不倫の告白をされたらどうすればいい?証拠・慰謝料・離婚の選択肢
公開日 2025年3月23日 最終更新日 2025年3月23日
夫婦カウンセラーの木村泰之です
日頃夫婦について悩む相談者に接していますが、多くの方が夫の不倫を機に
人生がガラリと変わってしまった感覚に陥ってしまいます。
もし、夫に突然不倫の告白をされたらどうするか。
実際にそういう経験のある相談者もいます。
そういう時に、どうすればいいのかを知ってく事で、不測の事態でも最低限の不安で
済む事に繋がります。
はじめに
もし、配偶者からの突然の不倫告白を受けたなら、多くの人は強いショックを受け、
感情が揺さぶられるはずです。
そんな事は予想さえしていませんから、天国から地獄に突き落とされる感覚です。
「なぜ?」
「どうして今?」
「自分に責任があったのか?」
と、さまざまな思いが頭を駆け巡るでしょう。
しかし、その場の感情に流されてしまうと、今後の対応が不利になってしまうことが
あります。
不倫の告白を受けた際にすべきこと、証拠の確保、慰謝料請求の可能性、離婚を選択
するかどうかの判断基準などを解説します。
不倫を告白されたからといって、ただ許すだけではなく、今後の人生を守るために
必要な行動を取ることが重要です。
夫からの突然の不倫告白をどうするか?
不倫の告白には理由がある
夫が自ら不倫を告白するケースには、いくつかのパターンが考えられます。
罪悪感からの告白
→ 過ちを反省し、関係を修復したい気持ちがある場合。
離婚を有利に進めるための告白
→ 離婚を切り出すための布石として、自ら告白するケース。
不倫相手との関係を公にするための自白
→ 不倫相手との新たな人生を歩むために、あえて告白する。
配偶者の反応を試すための自白
→ どこまで許されるか、どんな対応をするか探る意図がある場合。
告白された時に避けるべき行動
不倫の告白をされたら、感情が乱れるどころの騒ぎではありません。
誰でも、頭が真っ白になるのは当然ですが、できる限り下記の事を頭に入れておく事
も大事です。
感情的になって怒鳴り散らす。
すぐに離婚を決める・決めさせる。
相手の言い分をすべて鵜呑みにする。
逆にすぐに許してしまう。
この段階では、
「すぐに結論を出さない」
ことが大切です。
冷静に状況を把握し、今後どうするべきかを慎重に考える必要があります。
ショックと混乱に冷静な判断をするには
不倫を告白された直後は、誰しも冷静でいることが難しいものです。
しかし、感情的になると、その後の対応に支障が出る可能性があります。
冷静になるためにできること
その場ですぐに結論を出さない
→ 「少し時間を置きたい」と伝え、感情を整理する時間を確保する。
一人で抱え込まない
→ 信頼できる友人や家族に相談し、客観的な意見を聞く。
書き出して整理する
→ 不倫を告白された経緯や、自分の気持ちを紙に書き出し、冷静に状況を整理する。
専門家の助言を求める
→ 弁護士やカウンセラーに相談し、法的な知識や心理的サポートを受ける。
この段階で最も大事なのは、
「自分を責めないこと」
です。
不倫をしたのは配偶者であり、あなたが原因とは限りません。
自責の念に駆られると、正しい判断ができなくなるため冷静さを保つことが重要です。
次のようなことを、なるべく頭に入れておく事が重要です。
✅ 不倫を告白されたときの受け止め方
✅ 感情的にならず冷静に対応するための方法
✅ 証拠を確保する重要性と具体的な方法
✅ 許す・再構築・離婚の選択肢と判断基準
✅ 慰謝料請求や法的手続きの基本知識
不倫の自白を受けたか事で悲しみに暮れているだけですと、辛いだけです。
また、衝動的に決断を下す必要はありません。
不倫の告白に確認すべきこと
不倫の告白をされた際、感情的になるのは当然ですが、まずは 何が事実なのを冷静に
確認することが重要です。
夫の言葉をそのまま受け入れるのではなく、
「本当にすべてを正直に話しているのか?」
「嘘やごまかしはないか?」
を見極めなければなりません。
夫の不倫の内容を整理する(いつ・どこで・誰と)
不倫の事実を正しく把握するためには、 「5W1H」 の視点で情報を整理することが
大切です。
① いつ(When)
どのくらい前から不倫をしていたのか?
