公開日 2017年11月15日 最終更新日 2021年2月25日
夫婦カウンセラーの木村泰之です
日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者にカウンセリングを
受けてもらった後でももちろん感情の浮き沈みがあります
それではカウンセリングの意味がないのではと思う方もいるかも知れません
しかし、その浮き沈みを孤独だった時に比べてその幅が全然小さくなるのです
その幅が小さくなる事が非常に意味があるのです
『カウンセリングを受けて随分と楽になりました』
『私の中では全然違う感覚が入って、宿題をやっている間はそれに集中できます』
『苦しくなっても話ができて、その回答があるのは全然違います』
という言葉をよく聞くのです
そこには、風邪にかかってすぐ処方箋をもらって治すという感覚よりも、今までなまって
いた体を少しずつ鍛えて強くするというイメージです
私はよく相談者に
『不倫がいつ終わるかを気にしてはいけない、夫婦を続けるのであれば一生の戦いです』
『不倫が終わったからと言って安心しないでしょう、夫婦の体質改善をするのです』
『不倫をどうにかするのではなく、自分の弱さを強くするためのカウンセリングです』
と、夫の不倫に終始頭を取られている相談者の思考を変えてもらうのです
そこには、カウンセリングは
‘夫婦を自分が作る転機‘
という捉え方をしてもらいたいからです
それ位、自分の中にある夫婦ではこれからの人生を送ると辛くなるという事をはっきりと
認識してもらうのです
そのためには、頭にこびりついている自分の夫のイメージや夫婦の感覚、また非現実的に
なっている自分の思考をカウンセリングで何度も何度も更新してもらうのです
私の相談者は、カウンセリングを数か月とか数年受けている方も数多くいます
それは、気を抜くと甘く考えてしまう自分がすぐに元に戻ってしまうからです
『一人ではなかなか夫を厳しく見れません』
『やはり一人で考えても苦しいですが、カウンセリングを受けるとすぐに考え直して強く
なれます』
『カウンセリングでご紹介いただいた相談者とお話ししていると、落ち込んでもすぐに
話ができるので回復が早いです』
という言葉を聞きます
やはり、夫婦に点いた癖はその結婚期間と同じくらい矯正するのに時間がかかるのです
そう考えると、カウンセリングは心の体質改善を促す場でもあります
時間がいくらかかっても自分の人生で片時も忘れない夫婦の事ですから、それをじっくり
考えを作るのです
そういう腹を決めて夫婦に臨む、夫の不倫に立ち向かうと決めた相談者は、カウンセリング
を自分の修行の場のように捉えているのです
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