旦那の態度が急に冷たくなったのは浮気が原因?悩む妻が取るべき対処

旦那冷たいと見えるワケ

公開日 2014年6月15日 最終更新日 2023年11月26日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

浮気した旦那の冷たい態度に悩む相談者にとって、その態度に心を痛める毎日が続くのは
本当に辛いものです

 

当の夫はなるべく妻に行動や心境をさとられないよう接触を拒みます

 

それを見た相談者は

 

‘私の事をそんなに嫌いなの’
あなたの本音はどこにあるの’

 

という気持ちにになっています

 

 

夫が急に冷たくなるケース

 

 

まず、夫が急に冷たくなるのはどういうケースなのか解説します

 

 

家で話をしなくなる

 

 

夫が冷たい態度を出すのは、まず会話が減る事です

 

それまでは子供の事や仕事の事等、普通に夫婦で話をしていたのが急に何も言わなく
なるのです

 

家に帰ってきて食事をしている最中も黙っていたり、食べ終わるとすぐに自分の部屋に
籠るようになります

 

『何かあったの?』

 

と聞いても、

 

『別に何でもない、少し疲れているだけ』

 

という返事に、最初はそれ程気に留めなかった妻もだんだん

 

『なにかおかしい』

 

という思いになってきます

 

 

帰宅が遅くなる

 

そういう状況から、次は帰宅時間が遅くなってきます

 

いつもであれば、帰ってくる時間でも

 

『今日は残業で遅くなる』
『会社の飲み会、食事は要らない』
『出先からまだ帰れない』

 

というように、それらしい理由を付けて遅くなっていきます

 

それも最初は仕方がないと思っていても、あまりにも回数が多い事に違和感を覚える
ようになります

 

 

土日出勤が増える

 

そして、その次には休日も家にいる時間が減ってきます

 

それまでは土日は家族で過ごしていることが殆どだったのが

 

『今は仕事が忙しい』
『とにかく平日だけでは間に合わない』
『会社の方がはかどる』
『休みの日は一人になりたい』

 

等と、とにかく家にいる時間を減らすようにします

 

 

家族の行事は参加しない

 

 

冷たくなる夫というのは家族とのかかわりを避けるわけですから、自然と家族の行事
には一緒にいないようにします

 

旅行も仕事と言ってなるべく一緒に行かなかったり一人早めに帰ろうとします

 

子供の学校の行事や親戚の付き合いも、妻に任せるようにします

 

また、結婚記念日やクリスマスや年末年始やGW等も、とにかく一人で行動し始める
のです

 

 

寝室を別にしようとする

 

 

夫が冷たくなる中では、特に妻には接触を避けようとします

 

最初は会話だけだったのが、体の距離も離そうとしてきます

 

一番如実に出てくるのは、寝室を別にする事です

 

『俺のいびきがうるさいと思うからリビングで寝る』
『帰りが遅くなって起こすと悪いから、一人で寝る』
『子供夜泣きがうるさくて寝れない、あっちで寝る』
『夜ゲームしたいから、俺は一人で後から寝る』

 

などと言って、とにかく寝室を別にしたがります

 

 

別居を言ってくる

 

 

しばらく冷たい時期が続くと、その次には別居を言ってくるケースは少なくありません

 

それは妻からすると、正直

 

‘青天のへきれき‘

 

です

 

『お前もわかっていると思うけど、うまくいっていないから別居したい』
『家にいても俺の居場所がないから、しばらく離れたい』
『俺たちもう難しいかも、一回離れて冷静に考えてみたい』

 

と、まるで妻も冷たくなっているかのように夫婦関係を持ち出して別居を提案してきます

 

 

別居を既定路線にするために、それまで冷たくしているようなところもあるのです

 

 

冷たい態度の夫の心理とは

 

 

このように夫は妻に距離を取るわけですが、言い方を変えると距離を縮められたくない
という心理が働いています

 

不倫をバレたくない

 

そこには妻を好きとか嫌いとか本音と建前とかではなく、隠している不倫を見つかりたく
ない一心です

 

なぜなら、何を言っても次々に質問される事を予測しているからです

 

不祥事を起こした会社が記者会見でがん首並べてじろもどろに返答して、結局深々と頭を
下げるだけという場面をよく見ます

 

夫は頭は下げませんが、結局は聞かれた事に対して言葉が見つからない点では同じです

 

夫の中では、不倫をしている事がバレるのを一番避けたいのです

 