何回くらい会っていたのか?
特定の日付(記念日や休日)に会っていたのか?
② どこで(Where)
ホテルなのか? 自宅なのか? 相手の家なのか?
出張先や旅行先で密会していた可能性は?
③ 誰と(Who)
不倫相手は誰なのか?(職場の同僚、昔の知り合い、SNSで出会った相手など)
相手の年齢、職業、配偶者の関係性を確認する。
④ なぜ(Why)
どうして不倫をしたのか?
不倫に至った理由を本音で語っているのか?
⑤ どのように(How)
どのように連絡を取り合っていたのか?(LINE・メール・SNSなど)
どのような手口で会っていたのか?(仕事を理由にしていたのか、友人に
協力を頼んでいたのか)
整理するポイント
できるだけ 客観的に記録する(感情を交えず事実だけを整理)。
録音やメモを取る(のちに証拠として使うことも可能)。
不審な点を洗い出す(話の矛盾がないか確認)。
相手の話を整理することで、 本当にすべてを話しているのかを見極めることが
重要です。
また、一回で全てを話す事はないので、何度か聞く必要があります。
しかし、間が空くと話さないようになるので、なるべく早く聞き取る事がポイント
になります。
嘘や隠し事の可能性を考える
不倫の自白は、必ずしもすべての事実を正直に話している とは限りません。
むしろ、できるだけ自分に有利な形で話そうとしている可能性があります。
自白の理由を鵜呑みにしない
夫が不倫を告白する理由には、次のようなケースが考えられます。
罪悪感から正直に話している → 本当に反省している場合もある。
離婚を有利に進めるために、先手を打っている。
不倫相手と再婚したいため、早く離婚したい。
配偶者に証拠を握られる前に、軽い内容でごまかそうとしている.
不倫を「もう終わったこと」として許しを得るために言っている。
嘘や隠し事の可能性
自白している内容の中に、都合の悪いことは隠している可能性があります。
例えば、
不倫期間を短く言っている(本当は1年以上なのに「2ヶ月だけ」と言う)。
不倫相手との関係を軽く見せている(「ただの遊び」「1回だけ」など)。
本当の不倫相手を隠している(職場の同僚ではなく、実は親しい友人や家族
ぐるみの知人だった)。
すでに不倫相手との間に子供がいる可能性もある。
これらの可能性を考慮し、本当に正直に話しているのかをしっかり確認する必要が
あります。
チェックポイント
矛盾がないかを確認する(以前の発言と違う内容になっていないか)。
不倫相手の情報をぼかしていないか(名前や職業、年齢などを明確に言わない場合
は要注意)。
「もう終わったこと」と強調していないか(本当に終わっているのか、証拠を確認
する必要あり)。
相手の話を冷静に分析し、 「まだ隠していることがあるのでは?」 という視点で
聞くことが大切です。
不貞証拠を確保するべき理由と方法
不貞証拠は、慰謝料請求や離婚の際の有利な条件を得るために絶対に必要です。
相手がどんなに反省した態度を見せても、言葉だけでは証拠にならないのです。
不貞証拠が必要な理由
慰謝料を請求するために必要(証拠がなければ請求は難しい)。
離婚調停や裁判で有利になる(証拠があれば自分の立場を守れる)。
相手が嘘をついたときに対抗できる(「そんなこと言ってない」と言われても
証拠があれば反論できる)。
不倫相手にも責任を問える(不倫相手にも慰謝料請求が可能)。
不貞証拠として有効なもの
証拠には、以下のようなものがありますが、一つでOKな場合もありますし合わせ技
で有効になる場合もあります。
カウンセリングで一緒に確認する事で、証拠能力もわかってきます。
LINEやメールのやり取り(不倫のやり取りが分かるもの)。
ホテルや不倫相手の家に出入りする写真・動画。
クレジットカードの明細やレシート(不倫相手との食事や旅行の履歴)。
通話履歴や録音データ(不倫を認める発言があるもの)。
相手が不倫を認めた文書やメモ(「不倫をしました」と書かせることも有効)。
不貞証拠を確保する方法
スマホのバックアップを取る(不倫のやり取りが消される前に保存)。
探偵に依頼する時もあります(ただ、焦って依頼するとボッタクリ会社もあり
ますのでカウンセリングで探偵紹介をします)
日記をつける(怪しい行動や不倫を自白した言葉をメモする)。
注意点
証拠を 違法な手段で取得しない(不倫相手の車にGPS装着等)。
証拠をすぐに相手に見せない(相手に証拠隠滅をさせないため)。
