公開日 2019年5月27日 最終更新日 2024年6月13日
夫婦カウンセラーの木村泰之です
私のブログを読んでいただく方で、検索キーワード上位に入るのは
ため息ばかりつく夫
です
それは夫はどういう心理なのか?
また、それを見て相談者はどういう思いなのか?
三回にわたって解説しますが、まず第一回をお送りします
Table of Contents
夫がため息ばかりつく理由
そもそも夫はなぜ、どういう心境で妻の前でため息をつくのか
それは、
自分で自分の尻が拭けない現状
に対してです
妻の顔を見ても
『俺がやっている事を言えるわけもない』
と、何もわかっていない妻に、自分一人が妻とブス女の狭間で
`あっち立てばこっち立たず`
というニッチもサッチもいかない自分がいるのです
ブス女の前では、ため息はつかない
しかし、ブス女の前ではため息はつかないのです
なぜなら、ため息でもつこうものなら
『そんなに私が嫌なんだ』
と、いろいろと爆発されて面倒になるのです
妻には夫婦という枠組みでつながっているので、その分甘えているのです
夫がため息をつくのは、自分の弱さやふがいなさを妻にため息を通して出しているのです
それこそが夫婦を勘違いして
『俺の弱さをわかって欲しい』
という、だらしなくもみっともない自己保身があるのです
男の自己保身は、虚勢か弱さ
男の場合の自己保身は、虚勢を張るか弱さを見せるかのどちらかです
そのうちの虚勢を張る自己保身は、よく見る姿でもあります
しかし、もう一つの弱さを見せるという自己保身は
『俺はこんなにも弱い男なんだ』
という、自分でもがいて頑張ろうという姿勢は見せないのです
その夫は情けない自分を捨てようとしないのですから、とにかく始末が悪いのです
妻には
- 『俺の事は放っておいてくれ』
- 『俺にかまうな、俺なんてダメな奴だから』
- 『俺はもう何をしても生きていく価値なんてない』
という惨めな自分を出すのです
それを出すのも妻には出してもいい、出しても許されるという自分勝手な甘えです
心のどこかに妻には
- 『俺はストレスで不倫をしてしまった』
- 『俺は誰にもわかってもらえず、やむなく不倫をせざるを得なかった』
- 『俺の苦しみをわかってくれるのは彼女だけだった』
というように、
苦しい表情を出す事で不倫の悪事をごまかそうというこすい思いがあるのです
そういう夫が甘える事は、言い換えるとできる事を放棄しているという事です
いや、できる事ではなくやらなければいけない事を放棄しているのです
それこそを、ため息というサインで出しているのです
それは妻に依存しているとも言えるのです
妻は夫に依存しているという自己評価をしていますが、実は夫は夫で妻に依存しているのです
「同情を誘うサイン」という見立てが必要
ため息を
`嫌われているサイン`
とだけ捉えてはいけないのです
‘同情を誘うサイン‘
という見立てが必要なのです
その夫のサインに妻が黙りこくったり、腫物に触るような態度をしているとさらに
- 『俺はとにかく何もしたくない』
- 『俺にもっと気を遣え』
- 『俺を大事にしろ』
と、それこそわがままなボンクラ亭主に成り下がるのです
そういう姿を子供が見ていたら、どう思うのか?