 

1つ答えると10聞かれるのが怖い

 

 

夫が冷たい態度を取るのは、妻にいろいろと聞かれる事をおそれているからです

 

要は

 

‘1つ答えると、10聞かれる‘

 

というイメージがあるので、気持ちが八方塞で言葉なんて怖くて出せないのです

 

相談者が聞きたい

 

‘私の事をどう思っているの‘
‘なんで急に冷たくなるの‘

 

を追求しても、はっきりしないわけです

 

夫の中では、好き嫌い、本音と建前の区別は明確にはありません

 

とにかく、

 

‘妻には聞かれだすと太刀打ちできない‘

 

とだけ思っています

 

そこに、相談者が二者択一の質問をぶつけると

 

‘うるさい、そういうお前が嫌なんだよ‘

 

と返ってきます

 

要は、妻の質問があまりにも心を探ってくる恐怖に

 

‘どっちだっていいだろう、そんな事‘

 

という態度になっているのです

 

 

怖い顔をしていればビビるはず

 

 

その夫の行動は妻の洞察力を恐れている反面、

 

『俺が怖い顔していれば大丈夫だろう』

 

と、タカを括ってる心理があります

 

それは夫の中で、どこかで妻をコントロールできる対象にしているのです

 

簡単に言えば、夫は普段から妻を下に見ている

 

そうでなければ、不倫なんてできないのです

 

 

妻を敵とみなしている

 

 

しかしそうは言っても、妻の何かしら感付く能力を非常に強くビビっているのです

 

それは今までの恋人の時から、何か自分が後ろめたい事をしていると

 

『どうかしたの?』

 

と、少しの違和感でも嗅ぎ分ける嗅覚を知っているからです

 

その妻には自分が冷たくする事でしか、異変を隠せないのです

 

だからこそ、人生でも一番の冷たい態度を出すのです

 

冷たい態度の奥底には

 

『俺の事を探られるわけにはいかない』
『俺の実態を知ろうとするのは妻であっても敵だ』
『絶対に俺の事を暴かれてはやばい』

 

という危機感の現れです

 

不倫が後ろめたい

 

夫が冷たい態度や虚勢を張る事だけでごまかすのは、今までの妻のカンの鋭さをよくよく
知っている証拠なのです

 

その妻のカンが自分を見透かしているという、危機感と言うか恐怖が夫には常にあるのです

 

夫の冷たい態度に隠れている心理は、

 

‘後ろめたさ‘

 

でしかありません

 

『こんな事を妻にバレたらどうすればいいのか』
『俺はマズイ事をやっている、本当にマズイ』

 

という心理が、妻の前では自然に堅い態度や雰囲気を作っているのです   

 

今まで見せたことがない夫の姿に、惑わされてはいけないのです

 

 

冷たい夫にどう対処するのか

 

 

では、急に冷たくなっている夫に妻としてどう対処すればいいのか

 

夫の心理を見抜く

 

こういう時には、夫のアバウトな感覚に無理に聞き出す自分を止めて弱い自分を出して
いると見抜くのです

 

夫は世の中で妻の視線が一番怖いのです

 

それを、相談者である妻がよくわかっているはずです

 

しかし、一度旦那が冷たい態度を出すと

 

『私が何かしたのかしら』
『私は夫を怒らせたのかしら』
『私はどうすればいいのだろうか』

 

という事が先に頭に出るのです

 

それでは不倫をしている後ろめたさを、一生懸命隠している夫には見えないのです

 

そもそも最近まで普通に過ごしていた夫が、急に変わるのは妻の見えない所で何かが
あったのです

 

それをどうにかしてごまかしたい、隠したいのです

 

それを見抜くのは、夫の態度だけを見ていてはわからないのです

 

 

持ち物検査をする

 

 

私の相談者も、夫がおかしいと思っていても確証がない時にどうするかと言えば

 

`持ち物検査‘

 

をするのです

 

カバンや財布やスマホ、スーツのポケット等をくまなく探します

 

もちろん、それは夫婦の中では正当な行動です

 

その中で必ずと言っていいほど

 

『あの態度の原因はこれだったのか』

 

という事が出てきます

 

夫はまずは態度で妻を寄せ付けない事を考えます

 

しかし、持ち物は結構ルーズな管理と言うか

 


『何で隠さないのだろう』
『これで隠したつもりなのだろうか』

 

