやみくもにネットで探した探偵に飛びつく事は
危険です
ネットの上位表示される探偵はそれだけネット広告を払っているので、その分調査
費用に乗せているのです
かと言って、腕がいいのかと言えば必ずしもそうではありません
私の相談者でも、探偵に頼んで300万円~500万円を払って証拠を撮っている方も
います
しかし、相談者が持ってくる報告書を見ると正直そんなに金額がかかるはずもない
内容です
どう見ても数十万円払えばこれ位撮れる写真ですが、そんな事は素人ではわからない
わけです
どうしても焦りや不安から、探偵に行ったすぐその場で契約してしまうパターンが
多いわけです
探偵もピンキリですから、よくよく比較も必要です
そうならないためにカウンセリングの中で探偵の選び方や、安心して依頼できる会社
を紹介しています
*探偵の紹介は継続的にカウンセリングをしている方に行っています
相手のブス女の素性がわかっている
不貞証拠もさることながら、慰謝料請求するには相手のブス女の氏名や住所などが
わかっている事が必要です
それらがわからない事には、
‘ある女と関係している‘
という事実だけになってしまいます
それでは妻としても、悶々とするだけです
やはり、どこの誰なのかとか家族構成や職業等がわからなければ悔しい思いをします
そういう事からも、ラインの会話やGPSやレコーダーでの行動履歴や音声等からの
分析も必要です
また、寝ている間に夫の交通系ICカードを自分のスマホにアプリをダウンロード
してかざすと、日々の駅の乗降履歴を見る事もできます
そこから
『名前が何となくわかってきた』
『多分ここら辺に住んでいるはず』
『家族の話しを出していたから、親と住んでいそう』
など、ブス女の素性に近づいてきます
私の相談者も、そこから相手のブス女の名前や住所や職業等も判明していくケース
は少なくありません
パパ活の相手のブス女というのは、ネットでの接触から始まる事が多いわけです
から、なかなかすぐに素性がわからないのです
しかし、少し時間をかけながら粘り強く探せば必ずブス女に辿り着く事が出てきます
判明するブス女は比較的年齢は若いケースが多いわけですが、妻からすると
『こんなに若い女にどうすればいいのか』
という思いも出てくる事もあります
しかし、今時ブス女は10代でもいます
そもそもパパ活なんてやっているわけですから、人生舐めているのです
そういうブス女にこちらが気を回したり、何か気を遣うような対処は禁物です
慰謝料請求をする
不倫の証拠やブス女の素性がわかれば、次に考える事は慰謝料請求です
これは、日本の民法で不倫された被害者である妻に与えられている権利です
いわゆる
‘精神的苦痛の代償`
です
方法は大きく分けて二通りです
弁護士に依頼するケースと、自分で行う方法です
もちろんそれぞれに、メリットデメリットがあります
弁護士を使う場合には、自分が法律に詳しくなくても安心感があるという事が一番の
メリットです
しかし、デメリットとしては高額な弁護士費用が掛かる事とが、自分が相手のブス女
に対しては何もできないという事です
弁護士に依頼した瞬間に、やり取りを全て弁護士に任せる事になるので、ブス女に
謝らせたいとか、文句を言いたいという事は実質出来なくなります
また弁護士も数多く登録していますので、正直相性もあります
最初はいいと思って依頼したけど、着手金を払ったら片手間な対応をされたり、
慰謝料ばかりの話になって、夫婦の事は正直眼中にない態度を取られるという事
は少なくありません
弁護士はあくまでも法律家ですから、夫婦の関係性をアドバイスできるわけでは
ありませんから、注意が必要です
では自分で慰謝料請求を行うメリットとは何かと言えば、一番は
‘自由にできる‘
という事です
要は被害者であり請求の権利を持っているわけですから、直接相手のブス女に
対決して謝罪を求める事は何らおかしい事ではありません
慰謝料請求に弁護士を使わなければいけないという法律は、どこにもないのです
現に、私の数多くの相談者はこの
‘直接対決‘
を選択します
とは言え、
『私もやりたいけど、どうすればいいのかわからない』
『ブス女に対決して謝罪も慰謝料も払わせたい、やり方が知りたい』
『最初弁護士を使ったけど、結局また水面下で続いていた、自分でやらな
ければ気が済まない』
という方は少なくありません
そういう方のためにいつどこでどのように、何を準備してやるのかという事を
カウンセリングで具体的にシミレーションします
そして、ブス女への言葉や態度にどういう返し方をするのかとか、書かせる念書を
お渡しして、その対決に不安を解消してもらいます
と言いますか、ご希望であれば私の数多くの相談者に経験談を聞いてもらって
『そういう事なのか、私も聞いて安心した』
『いろいろと教えてもらって、本当にありがたい』
『こんなに具体的に聞けるなんて思ってもいなかった』
というように、知恵や工夫を授けてもらうコミュニティを提供しています
*相談者交流は継続的にカウンセリングを受けている方に行っています
このように慰謝料請求を、弁護士を使うか自分で行うかのメリットデメリットは
双方にあります
しかし、できる事であれば自分でやるだけやってからどうしてもという時には弁護士
に依頼するべきです
なぜなら先に弁護士に依頼してしまうと、そのあと自分で動きたくてもストップを
かけられてしまい、何もできなくなります
言うなれば、自分の弁護士が足かせになってしまうのです
不倫にならないパパ活
パパ活と言っても、夫とブス女の関係性というのはいろいろと濃淡があります
妻としては、不倫に認定してほしいわけですが、ケースによってはそうはならない
場合もあります
まずは、不倫に認定されないパパ活を解説します
食事だけの関係のパパ活
まずは、まだ関係が浅くて食事だけの関係の場合は、まだ不倫という認定は
できない状況です
妻が二人分の高価な食事のレシートや食事のお礼のLINEを発見したとしても、
