夫婦カウンセラーの木村泰之です
日頃夫婦について悩む相談者に接していますが、多くの方が夫の不倫を機に
人生がガラリと変わってしまった感覚に陥ってしまいます
最初不倫された側は大きなショックを受け、怒りや悲しみが出ます
しかし、そこから時間の経過と共に
「何かしらの制裁をしたい」
と考えるのは自然なことです。
しかし、感情的に動いてしまうと、望んでいた結果にならず、自分自身が後悔する
こともあります。
不倫制裁の目的を明確にし、後悔しないためのポイントを解説していきます。
Table of Contents
不倫制裁する目的を明確に
「不倫制裁」という言葉を聞くと、「不倫した夫や相手に仕返しをすること」と考え
がちですが、本来の目的は自分自身が納得できる解決をすること です。
不倫制裁の主な目的
配偶者の不倫が発覚すると、時間の経過と共に悲しみやショックから怒りや憎しみ
も出てきます。
そうなると、
「この苦痛を晴らしたい」
という思いから、下記のような制裁をイメージしてきます。
夫や不倫相手に反省させる → 再発防止や道徳的責任を取らせる。
精神的・経済的なダメージを与える → 慰謝料請求や社会的制裁。
自分の気持ちを整理し、前に進む → 離婚・再構築の判断材料を得る。
これらの思いは、目的が何かで取るべき行動は変わってきます。
たとえば、
「夫に反省させたい」
のであれば、家庭内での対応を重視するべきですし、
「不倫相手に償わせたい」
のであれば、慰謝料請求や法的手段を取る事を考えます。
重要なのは、冷静に優先順位やタイミングを計って目的を考えることです。
感情的にならず冷静な対処
不倫を知った直後は、怒りや悲しみ、絶望感に襲われますが、その感情のまま制裁を
実行してしまうと、思わぬトラブルを招く可能性があります。
そうならないためにも、いろいろと作戦を考える事が重要です。
感情的な行動が招くリスク
違法行為につながる可能性があります。
(不倫相手への暴言・SNSでの晒し行為 → 名誉毀損で逆に訴えられる)
夫婦関係がさらに悪化する。
(感情的な責め方をすると、夫が開き直る可能性がある)
冷静に証拠を集められず、慰謝料請求が不利になる。
(不倫の証拠がなければ法的手段が取れない)
冷静になるための対策
すぐに制裁を実行せず、まずは時間を置く。
信頼できる友人や夫婦カウンセラーに相談する。
「最終的にどうなりたいか」を考えてから行動する。
不倫問題は一時の怒りではなく、長期的な視点で解決することが非常に大切で、制裁
はあくまでも、その後の夫婦のための手段というとらえ方をすべきです。
制裁の方法を選ぶポイント
感情を整理した上で、実際に制裁を実行する前に確認すべきポイントを解説します。
制裁方法とは
不倫制裁には、大きく分けて
「法的な手段」
「精神的なアプローチ」
の2種類があります。
法的手段というのは、慰謝料請求で不倫相手や夫に経済的責任を取らせる事になります。
精神的なアプローチというのは、夫には夫婦関係の見直しや別居・再構築・離婚などが
考えられ、不倫相手には社会的制裁として家族・職場に知らせる事等が挙げられます。
証拠は揃っているか?
とは言え、どのような制裁をするにしても不貞の証拠がなければ
「やった・やってない」
の水掛け論になり、不利になる可能性がありますので証拠の確保は重要です。
証拠として有効なもの
✅ LINE・メール・SNSのやりとり
✅ ホテルの領収書・クレジットカードの明細
✅ 探偵による調査報告書
✅ 不倫の事実を認めた録音・書面
法的手段を取る場合は、特に
「不貞行為(肉体関係)の証拠」
が重要です。
単なる
「仲が良さそうなLINE」
では証拠として不十分な場合があります。
制裁後の自分の人生をどうしたいか?
制裁を考えるときに忘れてはいけないのが、
「その後の自分の人生」
です。
離婚するのか?再構築するのか?
不倫相手に復讐することで、得られるものは何か?
制裁によって自分がスッキリするのか?それともストレスが増えるのか?
「やられたからやり返す」
という気持ちは必要ですが、それだけで心が満たされるわけではありません。
制裁を実行する前に、
「自分にとって最善の選択は何か?」
を冷静に考えることが大切です。
法的手段での制裁(慰謝料請求)
不倫の制裁方法の中で、最も法的に認められた正当な手段が慰謝料請求です。
慰謝料を請求することで、不倫をした夫や不倫相手に対して金銭的責任を取らせる
ことができます。
慰謝料の基本知識や請求先の選択、裁判と示談の違いについて解説します。
不倫慰謝料の基本|請求できる条件と相場
慰謝料とは?