というほどに、不倫を想像させるモノを持っているケースが多いのです

 

それだけ夫の頭は、あまりにもずさんだという事です

 

要は

 

‘頭隠して尻隠さず‘

 

というような状態です

 

 

確実な不貞証拠を掴む

 

持ち物からいろいろな事がわかってきますが、そこから確実な不貞証拠を掴む必要が
出てきますし、妻としても掴みたいという気持ちになります

 

確実な不貞証拠というのは、隠れている不倫相手のブス女との

 

‘肉体関係`

 

を証明するものです

 

例えば、ラブホテルの出入りの写真や裸で抱き合っている顔がわかる写真や、夫が不倫を
自白する念書などです

 

他にもカーセックスしている時の音声ですとか、不倫旅行の宿泊先の宿泊証明書なども
有効になる可能性が高いのです

 

逆に言えばラインの会話やプレゼントや手紙だけでは、

 

 

‘弱い証拠‘

 

になってしまいます

 

確実な証拠を確保するためにも、いろいろな手を尽くす必要があります

 

それをカウンセリングの中でアドバイスをして、行動してもらっているのです

 

また、どうしても自分では取れないという場合には探偵を使うケースも出てきますが
そこで焦って飛びついてはいけません

 

やはり探偵もピンキリですから、中にはボッタくりもあります

 

私の相談者の中でも、300万円から500万円を払わせられているケースもあります

 

探偵については知らない人が殆どですから、その中で選ぶとなるとリスクがあります

 

そうならないためにもカウンセリングの中で選ぶポイントをアドバイスし、また安心
できる探偵を紹介しています

 

*探偵の紹介は継続的にカウンセリングを受けている方に行っています

 

証拠の取り方については、下記の記事をお読みください

浮気調査の尾行を自分でやる!高額な探偵は使わず確実な証拠を掴む方法

 

不貞証拠を元に慰謝料請求をする

 

 

確実な不貞証拠を掴んだ場合には、妻には夫と不倫相手のブス女に対して慰謝料請求
の権利が生まれます

 

その慰謝料請求は

 

‘不貞の事実を知ってから3年‘

 

という期限がありますので、注意が必要です

 

また、夫とブス女のどちらか一人に請求する事もできますし二人同時でも構いませんし
離婚をセットにする請求もあれば、とりあえず請求だけというケースもあります

 

また慰謝料請求は大きく分けて二通りあり、弁護士を使うケースと自分で行うやり方で
それぞれにメリットとデメリットがあります

 

このように慰謝料請求をするに際しても、いろいな事を考えておく必要があります

 

慰謝料請求について詳しい内容は、下記の記事を参照ください

 

不倫相手ブス女に示談の慰謝料相場や増額ポイント、弁護士使う使わない?

 

慰謝料請求以外にすべき事

 

このように夫の冷たい態度に隠れているものが不倫とわかり、法的に慰謝料請求を
すると、ある程度の苦痛が減る事は確かです

 

しかし、全て納得いくのかと言えばそれはノーです

 

『また不倫するのでは』
『まだ続いているのでは』
『私が甘かったのでは』

 

と、次に思い浮かぶ事が出てきます

 

そういう意味では、慰謝料請求だけで納得や安心する事はないのです

 

ではどうすればいいか

1.不倫相手の家族や職場に実態を伝える

 

今のご時世では不倫相手であるブス女を、慰謝料請求だけでは排除できない事は少なく
ありません

 

それくらいは覚悟していたり以前にもそういう修羅場をくぐっているので、いろいろと
手を打ってきます

 

一番は夫に自分を守らせるようにして、慰謝料も夫に払わせるというパターンです

 

そうなると慰謝料をブス女が払うわけでもありませんので、全然反省もないどころか
夫との結託が強まって図に乗ります

 

そういう事を考えると、ブス女が一番嫌なのは慰謝料請求される事ではなく親や職場に
不倫の実態がバレる事です

 

それができるのは妻しかいません

 

この不倫で多くの人が迷惑をしているし、職場にも嫌な思いをしている同僚がいたり、
顧客にも申し訳ないという理屈があります

 

それを妻が声を上げる事で、この不倫で一番強い対処になる可能性は高いのです

 

しかし、そんな事をするとよく弁護士が名誉棄損になる可能性があるので、やめた方が
いいという事を言います

 

しかし、よく考えればブス女のどこに名誉があるのかという事です

 