不倫を許す許さないのポイント
配偶者の不倫が発覚したとき、許すべきか、許さないべきかという選択に迷う人は
当然多いです。
しかし、 感情的に判断するのではなく、冷静に自分の立場や今後のことを整理する
ことが重要です。
冷静に自分の立場を整理する
① ショックで冷静な判断ができない時期を乗り越える
不倫の告白を受けると、ショックや怒り、悲しみなどの感情が一気に押し寄せて
きますので、精神的に不安定な状態で決断を下すのは絶対にNGです。
しばらく時間をおくことが大切。
すぐに許す・許さないを決めない。
数週間~数か月は感情を整理する期間と考える。
一度距離を置く(別居や一人の時間を作る)。
② 「自分にとって最も大切なものは何か?」を考える
不倫を許すかどうかを考える前に、
「自分が本当に大切にしたいものは何か?」
を整理することが必要です。
例えば、以下のような視点で考えることも必要です。
「夫婦関係を続けることが幸せか?」
「この人を信じて再構築する価値があるか?」
「子どもへの影響は?」(子どもがいる場合)
「不倫相手との関係は完全に終わるのか?」
「今後の生活をどうしていきたいか?」
③ 周囲の意見を聞くことも大切
家族や親しい友人に相談することで、 冷静な視点からのアドバイスを得ることが
できます。
ただし、 決断は最終的に自分自身でするものですから、惑わされ過ぎないように
しなければいけません。
一度の過ちだから許すは危険
夫から
「一度の過ちだった」
「二度としない」
と言われると、許そうかと迷うことも出てきます。
しかし、 一度の過ちだから許すことには、大きなリスクがあるということを理解
しておく必要があります。
不倫は習慣化しやすい
不倫を許されると 「また許してもらえる」と考え、再発しやすい。
一度許したことで、配偶者が罪悪感を感じにくくなる。
スリルや刺激を求める人は、繰り返しやすい。
本当に反省しているのか見極める
許すかどうかを判断する際、 相手が本当に反省しているのかをしっかり見極める
ことが大切です。
以下のような行動が見られた場合、 反省が不十分で再発の可能性が高い ので注意
が必要です。
もう終わったからと説明をあいまいにする。
不倫相手と完全に関係を断とうとしない(連絡を取り続ける)。
スマホを頑なに見せようとしない(隠し事が続いている可能性あり)。
謝るだけで、具体的な償いをしようとしない。
不倫を許すにはも条件が必要
もし夫婦関係を続けるという選択をする場合は、 必ず具体的な条件を設定する
ことが大切です。
許す場合の条件の例
誓約書を書かせる(今後、不倫をしたら慰謝料を支払うなど)。
不倫相手と連絡を一切取らないことを確認する。
スマホを定期的にチェックできるルールを作る。
夫婦カウンセラーにアドバイスを聞く。
一度の過ちだかと甘く考えると、同じ過ちを繰り返される可能性が高い ことを
理解し、慎重に判断することが大切です。
自分を責めない
不倫をされた側にもかかわらず、
「私が至らなかったのかもしれない…」
と自分を責めてしまう人は少なくありません。
しかし、夫が不倫をしたことは妻のせいではありません。
自分を責める心理の背景
不倫をされた側が自分が悪いのでは、と思ってしまうのには、以下のような心理が
関係しています。
「自分がもっと魅力的だったら…」という自己否定。
「相手を責めることで夫婦関係が壊れるのが怖い」という恐怖感。
「愛情があるからこそ、自分が悪かったことにしたほうが楽」という安易な考え。
幼少期の経験(親に怒られやすかったなど)等のフラッシュバックが起こる。
しかし、 不倫の責任はあくまでも不倫をした側にあります。
どんな理由があったとしても、 誠実な方法で解決せず、不倫という手段を選んだ
のは夫とブス女の問題 です。
自分を責める理由
不倫された側が心のダメージを回復するためには、 自分を否定しない事が重要です。
自分を責めるよりも、今後の選択肢に意識を向ける事が重要です。
夫婦カウンセラーのアドバイスを受ける事で、その意識が強くなります(心の傷を
癒すためにプロの力を借りる)。
自分を責めるのではなく、自分の納得を考えることが大切です。
不倫の償いを求めるための行動
夫が不倫をした以上、 何の償いもなく終わらせるべきではありません。
「もう終わったことだから」
「一度の過ちだから」
と 許してしまうと、不倫の再発や自分の精神的負担が増す可能性が高いのです。