慰謝料とは、精神的苦痛に対する損害賠償金です。
不倫が原因で婚姻関係が破綻した場合や、夫婦の信頼関係が損なわれた場合に、
慰謝料を請求できます。
慰謝料を請求できる条件
以下の条件を満たしていれば、不倫慰謝料を請求することが可能です。
✅ 法律上の婚姻関係がある(事実婚でも請求できる場合あり)。
✅ 不倫相手と配偶者が肉体関係を持った証拠がある(LINEのやりとりでは弱い)。
✅ 不倫によって精神的苦痛を受けたと証明できる(夫婦関係悪化、別居した等)。
証拠がないと慰謝料請求は難しくなるため、事前に証拠収集や、LINE・メールの保存
が重要です。
慰謝料の相場
慰謝料の金額はケースによって異なりますが、一般的な相場は以下の通りです。
夫婦関係を継続する(離婚しない) 50万円~250万円。
離婚する(婚姻関係が破綻) 200万円~600万円。
上記は、私の実際の相談者が手にした慰謝料の金額です。
慰謝料は、不倫の期間や悪質性、夫婦関係の破綻度合いによって変動します。
ただし、上記は弁護士を使う場合の相場ですから、自分で請求する場合にはこの
相場にこだわらない金額で請求できます。
不倫相手・配偶者のどちらに請求?
不倫相手に請求する場合
✅ 配偶者と不倫相手の両方に責任があるため、不倫相手へ慰謝料請求できます。
✅ 直接交渉・示談を持ちかける事も出来ます。
✅ 相手が支払いを拒否する場合は裁判に発展する可能性もあります。
不倫相手の職場や家族に知られることを恐れて、示談で早期解決もあります。
配偶者(夫)に請求する場合
✅ 夫が家庭を裏切った責任を取らせるために請求可能です。
✅ 夫に対して請求することで、関係修復か離婚かを選択する材料になります。
✅ 夫の給与から慰謝料を分割で支払わせることも可能です。
もちろん同居していても請求はできますし、慰謝料は共有財産ではなく請求者の個別
の財産になりますから、夫婦間で請求しても意味がないという解釈は誤りです。
両方に請求することも可能
不倫は 「共同不法行為」 にあたるため、夫と不倫相手の両方に請求可能です。
ただし、どちらか一方から慰謝料を受け取った場合、もう一方には希望額では請求
しづらくなる事もありますので、注意が必要です。
本人訴訟と弁護士依頼|どちらを選ぶ?
慰謝料請求をする方法として、
「弁護士に依頼する」
か
「本人訴訟をする」
かの2つの選択肢があります。
弁護士に依頼するメリット・デメリット
✅ 法的手続きの負担を軽減できる。
✅ 交渉や裁判のプロが対応するため、精神的には楽。
✅ 不倫相手との直接対決を避けられる。
❌ 弁護士費用が高い(30万円~50万円+成功報酬)
❌ 弁護士に任せる分、相手に何か伝える事が制限される。
本人訴訟のメリット・デメリット
✅ 弁護士費用がかからないため、コストを抑えられる。
✅ 自分のペースで進めることができる。
✅ 不倫相手との交渉も自分で管理できる。
❌ 書類作成や裁判手続きの負担がある。
❌ 相手の弁護士に気後れしてしまう。
弁護士なしでも慰謝料請求は可能ですが、裁判をする場合は手続きの難しさを理解して
おく必要があります。
しかし、当法人では本人訴訟のサポートも随時行っており、相談者の7割以上の方が
本人訴訟で慰謝料請求をしています。
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示談での慰謝料請求も可能
裁判をしなくても、示談によって慰謝料を請求することが可能です。
示談交渉のメリット
✅ 裁判より早く解決できる。
✅ 弁護士を使わなくても対応できる。
✅ 相手が職場や家族に知られたくない場合、スムーズに話が進むことが多い。
示談交渉の際は、慰謝料支払いに関する合意書や公正証書を作成 し、後々トラブルに
ならないようにすることが重要です。
示談交渉の注意点
❌ 相手が支払いを拒否する可能性がある。
❌ 法的拘束力がないため、支払いが滞るリスクがある。
❌ 感情的になりすぎると話し合いが決裂する。
示談の際は、公証人等に書類作成を依頼すると、より確実な対応ができます。
✅ 不倫慰謝料は、法的に認められた制裁手段のひとつ。
✅ 不倫相手・配偶者どちらにも請求できるが、一方に支払わせると片方には請求不可。
✅ 弁護士を使うと安心だが、本人訴訟でコストを抑えることも可能。
