`養育費払うから離婚してくれ‘の金に執着する夫が損しないカラクリ

‘養育費払う‘は金に執着する裏返し

公開日 2019年8月12日 最終更新日 2024年3月4日

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者の心の中には
夫に対する気持ちだけが充満しているわけです

 

それは家族やママ友や親兄弟等の、それまでの人間関係はとにかく後回しになって
いる状態です

 

『お前とオレとは無理だから』
『俺にはもうお前とはやっていく意思はない』
『早く俺と別れよう、お前もその方がいいだろう』
『何で俺に固執するんだ、お前はお前の人生を進めばいいだろう』

 

というような態度です

 

その夫に

 

『ああそうですか、わかったから別れましょう』

 

となる妻はいません

 

〔浮気された妻の離婚〕は結婚と同様誰かに言われてするものではない

 

仮に慰謝料や財産分与を3000万払うと言われてもノーです

 

なぜなら、今までの生活をお金に換算なんてすぐにはできないのです

 

それは夫が一番よくわかっているのです

 

損得やお金に執着を見せるのは夫の方です

 

それを

 

『○○○万払うから別れよう』

 

なんて言う事自体、自分の損得が入っているのです

 

自分でお金を払うのに、損するような事なんてするわけない

 

それを妻も普段の生活からわかっているのです

 

『こいつがおいそれとは自分が損してまで、お金を払うわけがない』

 

という読みがいるのです

 

それをどこをどうとち狂うのか

 

『これだけ払うというなら、別れてもいいかも』

 

という自分がいるのです

 

しかし、それで確約して離婚したとしても約束したお金を払うわけがない

 

なぜなら、慰謝料や財産分与はともかく養育費は何年何十年に渡るローンと同じです

 

それを踏み倒す事が殆どですし、仮に払う意思があったとしても元夫に結婚して子供
ができれば減額請求してそれが通るのです

 

司法は

 

`新しく生まれてきた子供には罪はない`
`ない袖は振れぬ`

 

を基準にして、かつて取り決めした養育費は実質空手形にするのです

 

それをバカな夫はお金に固執しているので、悪徳弁護士に養育費は踏み倒せる事を聞いて
いるのです

 

だから、平気でいくら払うから離婚してくれと言ってくるのです

 

そういう夫のお金の執着が子供の将来を見守る事より大きい事を見抜かなければいけない

 

『この男はそれ位は平気でやる』

 

という読みがない相談者は後で泣きを見る事になるのです

 

夫婦だろうが何だろうが、人の心理を読むという処世術を身に付ける転機なのです

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。