行儀悪い延長が不倫と見ると夫が真面目で優しくても関係ないとわかる

行儀の悪い夫

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃夫の不倫に悩む相談者にとって、その自分の知っている夫が一番やってほしく
ない事をしているわけです

 

それはどの相談者誰もが感じる事です

 

自分の知っている夫と現実のギャップに苦しむ

 

 

そして、相談者を苦しめる要因に

 

  • 『あの真面目な夫が』
  • 『何で、家族思いの夫が』
  • 『そんなはずはない、堅物な夫が』

 

というように、自分の知っている夫と現実のギャップです

 

それは当然の事で、毎日仕事に行って帰ってくる夫を見ている中で想像つかない

 

また、そもそも知り合ってから長年見てきている夫です

 

大丈夫私はしっかりとチェックしたという自分がいる

 

 

結婚を決めたのも

 

  • 『この人なら信頼できる』
  • 『大丈夫、私はしっかりとチェックした』
  • 『この人も私を幸せにしてくれると言った』

 

 

というように、上から下まで知っているという自負があったからこそです

 

しかし、その自信をもろくも打ち砕かれているのです

 

現代人の生態を知る

 

 

そこから、どうすればいいのか

 

それは、

 

‘現代人の生態‘

 

を知る事です

 

真面目で実直な相談者が選んだ夫ですから、真面目で優しくて仕事も頑張るわけです

 

その夫と不倫が結びつかないというのは、自分の思い込みなのです

 

現代人は何かと体を持て余している

 

 

不倫というのは、言い方を換えると

 

‘白い目で見られる‘

 

という事です

 

普通に考えると、誰でもそんな事をするはずがありません

 

しかし、現代人は何かと体を持て余しています

 

どういう事かと言えば、昔は

 

  • ‘礼儀‘
  • ‘作法‘
  • ‘挨拶‘

 

等を、非常に重視していました

 

いわゆる行儀です

 

その行儀を躾けていましたから、少し油断すると

 

  • 『肘をついてご飯食べない』
  • 『足をぶらぶらさせない』
  • 『ちゃんと真っ直ぐ向いて』

 

というように、親に言われたものです

 

 

日常生活に型がなくなっている

 

 

しかし、今はそういう風習があまり重視されずにいます

 

すると、つい体を持て余して貧乏ゆすりをしたりスマホを見ながら食事しています

 

そうなると、日常生活に

 

‘型‘

 

がなくなるわけです

 

そこにネット全盛の時代で、倫理を無視した情報交換や文化がいつでもどこでも結合
するのです

 

 

俺だけじゃないし見つからなければいい

 

 

そうなると、礼儀作法もくそもない行儀の悪い人間が

 

  • 『不倫位誰でもやっている事』
  • 『俺だけじゃないし、見つからなければいい』
  • 『見つかってもそれがどうしたの』

 

という、開き直りが出てくるのです

 

不倫するのに性格なんて関係ない

 

 

昔のように、礼儀を身に付けていた日本人が今は

 

『そんな作法があるんだ』

 

程度の意識になっているのです

 

その体を持て余している延長が不倫という見方をすると、性格なんて関係ないのです

 

  • 『夫は真面目だけど、礼儀はあまりできていない』
  • 『優しい旦那だけど、少し失礼な事を言う』
  • 『主人は実直だけど、落ち着きがない』

 

というように、性格とは関係ない生態がある事を思い出すのです

 

旦那があほな事をするのは当然に思えてきた

 

 

その生態の延長に、この不倫があるとわかると

 

『うちの旦那があほな事をするのは、当然に思えてきた』

 

という思考に変わってくるのです

 

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。