慰謝料請求を〔弁護士〕に依頼する前に【自分でできる作戦】がカウンセリング

弁護士の前にカウンセリング

公開日 2020年5月16日 最終更新日 2024年2月28日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

多くの相談者が夫の不倫が発覚するとどういう行動を取るのかと言えば、いくつかパターンがあります

その中で、探偵に証拠を撮ってもらって次に弁護士を使ってブス女に慰謝料請求をするケースです

もちろん、それは被害者である妻の権利でもあります

それを行使するという事は問題有りません

 

慰謝料請求を弁護士に依頼する前に、自分でできる作戦がカウンセリング

しかし、それをやっている途中で私の所にカウンセリングを受けに来る方も珍しくないのが現実です

もしそれで納得しているのであれば、私の所に来る事はないはずです

しかし、多くの方が来るという事は

  • 『自分の考えている方には行っていない』
  • 『こんな事になるとは思わなかった』
  • 『全然納得いかない』

という思いがあるからこそです

 

ではなぜそうなるのか

それは

‘弁護士を使う‘手段と目的‘

が真逆になっているのです

 

弁護士という職業何か

私の解釈で言えば

‘終わった苦痛に対しての代償をお金で取る人間‘

という事です

 

どういう事かと言えば、

『そんなひどい事があったんですね、それは絶対に慰謝料請求した方がいい』

と、とにかく終わった事に対してそれを穴埋めする作業です

 

弁護士の陳述書も、事実こういう被害を受けたという過去形で書かれています

という事は、今後未来の夫婦の事をどうにかする職業ではないのです

要はもう終わった犯罪に対して、お金で代償を求める事だけをするのです

それをやらなければ弁護士は仕事として成り立たないのです

 

しかし、

『慰謝料請求をすれば二人は別れますか』

という依頼者の質問に、弁護士は

『そういう別れるケースもありますよ』

という答え方をします

 

弁護士は「不倫を終わらせるのは自分の仕事ではない」と思っている

要は確約できませんし、不倫を終わらせるなんて自分の仕事ではないと思っているからです

しかし、自分に依頼させたいのでその希望がある可能性を曖昧に言うだけです

 

もちろん不倫を終わらせる事ができる人は存在しません

総理大臣だろうが天皇だろうが、

自衛隊でも警察でもバカ二人の不倫をやめさせる強制力なんて持っていません

妻だって24時間監視できるわけではない

 

そう考えると、弁護士に依頼する目的は

‘お金を取る‘

事でしかないのです

 

そこに、不倫をやめさせる手段として弁護士に飛び付いている相談者が、

自分の想像とは違った事を依頼した後に気付いて

  • 『弁護士と話をしてもお金の事しか言ってきません』
  • 『私としては不倫をやめてくれると思って依頼したのに、意味がない』

と私のところに来るのです

 

そういう相談者に

  • 『そもそも弁護士はそういう職業です、お金を取る事しかできないのは当然です』
  • 『あなたの目的は慰謝料請求をする事ではないでしょう、あなたが夫婦の主導権を握る事のはずです、その目的を果たすには弁護士を使うのは全く意味がない』

と説明して初めて

『初めにここに来ればよかったです』

という言葉が出てきます

 

私がいつもお話しするのは、夫の不倫が出た時にすべき事は

‘夫婦の主導権を握る‘

事に尽きるのです

 

慰謝料請求をはそのための手段でしかない

そして、その請求に弁護士をはじめから使っては納得なんてないのです

なぜなら一旦依頼してしまうと、弁護士の言う通りにしておまかせになるのです

 

もちろん、途中でブス女に対決したくなっても絶対にさせません

もし依頼者が勝手に対決されたら、弁護士は資格はく奪になるかもしれないので、強く止めるのです

 

カウンセリングの中で、自分が夫婦の主導権を握るための作戦を立てる

要は何をするにしても弁護士が足かせになるのです

それを依頼する前にカウンセリングの中で説明すると

『勇み足にならなくて良かったです』

という反応が来ます

 

仮に依頼してから気付いた方も、

『自分の弁護士が邪魔になる』

と言って、解任する人もいます

 

そして、そこからカウンセリングの中で自分が夫婦の主導権を握るための作戦を立てるのです

もちろん、その一つに自分で慰謝料請求をする事も具体的にアドバイスするのです

 

そういう鼓動を続けていくと、弁護士に依頼する事なんて正直本当に狭い範囲とわかります

自分でできる事がカウンセリングの中で増えているという実感が、人生を前に向く思考に変えていくのです

 

弁護士を理解せずに慰謝料請求を委任した後で気付いても遅い事

 

You Tubeでの解説もありますので、併せてご覧ください。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。