✅ 裁判ではなく、示談交渉で解決する方法もある。
慰謝料請求をする場合は、証拠をしっかり集め、感情的にならず冷静に進めることが
カギになります。
夫への制裁|関係を見直す方法
夫の不倫が発覚したとき、多くの人が
「何かしらの制裁を与えたい」
と考えます。
しかし、単に感情的になって行動すると、夫婦関係がさらに悪化したり、逆に不倫相手
との関係を深める結果になりかねません。
ここでは、夫にしっかりと反省させ、関係を見直すための効果的な方法を解説します。
夫に反省させるための効果的アプローチ
夫に
「不倫をしたことの重大さ」
を理解させ、心からの反省を促すためには感情的な責め方ではなく、理性的かつ効果的
な方法 を選ぶことが重要です。
冷静な態度で話し合う
感情的になって責めるのではなく、証拠を示しながら冷静に話すこと が重要です。
✅ 「あなたが不倫したことで、私はこういう気持ちになった」
✅ 「私たちの関係をどうしたいと思っているのか?」
✅ 「信頼回復のために、あなたはどう行動するつもりなのか?」
感情的に怒鳴るよりも、静かに追及する方が夫にはプレッシャー になります。
「制裁」を課す(別居・経済制裁・家族会議など)
夫が不倫を軽く考えている場合は、何かしらのペナルティを示すことで反省を促せます。
✔ 別居を検討する → 「関係を見直すために距離を置く」と伝える。
✔ 家計管理の見直し → 生活費を制限することで、家庭の大切さを理解させる。
✔ 家族会議を開く → 夫の親や兄弟に相談することで、夫が責任を感じやすくなる。
制裁を与えた後は、夫の態度を見極めることが大切 です。
本当に反省しているのか、それとも時間が経てばまた裏切るのか慎重に判断する事は
言うまでもありません。
家庭内でできる制裁(別居・家計管理の見直し)
家庭内でできる制裁は、感情的な復讐ではなく、
「夫に不倫の重みを理解させる」
ための手段として有効です。
別居をする
一時的な別居は、夫にとって大きなプレッシャー になります。
✅ 家庭の大切さを実感させる。
✅ 「戻りたければ、誠意を見せるべき」と伝える。
✅ 冷却期間を設けて、今後の選択を冷静に考える。
別居するときは離婚する意思があるのか、関係修復を目指すのかを明確にしておく
ことも場合によっては必要です。
とは言え、とにかく距離を置きたいという思いで別居する事もあります。
そういう時には、本当に夫婦をどうしたいかを冷静に考える環境になります。
家計管理を見直す
経済的な面で夫に負担をかけることで、不倫の代償を感じさせることができます。
✔ 夫の小遣いを減らす(浪費を防ぐ)。
✔ クレジットカードの使用履歴をチェックする(不倫資金を遮断)。
✔ 貯金を自分名義に変更する(将来のリスクに備える)。
不倫には「金銭的な自由」が大きく関わっています。
経済的に制限をかけることで、不倫をしにくくする環境を作ることも一つの手です。
離婚or再構築?選択肢と判断基準
夫の不倫が発覚したとき、
「離婚するか、関係を修復するか」
で悩む人が多いのは確かです。
もちろん、簡単に決まる事ではありませんし、決めてはいけません。
それぞれのメリット・デメリットを考慮し、自分にとって最善の選択をすべきです。
離婚を選ぶ場合のメリット・デメリット
✅ メリット
✔ 精神的なストレスから解放される。
✔ 新しい人生をスタートできる。
✔ 慰謝料や財産分与で経済的な補償を得られる。
❌ デメリット
✔ 経済的に不安が残る場合がある。
✔ 子供がいる場合、親権や養育費の問題が発生する。
✔ 周囲の反応が気になる(特に親族や職場)。
再構築を選ぶ場合のメリット・デメリット
✅ メリット
✔ 家庭を維持できる(子供のためにもなる)。
✔ 夫が本当に反省していれば、より良い関係を築ける。
✔ 経済的な安定を確保しやすい。
❌ デメリット
✔ 夫を信じることが難しくなる。
✔ また裏切られる可能性がある。
✔ 再構築には時間と努力が必要。
どちらを選ぶかは、夫の態度と自分の気持ち次第ですが、決まらないうちは
「修復というよりも離婚しない、自分の気持ちを無理に動かさない」
という決めでいいのです。
夫の再犯を防ぐためにできること
一度不倫をした夫が、また浮気を繰り返すケースは少なくありません。