夫に責任を取らせる方法、慰謝料請求の基本知識、夫婦関係を続ける場合のルール
作りをどうすればいいか解説します。
夫に責任を取らせる行動
不倫の責任を取らせる方法はいくつかあります。
離婚する場合と、夫婦関係を続ける場合 で取るべき対応が異なります。
離婚する場合の責任の取り方
離婚を選択する場合、 法的にしっかりと責任を取らせる ことが重要です。
✔ 主な行動
慰謝料請求(配偶者・不倫相手に対して)。
財産分与の交渉(不倫が原因の場合、有利になる可能性あり)。
親権・養育費の確保(子どもがいる場合は慎重に考える)。
離婚後に後悔しないように、 夫婦カウンセラーに相談しながら手続きを進めること
をおすすめ します。
夫婦を続ける場合の責任の取り方
離婚しない場合でも、 配偶者にしっかりと責任を取らせることが重要 です。
何のペナルティもなく許すと、 再発のリスクが高まります。
✔ 主な行動
誓約書を書かせる(再発時の罰則を明確にする)。
不倫相手と完全に関係を断たせる(連絡先削除・ブロック)。
不倫について真剣に話し合う時間を設ける。
夫婦カウンセラーのアドバイスを受ける。
夫婦関係を見直すには、 双方の具体的な行動が不可欠 です。
慰謝料請求の基本知識と進め方
慰謝料請求は、不倫の償いを求めるうえで重要な手段 です。
「離婚する場合」「離婚しない場合」どちらでも請求できます。
慰謝料の相場
慰謝料の金額はケースによりますが、 一般的な相場 は以下のとおりです。
✔ 慰謝料の相場
離婚しない場合:50万~600万円。
離婚する場合:200万~600万円(不倫の悪質性による)。
長期間の不倫・妊娠・中絶があった場合:600万円以上の可能性もあり。
上記は私の実際の相談者の実例に基づいています。
慰謝料を請求する相手
慰謝料は 配偶者・不倫相手のどちらにも請求可能です。
配偶者に請求:夫婦関係を続ける場合でも可能。
不倫相手に請求:配偶者と不倫相手の両方に責任がある。
※ 不倫相手が既婚者と知らなかった場合、責任を問えないこともあるので注意
が必要です。
慰謝料請求の流れ
✔ 手続きのステップ
不倫の証拠を集める(探偵の調査報告書、LINE・メール履歴など)。
内容証明郵便で慰謝料請求の通知を送る。
示談交渉(相手と話し合いで解決する場合も)。
裁判を検討する(話し合いが決裂した場合)。
裁判になると時間もお金もかかるため、 示談で解決するケースもありますが、
納得するために、本人訴訟で裁判にする方も少なくありません。
夫婦を続ける場合のルール作り
不倫を許して関係を続ける場合、 再発防止のためにルールを作ることが不可欠 です。
特に 「誓約書」の作成は、不倫再発を防ぐ上で効果的 です。
誓約書の作成
誓約書は法的効力を持たせるため、公正証書にするのが望ましいです。
✔ 誓約書に盛り込むべき内容
今後、異性と不適切な関係を持たないこと。
不倫を再発した場合の慰謝料の金額(300万~500万など)。
不倫相手との関係を完全に断つこと。
夫婦関係を続けるための努力(カウンセリングなど)。
公正証書にすることで、 再発時に慰謝料請求がスムーズにできます。
具体的な再発防止策
誓約書だけでなく、 実際の生活のなかで不倫を防ぐためのルール を決めることも
大切です。
✔ おすすめの再発防止策
スマホ・SNSのオープン化(お互いに隠し事をしない)。
定期的に夫婦の時間を作る(コミュニケーションを増やす)。
飲み会や異性との関わりについてルールを決める。
夫婦カウンセリングに通う(専門家のアドバイスを受ける)。
離婚を視野に入れる場合の対策
配偶者の不倫を許すのか、それとも 離婚を決断するのか、簡単に決められること
ではありません。
しかし、 不倫を告白したからといってすぐに許すのではなく、離婚という選択肢
も冷静に考えることが重要 です。
離婚するかどうかの判断基準
離婚を考える際、 感情的になって決めると後悔することがあります。
「もう裏切られたくない」
「傷ついたからすぐに離婚したい」
と思う一方で、
「本当にこれでいいのか?」
と迷う気持ちも出てきます。
離婚を決断するためには、 冷静に状況を整理することが大切 です。
✔ 離婚を決断する際のポイント
✅ 不倫が一時的なものか、継続的なものか
→ 一時の過ちではなく、長期間続いていたなら再発の可能性が高い。
✅ 配偶者が本気で反省しているか
→ 口先だけの謝罪でなく、行動で示しているか?