それで不倫とはなりません
仮に夫がお金を払っている事がわかったとしても、それは友人や知人の域を
越えないという判断になってしまいます
デートを重ねるだけのパパ活
同じように、相手のブス女と頻繁に会ってはいるけど共通の趣味の映画とか遊園地
に行くとか、コンサートに行っているだけの関係でも不倫という実態にはならない
わけです
それもある意味
‘限りなく黒に近いグレー`
という存在です
妻としてはやきもきするような存在のブス女ですが、それだけで不倫という
断定は難しいわけです
夫が既婚者と知らなかった
パパ活というのは、普通に考えて既婚者の男に独身のブス女という組み合わせです
ブス女からすると自分に何か与えてくれる男は、そういう経済的にも精神的にも
安定している存在です
そういう中で夫が
『俺、バツイチで今は独身だから』
『今までずっと独身、俺は結婚には向いていないから』
というように、既婚を隠すケースもあります
そういう時には、結婚指輪も外して会っているわけです
ブス女からすれば、既婚であろうがなかろうが関係ないのです
中には既婚の男だけに関心のあるブス女もいますが、ごく稀で自分にとって、
いろいろと供給してくれる対象であればいいのです
ブス女も信じる場合もあれば、もしかして既婚かと思っていても突っ込まない
事もあります
そうなると、本当に肉体関係を持っていても
『既婚者とは知らなかった』
『俺は独身と言い続けていた』
と、年の差のある独身同士の男女の交際と思わせていたので不倫には認定できない
という事になります
夫婦は破綻していると聞いている
また、夫は家庭がある事はブス女に伝えていたとしても、
『もう離婚する事は決まっている』
『夫婦は破綻していて、別居している』
と言って、安心させるケースもあります
もちろんそれは夫の勝手な言い分でしかありませんが、相手のブス女は
『そうなんだ、夫婦はもう終わっているなら奥さんから責められない』
という思い込みをするのです
その状況では、肉体関係があっても不貞の認定に持って行く事が難しいケースも
あります
不倫にならないパパ活への対処法
このように、不倫に認定できないパパ活も中にはあります
しかし、今後肉体関係に進むのは時間の問題だったり今の状況でも許せないという
方も数多くいます
そういう方は、今の状況でも相手のブス女にどうにかしたいという思いも出てきます
しかし、それは不倫の証拠もないのにどうすればいいかという事です
要は不倫の証拠がなくても、妻としては
‘苦痛を受けている‘
という状況を伝える事は当然の権利です
しかし弁護士はこの状況では、正直あまりお金にならないのでやりたがりません
そういう方が、私の所に来る事も珍しくありません
まずは、先ほどの慰謝料請求をする際同様にブス女の素性を摑まえるのは必須です
ブス女は不倫はなくても、パパ活をしている事を家族や恋人に知られるのは絶対に
嫌な事です
要は、そういう苦痛に対して自分で損害を求めるのです
ブス女がどこに住んでいて名前もわかってくれば、直接対決できるわけです
また、家族や職場にも伝えるというケースも出てきます
『このパパ活の事を、家族にも伝える』
『仕事先の人も、あなたがこんな事やっているとは知らないでしょう』
という事を言うとブス女にとっては怖い事ですから、迷惑をかけている事への謝罪
とある程度の
‘解決金‘
を払う事は珍しくありません
ブス女にとっては、そういう妻の迫力が一番怖いのです
仮にブス女が弁護士を使ってきても、妻の動きは止めようがないのです
ブス女の弁護士の言う事を、被害者は聞く義務はないのです
これは何度も言いますが、自分が弁護士を立ててでは難しいのです
自分でやるからこそできる事ですし、意味もあります
肉体関係を証明できなくても、ブス女が後ろめたい事について謝罪をする可能性
は少なくありません
夫婦を見直す
このようにパパ活の不倫は、ネット社会が広まれば広まるほど増えていくはずです
そこに妻である相談者が
『私はどうすればいいの』
と弱って手をこまねいていると、余計に夫と相手のブス女の思う壺です
やはり粘り強く、証拠やブス女の素性を掴む事が大事です
そこから毅然と対処をしていくと、夫に舐められていた自分が過去のものになって
行くのです
そういう意味でも夫のパパ活不倫は、夫婦の主導権を握る転機でもあります
それまでの夫への依存や過信や盲目的な信用を、払拭するのです
そこで、離婚も考える方もいるかもしれません
しかし、せっかく強くなった自分がいるのであれば、
『ここから私が夫婦を作る、私のやりたい夫婦を進める』
という信念を持って、まずは夫婦を続けるべきです
そこでどうしようもないという事であれば、納得して離婚できるのです
まとめ
パパ活の不倫はなかなか見つけにくかったり、対処がわからないというケースは
少なくありません
しかし相手のブス女の素性がわかりにくいというだけで、立派な不倫です
最初はどうしても何もできないという状況になりがちですが、しっかりと対処の
作戦を立てれば、必ず状況は好転します
また、それまでの夫婦の延長ではダメという事もわかってきます
その夫婦を変えるためにも、自分が強くなっていく事が大事です
カウンセリングでは不倫の対処は元より、相談者が強くなってもらう事を主眼に
アドバイスを送るのです
勇気を持って、まずは無料電話・メールでご相談ください
無料相談専用電話
15分ですが、真剣にお伺いします
日月火水木金土10時~18時
カウンセリング中でつながらない時があります。
申し訳ございませんが、時間を置いてかけなおしてください
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できれば、状況を詳しく入れてください、2日以内に返信します
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