今後の再犯を防ぐために、しっかりと対策を取ることが重要です。
夫に誓約書を書かせる
「もう二度と不倫しない」という意思を明確にさせるために、誓約書を作成する
のも効果的です。
✔ 再度不倫した場合、慰謝料を増額する。
✔ 夫が自分の意志で約束したことを記録する。
✔ 法的に効力を持たせるため、公正証書にすることも視野に入れる。
夫の行動を可視化する
不倫を防ぐために、夫の行動パターンを見直し、透明性を確保 することも大切です。
✔ スマホのロックを解除させる(お互いにオープンにする)。
✔ 飲み会や出張の報告を義務付ける。
✔ 帰宅時間や休日の過ごし方をチェックする。
信頼関係を築き直すためにも、隠し事をなくすルールを作る ことがポイントです。
夫婦関係を改善する
夫が再び不倫に走らないためには、夫婦関係そのものを見直すことも大切です。
✔ 定期的に夫婦の時間を作る(散歩・買い物・趣味・旅行など)。
✔ 夫の不満やストレスを理解する。
✔ お互いに「必要とされている」と感じられる関係を築く。
夫が「家庭が一番大切だ」と思える環境を作ることで、不倫再発の抑止力になります。
不倫相手への制裁|後悔させるための対応
不倫が発覚した際、不倫相手に対して
「制裁を加えたい」
「後悔させたい」
と考える人は少なくありません。
しかし、感情的に行動してしまうと、逆に自身が法的な責任を問われることも
ありますので、合法的にできる制裁の方法やリスク回避策について解説します。
合法的にできる不倫相手への制裁とは?
不倫相手への制裁として、法律に触れずにできる主な方法には以下のようなもの
があります。
慰謝料請求
最も一般的かつ合法的な制裁方法は、不倫相手に対する慰謝料請求です。
不倫慰謝料の相場
数十万円~300万円程度(ケースによる)。
慰謝料請求の条件
配偶者と不倫相手が 肉体関係を持っていること(不貞行為)。
故意または過失があること(不倫相手が配偶者の既婚を知っていた場合)。
慰謝料請求は内容証明郵便で行うのが一般的ですが、状況によっては最初から訴訟を
提起する事もあります。
不倫相手との接触禁止・誓約書の作成
「もう二度と配偶者に近づかない」ことを約束させる 誓約書を作成する。
書面には、万が一接触した場合の 違約金(例えば100万円など)を明記することで
抑止力を持たせる。
不倫相手の婚約者・配偶者への通知(合法的な範囲内)
不倫相手が婚姻している場合、その配偶者に事実を伝えるのも一つの方法です。
ただし、意図的に名誉を傷つけるような言動は名誉毀損にあたる可能性があるため、
慎重に対応する必要があります。
職場・家族にバラすリスクは?名誉毀損にならない方法
不倫相手の職場や家族への通知のリスク
職場や家族にバラす行為は、名誉毀損やプライバシー侵害に該当する可能性があります。
特に
「社会的評価を低下させる目的」
で広めると、問題が起こる可能性があります。
名誉毀損にならない方法
不倫相手の家族や職場に伝える場合、以下ポイントを守るとリスク回避しやすいです。
事実を淡々と伝える(「不倫しました」と事実のみ)。
感情的な表現を避ける(「最低な人間」「会社を辞めさせるべき」などの表現はNG)。
公の場では言わない(SNSなどで発信すると名誉毀損になりやすい)。
SNSや口コミを利用した制裁は要注意
SNSでの晒し行為は違法になる可能性
不倫相手の写真や個人情報を晒すと プライバシー権の侵害に当たる可能性が出てきます。
「不倫した〇〇を許さない」
などの投稿はNGです。
口コミやネット掲示板への投稿のリスク
企業の口コミサイトや掲示板に不倫相手の情報を書き込むのは 業務妨害罪に問われる
可能性あり、IPアドレスを特定されると、書き込み主が訴えられるリスクも出てきます。
精神的ダメージを癒す方法
不倫が発覚すると、大きな精神的ダメージを受けるのは当然です。
怒りや悲しみ、裏切られたショックから抜け出すのは簡単ではありません。
「制裁を加えたのに気持ちが晴れない」
「どうしても忘れられない」
という人も少なくありません。
制裁しても気持ちが晴れない対処法
制裁がゴールではないと理解する
制裁や慰謝料請求をしても「過去」は変えられないわけですから、怒りをエネルギーに
しすぎると、自分自身が疲弊します。