✅ 信頼関係が修復できるか
→ 不倫後も相手を信じることができるか?
✅ 自分の精神的負担が大きすぎないか
→ 不倫後の生活で、毎日疑いながら過ごすのは大きなストレス。
✅ 経済的に自立できるか
→ 離婚後の生活設計はできるか?
離婚するしないの理由を書き出して、客観的判断材料を明確にしておく事も重要です。
また夫婦カウンセラーのアドバイスを聞いて、判断材料を足していく事も重要です。
離婚に向けた準備とは
離婚を決断したら、具体的な準備を進める必要があります。
勢いで離婚すると、 後々不利な条件になったり、金銭的に困ったりする可能性がある
ため、しっかりと計画を立てることが大切 です。
財産分与の確認
✔ 対象となる財産
夫婦の預貯金
不動産(持ち家・ローン残債の確認)
車や貴金属、貴重品
保険・年金
株や投資信託
財産分与は 基本的に「結婚後に築いた財産は半分ずつ」 になります。
ただし、不倫が原因の場合、 有利に交渉できる可能性がある ため、財産のリスト
アップをしっかり行う事は必須です。
親権・養育費の取り決め
子どもがいる場合、 親権と養育費をどうするか も大切なポイントです。
✔ 親権の決まり方
日本では 母親が親権を取るケースが多い。
育児の実績がある方が有利になる傾向があります。
子どもの意思も考慮される(年齢が高い場合)。
✔ 養育費の相場 養育費の目安は、 収入に応じて算定表(裁判所が公表)で決まる
ことが一般的です。
平均的には、 1人あたり月2〜6万円程度 ですが、相手の収入によって変動します。
養育費は公正証書で残すことが重要ですが、離婚後に夫の収入減や、再婚による環境
の変化で減額の申し立てをしてくる事もあります。
その内容が認められると、当初の取り決め額より減る事もありますし、そもそも支払
いをしなくなる事も少なくありません。
そうなると、差し押さえ等をする事になりますが、必ず確保できるとは限らないので
養育費は長年になるので、絶対確保できるとは限らないと考えておくべきです。
面会交流のルールも事前に決めておく
面会もお互いの生活状況や距離、子供の意思などで現実的な頻度や場所を決める
事が重要です。
焦らず、 自分にとって最善の選択をしなければいけませんので、カウンセリングで
シミレーションをしておくと、心に余裕もできてきます。
まとめ
配偶者から 突然、不倫を告白されたとき、多くの人が ショックや怒り、悲しみで
冷静に考えられなくなります。
しかし、 そのまま受け入れたり、感情的に判断したりすることは危険 です。
特に大切なポイント を整理し、
「今、自分が何をすべきか」
を考える転機にする事が重要です。
自分の人生は、 自分自身が納得して決めるものですから、不倫されたから終わり
ではなく、 ここからどう生きるかを前向きに考えるのです。
そのチャンスが来たという思考の転換を、カウンセリングで一緒に作っていくと
人生が好転していきます。
相談実例
勇気を持って、まずは無料電話・メールでご相談ください
無料相談専用電話
15分ですが、真剣にお伺いします
日月火水木金土10時~18時
カウンセリング中でつながらない時があります。
申し訳ございませんが、時間を置いてかけなおしてください
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できれば、状況を詳しく入れてください、2日以内に返信します
3,000字入りますが、文字数を超えるとデータが届かない可能性があります。
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