ため息ばかりつく夫を解説(第一回)【夫は夫婦と自分に甘えている】

公開日 2019年5月27日 最終更新日 2024年3月26日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

私のブログを読んでいただく方で、検索キーワード上位に入るのは

 

ため息ばかりつく夫

 

です

 

それは夫はどういう心理なのか?

 

また、それを見て相談者はどういう思いなのか?

 

三回にわたって解説しますが、まず第一回をお送りします

 

夫がため息ばかりつく理由

 

 

そもそも夫はなぜ、どういう心境で妻の前でため息をつくのか

 

それは、

 

自分で自分の尻が拭けない現状

 

に対してです

 

妻の顔を見ても

 

『俺がやっている事を言えるわけもない』

 

と、何もわかっていない妻に、自分一人が妻とブス女の狭間で

 

`あっち立てばこっち立たず`

 

というニッチもサッチもいかない自分がいるのです

 

ブス女の前では、ため息はつかない

 

 

しかし、ブス女の前ではため息はつかないのです

 

なぜなら、ため息でもつこうものなら

 

『そんなに私が嫌なんだ』

 

と、いろいろと爆発されて面倒になるのです

 

妻には夫婦という枠組みでつながっているので、その分甘えているのです

 

夫がため息をつくのは、自分の弱さやふがいなさを妻にため息を通して出しているのです

 

それこそが夫婦を勘違いして

 

『俺の弱さをわかって欲しい』

 

という、だらしなくもみっともない自己保身があるのです

 

男の自己保身は、虚勢か弱さ

 

 

男の場合の自己保身は、虚勢を張るか弱さを見せるかのどちらかです

 

そのうちの虚勢を張る自己保身は、よく見る姿でもあります

 

しかし、もう一つの弱さを見せるという自己保身は

 

『俺はこんなにも弱い男なんだ』

 

という、自分でもがいて頑張ろうという姿勢は見せないのです

 

その夫は情けない自分を捨てようとしないのですから、とにかく始末が悪いのです

 

妻には

 

  • 『俺の事は放っておいてくれ』
  • 『俺にかまうな、俺なんてダメな奴だから』
  • 『俺はもう何をしても生きていく価値なんてない』

 

という惨めな自分を出すのです

 

それを出すのも妻には出してもいい、出しても許されるという自分勝手な甘えです

 

心のどこかに妻には

 

  • 『俺はストレスで不倫をしてしまった』
  • 『俺は誰にもわかってもらえず、やむなく不倫をせざるを得なかった』
  • 『俺の苦しみをわかってくれるのは彼女だけだった』

 

というように、

 

苦しい表情を出す事で不倫の悪事をごまかそうというこすい思いがあるのです

 

そういう夫が甘える事は、言い換えるとできる事を放棄しているという事です

 

いや、できる事ではなくやらなければいけない事を放棄しているのです

 

それこそを、ため息というサインで出しているのです

 

それは妻に依存しているとも言えるのです

 

妻は夫に依存しているという自己評価をしていますが、実は夫は夫で妻に依存しているのです

 

自己保身に走る不倫夫7つの特徴、妻としてどう対処すべきか解説

 

 

「同情を誘うサイン」という見立てが必要

 

ため息を

 

`嫌われているサイン`

 

とだけ捉えてはいけないのです

 

‘同情を誘うサイン‘

 

という見立てが必要なのです

 

その夫のサインに妻が黙りこくったり、腫物に触るような態度をしているとさらに

 

  • 『俺はとにかく何もしたくない』
  • 『俺にもっと気を遣え』
  • 『俺を大事にしろ』

 

と、それこそわがままなボンクラ亭主に成り下がるのです

 

そういう姿を子供が見ていたら、どう思うのか?