「相手を苦しめても、自分の幸せには直結しない」
ことを意識する。
しかし、ダメなものはダメを一回はやらなければ納得もありませんから、制裁を
与えた後では、一旦冷静に考えてその後のすべき事を選択する事が大事です。
✅ 気持ちの整理法
→ 「自分の人生のために前を向くことが最善」と切り替える思考が大事です。
「今の自分の感情」を書き出す
不倫によるダメージを受けた人は、感情がぐちゃぐちゃになっていることが多いので
自分の今の気持ちを書き出す事で頭の整理に繋がります。
✅ 書き出すべきポイント
✔ 何が一番つらいのか。
✔ どんな感情が残っているのか(怒り・悲しみ・喪失感など)。
✔ これからどうなりたいのか。
→ 文字にすることで、自分の気持ちと向き合いやすくなるのです。
「制裁は必要悪」と考える
被害を受けている自分からすると、制裁を課すのは必要悪という考えを持つ事も
非常に重要です。
何かしらの苦痛を被っているから、それを消化するために行っているのです。
✅ 実践方法
「制裁を課すのはある意味正当防衛」 という意識を持つ。
「苦しんでいる人から相談を受ければ、制裁も必要」と言っている。
→ やりたい事ではなく、必要な事と考えると自分の心が軽くなるのです。
夫婦カウンセラーの活用
どんな人がカウンセリングを受けるべき?
何をしても気持ちが晴れない。
不倫のショックから立ち直れない。
人間不信になり、新しい恋愛や結婚が怖い。
✅ こんな症状がある場合は要注意
✔ 夜眠れない・食欲がない(ストレスによる身体症状)。
✔ 毎日気分が落ち込み、無気力になる(うつ状態の兆候)。
✔ 「自分は価値がない」と感じる(自己肯定感の低下)。
→ 無理に一人で抱え込まず、専門家の力を借りるのが大切です。
夫婦カウンセラーは、様々な悩みを持っている方に対峙していますので、自分が
よくわからない事を、順序だてて説明してすべき行動をアドバイスします。
新しい人生を歩むための心構え
「希望を持つ事」が最大の処世術
不倫されたことによる 「怒り」や「悲しみ」ばかりにとらわれると、もらい事故に
人生を棒に振ってしまうようなものです。
「私は私の希望を作る」
と決めることが重要です。
✅ 意識を変えるための考え方
✔ 「不倫のせいで人生が壊れた」ではなく、「自分の納得を探せる」と考える。
✔ 「過去に復讐する」のではなく、「抑えていた自分を解放する」と決める。
→ 自分を「不幸な被害者」のままにしないことが大切で、自分がやろうと思う事を
する転機にすべきです。
自分を優先する習慣を作る
「他人のため」ではなく「自分のため」に時間を使う。
自分がやろうと思う事を後回しにしない。
自分の決断が何でも指針という思考にする。
✅ 実践例
✔ 自分の意欲が湧く事に取り組む。
✔ 新しい人間関係を築く(コミュニティ参加・友達との時間を増やす)。
✔ 心の中で取り組む事とやめる事をはっきりさせる。
→ 「過去の傷に囚われる時間」より、「未来を楽しむ時間」を増やす。
「理想の未来」を具体的に描く
不倫されたことが、今後の人生に必要以上にトラウマにならないようにする。
「これからどう生きたいか?」を明確にする。
✅ 具体的な行動
✔ 「○年後にこうなりたい」という目標を設定する。
✔ 新しい人間関係作りに意欲を出す。
✔ 「過去に戻りたい」ではなく、「未来をどう良くするか」に集中する。
→ 「隠れていた自分」を見つけることが、一番の希望になる。
不倫による精神的なダメージは深刻ですが、時間の経過と共に必ず回復できます。
✔ 制裁をしても気持ちが晴れないときは、「自分の希望」に目を向ける
✔ カウンセリングを活用し、心を整理するのも有効
✔ 過去にとらわれず、新しい人生を楽しむための行動を始める
不倫されたことは「人生の終わり」ではなく、「新しい自分の始まり」のチャンスと
捉えるべきで、未来を変えられるのは自分の行動と選択です。
相談実例
勇気を持って、まずは無料電話・メールでご相談ください
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日月火水木金土10時~18時
カウンセリング中でつながらない時があります。
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