仮に名誉棄損をされたとしても、裁判ではそのブス女からの言い分は認められないか
もしくは認められても、数万円の判決が出てくる程度です

 

弁護士もその程度とわかっていて、自分たちにいらいしてもらいたいという気持ちや
下手に動かれると弁護士資格が失われる可能性が出てくるので、必死に止めます

 

正直、その程度を恐れていては本当にブス女にとっては何も痛くもかゆくもない状況
になります

 

そこに踏み込む事で、ブス女はかなりダメージを追う事になります

 

2.子供にも状況を伝える

 

次に夫に対して何をすればいいかという事になりますが、子供がいる家族であれば子供
の年齢や性格にもよりますが、この不倫実態を伝える事も大きな意味があります

 

正直子供には話すのは怖いとか、ショックを受けるのではという心配をする方も少なく
ありません

 

しかし、小学校の子供でも父親の不倫に気づいているケースは少なくありません

 

また家族の空気が悪くなっている状況に、何も説明されない方が子供の精神状態に
支障をきたす事が往々にしてあります

 

しかし、そこから

 

『パパは不倫をしている、ママはしっかりと戦うから大丈夫』

 

と、実態と母親の決意を話すと

 

『わかった、何かできる事があればやる』
『これですっきりした、ちゃんと言ってもらってよかった』

 

という表情が出ます

 

そして、母親と子供の正義のタッグがあほな事をしてい父親には一番強力なダメージ
になるのです

 

 

夫婦を見直す

 

 

最初はいきなり理由もなく冷たくなった夫には、どうしても自分に非があったのでは
ないかと思わせられてしまうケースが多いわけです

 

しかし、当の夫は冷たければ冷たいほど

 

『俺の悪事を暴かれてしまう、絶対に見抜かれてはいけない』

 

という、必死にごまかす心理があるのです

 

その悪い事をしている夫に、自分が引け目を感じるなんてありえないのです

 

やもすると、その夫のアホな演技を真に受けると自分を卑下してしまい

 

『私の事を嫌いになったんだ』

 

と自分を責めてしまい、逆に夫にはすがってしまう状況になります

 

しかし、そうなるには上記のような事が隠されているケースが多いのです

 

しっかり自分の中で

 

『夫は私を嫌いではなく、察しがいい事が怖いんだ』

 

と、まるでイタズラを親に見つからないようにしている子供を見透かす意識がいる
のです

 

それをカウンセリングの中で、しっかりと理解してもらう事が大事なのです

 

そこから夫の弱さを実感すれば、

 

『こんな夫に弱らされているなんてあり得ない』

 

という、強い自分を作る転機になるのです

 

不倫の後ろめたさから、わざと冷たい態度を出している夫の後ろで生きていても
何のための人生なのかわからないのです

 

『アホなブス女に踊らされて、私を弱らせようとする浅はかな男』
『私がビビるとでも思っているのか、こんなバカな男に負けるわけがない』
『こんな演技をしてでも、ブス女の手下に成り下がっている情けない男』

 

と、夫より自分が強く現実的に生きている信念を貫くのです

 

 

まとめ

 

このように旦那の冷たい態度は、自分にとって自分を強くするちょうどいい宿題
でもあります

 

その宿題を逃げずに読み切った自分が、一番肯定できる自分なのです

 

夫は妻に稚拙な行動で、その場しのぎの逆ギレや言い訳をする生き物です

 

それをオッサンの見た目とビジネス用語で煙に巻く態度に、惑わされてはいけない
のです

 

そこから、不倫を見抜いて対処すると

 

『こんな事で私は悩んでいたのか、バカらしい』
『夫は家族を簡単に裏切れる人間だった』
『陰にいたブス女のひどさに驚いた』

 

という自分がいます

 

それまでの、

 

‘夫に嫌われたくない‘
‘夫に距離を取られたくない‘
‘夫に飽きられたくない‘

 

という自分から、

 

‘夫を嫌うのは私‘
‘夫に近寄りたくないのは私‘
‘夫に飽きているのは私‘

 

という自分に変わるのです

 

そこから、今までの夫に過信していた夫婦をやめる決意をし、そこから人生を、

 

‘自分が主役‘

 

に変えるのです

 

関連記事

‘旦那冷たい‘の解説をします(第一回)‘冷たい態度を出せば不倫を悟られないという浅はかさ‘

 

You Tubeでの解説もありますので、併せてご覧ください。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。