 

  • 『クラスにこんな子がいたら、絶対に嫌われる』
  • 『誰も相手にしない、アホじゃないかと思われるだけ』
  • 『自分で頑張れよと冷ややかに見られるだけ』

 

という見方をするはずです

 

子供の世界でも、一人いじけていたり努力をしていないならシカトの対象です

 

それを大の大人の夫が、妻に対してやっているのです

 

不倫脳とは何か?原因と効果的な対処法5選を夫婦カウンセラーが解説 

ため息をつくアホな夫の甘えを見抜く

 

 

本来であれば、

 

『大人が子供の前でため息なんてつくな』

 

というべきところを、

 

『私が夫を孤独にさせているかも』

 

と思っている勘違いをやめなければいけないのです

 

そこから、アホな夫の甘えを見抜く事で夫婦を幼稚にしない自分にするのです

 

夫のため息は言葉にできない情けない姿でしかないのです

 

仕事の事は偉そうに言っても、不倫については何も言えず態度でしか出せないのです

 

その夫の事を、

 

‘強い‘

 

と勘違いしていた自分をやめるのです

 

もちろん夫のため息は、妻にとっては精神衛生上非常に悪いものでしかありません

 

それを夫はよくわかって出している

 

その情けない夫の思惑を、見抜く力が妻には必要なのです

 

妻を見下げる子供だましの夫を見下げる

 

 

相談者は最初は夫のため息の原因が自分にあるのでは、という勘違いをしています

 

しかし、それが夫の自作自演の子芝居だと分れば

 

  • 『ため息をつくならつけばいい、私は何とも思わない』
  • 『そんな事で弱る私はもういない、バカな男』
  • 『ため息ついている自分が本当にかっこう悪いとわかっていない、いつまでも
    やって
    いればいいじゃない』

 

という、夫を見切る妻になっていくのです

 

夫を過保護に

 

『私が悪かった、あの人をわかってあげていなかった』

 

と思っていた自分が、

 

『このバカな男が私に甘えているだけ』

 

という真実にたどり着くのです

 

そこから夫のため息が、いかに子供だましの演技だったのかを知るのです

 

夫は自分の愚行を棚に上げて、夫婦や自分に大いに甘えているのです

 

妻には何をしてもいいという位に、舐めている合図がこのため息なのです

 

そういう、夫の心理を読む事が非常に大事です

 

夫は自分のため息で、妻を見下げているサインを出しているのです

 

しかし実際は妻が夫を見下げるべき立場ですから、自分からため息を出してもいい
ようなものです

 

『私の方がため息をつきたいわ、子供から見てもバカにされる父親に成り下がって
いる事をしっかりわからせる』

 

という自分を作るのです

 

 

ブス女の指令で出すため息になんて弱っている場合じゃない

 

 

夫のため息は本当に苦しい時には、それとわかるものです

 

仕事や人間関係で悩んでいる時のため息は、

 

『どうすればいいのだろうか』

 

という、苦悩の表れです

 

しかし、このフェイクのため息には

 

  • 『俺が呆れていると、妻に思わせるだけ』
  • 『ため息を聞かせる事で、諦めさせる』
  • 『妻が嫌がるように、大げさに出す』

 

という、本当に姑息な考えで出しているのです

 

それも、陰に隠れるブス女に

 

  • 『奥さんは弱っているの?』
  • 『夫婦仲良くしないでね』
  • 『あなたの事を一番に思っているのは私』

 

 

という、暗示をかけられているからこそです

 

その、不倫の構図から生まれているだけのため息に、

 

  • 『ブス女の指令で出すため息になんて、弱っている場合じゃない』
  • 『ため息を出すのは、全てブス女の策略なんだ』
  • 『ブス女の前で必ずため息をついてやる』

 

と、見透かす実力を付けるのです

 

その中で、夫が

 

『あれ、全然弱らないどうしたんだろう』

 

と、焦るところを見る妻になるのです

 

不倫夫とブス女に待ち受ける因果応報8選、夫婦カウンセラーが解説

 

You Tubeでの解説もありますので、併せてご覧ください。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。