不倫は〔監督・脚本・演出〕ブス女で〔主演〕不倫脳夫で〔一人観客〕妻の構図

不倫の構図を見抜く

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃夫の不倫に悩んでいる相談者にとって、いろいろなしがらみが出てきて頭の中を
整理できない状況に陥っています

 

夫の不倫があまりにも想定外という当然の心理

 

 

なぜ整理できないのかと言えば、もちろん夫の不倫があまりにも想定外という事が
まず大きな理由です

 

それは誰もが

 

  • 『うそでしょう、こんな事になるなんて』
  • 『あり得ない、あの人が浮気するなんて』
  • 『信じられない、私には想像できない』

 

という思いです

 

それは当然の思いですが、それ以外にも整理がつかない要因があります

 

同士だった夫が悩みの発信源になっている

 

 

それは、今まで何かあった時に解決のために一緒に考えてくれていた夫です

 

つまり自分にとっては同士のような立場の人間です

 

それが夫婦というものです

 

その同士である夫が、

 

‘悩みの発信源‘

 

になっている事です

 

不倫は夫と自分の1対1の敵対ではなく実際は2対1の構図

 

 

つまり、2人ではいろいろな事を考えていた状態から1人で考えるようになったという
事は、
1対1対1で力が相殺されてしまっているのです

 

それだけではありません

 

不倫というのは、水面下に必ずブス女がいますから実際は1対1ではありません

 

2対1という、妻にとっては数的不利の構図です

 

表向きは夫が妻に敵対している1対1を演出されれいますから、1対1であれば

 

  • 『私が悪かった、ごめんなさい』
  • 『本当にあなたを大事にしてこなかった』
  • 『もっと優しくしていれば良かった』

 

と、謝れば何とかわかってくれるのではという心理です

 

ブス女と結託に気付いてもらうのがカウンセリング

 

 

しかし、実質はブス女と結託しているのですから2対1のパワーバランスで弱らせられて
いるのです

 

その実態に気付いてもらうのが、カウンセリングです

 

  • 『夫だけ見て、糸引くブス女の影響の大きさを分からないままではいけない』
  • 『結局ブス女が夫に入れ知恵をして、あなたを弱らせているのです』
  • 『夫はブス女の操り人形、伝書鳩のようなものですよ』

 

という説明を重ねているうちに

 

  • 『だんだんわかってきました、夫ばかり見ていてわかりませんでした』
  • 『夫の言葉だけで信じていました、本当にバカでした』
  • 『結局私は夫だけでなく、ブス女にも舐められていたのですね』

 

という事に気付くのです

 

不倫の構図は監督脚本演出ブス女で主演不倫脳夫で一人観客が妻

 

 

そこから自分を苦しめる元は夫のみならずブス女、いやブス女が

 

‘監督、脚本、演出‘

 

で、アホな大根役者の不倫脳夫が

 

‘主演‘

 

で、その夫の子供だましの演技を見ている自分一人が騙されていた

 

‘観客‘

 

という実態を見抜くのです

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。