- 『クラスにこんな子がいたら、絶対に嫌われる』
- 『誰も相手にしない、アホじゃないかと思われるだけ』
- 『自分で頑張れよと冷ややかに見られるだけ』
という見方をするはずです
子供の世界でも、一人いじけていたり努力をしていないならシカトの対象です
それを大の大人の夫が、妻に対してやっているのです
ため息をつくアホな夫の甘えを見抜く
本来であれば、
『大人が子供の前でため息なんてつくな』
というべきところを、
『私が夫を孤独にさせているかも』
と思っている勘違いをやめなければいけないのです
そこから、アホな夫の甘えを見抜く事で夫婦を幼稚にしない自分にするのです
夫のため息は言葉にできない情けない姿でしかないのです
仕事の事は偉そうに言っても、不倫については何も言えず態度でしか出せないのです
その夫の事を、
‘強い‘
と勘違いしていた自分をやめるのです
もちろん夫のため息は、妻にとっては精神衛生上非常に悪いものでしかありません
それを夫はよくわかって出している
その情けない夫の思惑を、見抜く力が妻には必要なのです
妻を見下げる子供だましの夫を見下げる
相談者は最初は夫のため息の原因が自分にあるのでは、という勘違いをしています
しかし、それが夫の自作自演の子芝居だと分れば
- 『ため息をつくならつけばいい、私は何とも思わない』
- 『そんな事で弱る私はもういない、バカな男』
- 『ため息ついている自分が本当にかっこう悪いとわかっていない、いつまでも
やっていればいいじゃない』
という、夫を見切る妻になっていくのです
夫を過保護に
『私が悪かった、あの人をわかってあげていなかった』
と思っていた自分が、
『このバカな男が私に甘えているだけ』
という真実にたどり着くのです
そこから夫のため息が、いかに子供だましの演技だったのかを知るのです
夫は自分の愚行を棚に上げて、夫婦や自分に大いに甘えているのです
妻には何をしてもいいという位に、舐めている合図がこのため息なのです
そういう、夫の心理を読む事が非常に大事です
夫は自分のため息で、妻を見下げているサインを出しているのです
しかし実際は妻が夫を見下げるべき立場ですから、自分からため息を出してもいい
ようなものです
『私の方がため息をつきたいわ、子供から見てもバカにされる父親に成り下がって
いる事をしっかりわからせる』
という自分を作るのです
ブス女の指令で出すため息になんて弱っている場合じゃない
夫のため息は本当に苦しい時には、それとわかるものです
仕事や人間関係で悩んでいる時のため息は、
『どうすればいいのだろうか』
という、苦悩の表れです
しかし、このフェイクのため息には
- 『俺が呆れていると、妻に思わせるだけ』
- 『ため息を聞かせる事で、諦めさせる』
- 『妻が嫌がるように、大げさに出す』
という、本当に姑息な考えで出しているのです
それも、陰に隠れるブス女に
- 『奥さんは弱っているの?』
- 『夫婦仲良くしないでね』
- 『あなたの事を一番に思っているのは私』
という、暗示をかけられているからこそです
その、不倫の構図から生まれているだけのため息に、
- 『ブス女の指令で出すため息になんて、弱っている場合じゃない』
- 『ため息を出すのは、全てブス女の策略なんだ』
- 『ブス女の前で必ずため息をついてやる』
と、見透かす実力を付けるのです
その中で、夫が
『あれ、全然弱らないどうしたんだろう』
と、焦るところを見る妻になるのです
You Tubeでの解説もありますので、併せてご覧ください。
勇気を持って、まずは無料電話・メールでご相談ください
無料相談専用電話
15分ですが、真剣にお伺いします
日月火水木金土10時~18時
カウンセリング中でつながらない時があります。
申し訳ございませんが、時間を置いてかけなおしてください
無料メール相談
できれば、状況を詳しく入れてください、2日以内に返信します
3,000字入りますが、文字数を超えるとデータが届かない可能性があります。
ワード、メモ帳などに一度保存して、コピー&ペースト入力下さい
有料相談メニュー
夫婦カウンセラーによる、人間関係改善のための具体的行動アドバイスを行います
メールマガジン
『夫婦カウンセラー木村泰之 浮気した夫の頭の中』
無料:毎日午後13時+α配信
『夫婦問題カウンセラー木村泰之男女の法則』
まぐまぐメルマガ(無料:毎週日曜日3時配信)
相談実例
記事を読むためには、アメンバー申請が必要となります