公開日 2018年1月3日 最終更新日 2021年2月25日
夫婦カウンセラーの木村泰之です
日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者にとって夫はまさしく
人生の伴侶という位置づけですが、その伴侶というのはお互いに困った時に助け合ったり
励ますようなイメージの関係です
いや、もっととにかく何かあっても二人で力を合わせて何でも乗り越える最後の砦のような
関係と捉えています
しかし、現実には夫はそんな事をすっかり無視して不倫をしているわけです
『俺とお前は終わっているから』
『もう俺には構わないでくれ、もう嫌なんだよ』
『いつまでも俺にすがらないでくれ、もう十分やってきただろう』
という夫婦で困った事を一緒に乗り越えいるどころか、妻に大きなショックを与えている
存在なのです
その夫には何をしても聞き入れてもらえないような絶望感が襲うのです
その中では、周りの友人知人に相談したとしても
『もうあきらめた方がいいよ、私なら離婚する』
『もらうものもらって新しい人生進んだ方がいいよ』
『そんな男はやっぱり駄目だよ、もっといい人いるって』
という声が大多数です
その声を聞いて、相談者が
『そうだよね、その方がいいよね』
『そうする、離婚する』
というかと言えば、それはノーです
なぜなら、夫婦の関係性に自分の定義があるからです
いくら周りに言われても、そんな事は耳には入りません
その自分の何を変えればいいのか
それは
‘夫婦は自分だけで動かす‘
という意識にする事です
夫は自分が言った事に後からついてこさせるだけの関係にするのです
『そんなのムリ、夫は頑固だから』
『夫は俺が俺がの人、私がいくら言っても聞かない』
という思いがあります
しかし、いざ自分が動き出せば自分が変わる事で夫は変わるという事を知るのです
それはどの相談者も共通している事で、夫は何をしても強いと思っている自分から
『本当に弱い男、私がちょっと言うとビクビクする情けない男』
という見方になるのです
そこに現実があるとわかれば夫と自分の夫婦が立ち位置を現状を続けてはいけないという
思いになります
夫に守ってもらうなんてバカな事を考えてはいけない、自分の事は自分で守るという思い
を持つのです
その中で夫婦をできあいの形式で考えず、自分の思いを形にするという順番で作るものと
いう意識を持つのです
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