夫婦カウンセラーの木村泰之です
日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、世の中には
数多くの夫婦や家族が存在します
日本に限らず全世界です
その中で、日本人に生まれて生活しているわけですが、夫の不倫にもその
日本人という特性が出てくる事を知るべきです
どういう事かと言えば、例えば欧米で夫の不倫が発覚すると、妻の方が
強く出てくるケースも珍しくありません
また、違う国であれば禁固刑になる国もあるかも知れません
しかし、日本はどこか
『夫婦を続けるのであれば、妻が多少我慢しなければいけない』
という風潮があるのは否めないわけです
しかし、それは昭和の時代だったり、そういう流れを妻自身が諦めている
部分があるのです
もちろん、日本人は我慢強いですし、自己表現がうまくない国民であるのは
多くの人が感じているところです
しかし、夫の不倫はそういう国民性だからこそ、強く出るべき事象です
つまり、妻にばかりスポットをあてて考えると
『あなたが辛抱しなさい』
ですが、夫や不倫ブス女にスポットをあてると
『人様に迷惑をかけてなんとも思わないのか』
『こんなにみっともない真似をして、恥ずかしいと思わないのか』
『よくまあこんな人から白い目で見られるような事ができるな』
というのが日本人の気質です
日本人は欧米と違って個人主義ではなく、全体主義の国です
向こう三軒両隣が気になり、人のやっている事から外れないようにして、
個性よりも調和を重んじる国民です
最近は個人情報の過剰な保護で、そういう協調性とか人間関係の作り方が
非常に殺伐としているのですが、日本人が何百年も培ってきた暮らし方
を、ここ10年、20年で西欧の風潮に壊されているのです
不倫を美化したり、放置したり、肯定する人間に小学校や中学校、高校
の時に学校で習った事は何だったのかと言うべきなのです
妄想で済んでいるうちはいいのです
しかし、現実にしてはいけないのが不倫です
仮に現実に起こしてしまった時、起こされてしまった時に、
『日本人はそういうのを絶対によしとしない』
という道徳観を全面に出さなければ、自分が日本人である事さえも否定
してしまうのです
自分が生まれ育った日本では不倫を忌み嫌う国、そのまま黙って見過ごす
なんてありえないのです
そういう国民性も自分のパワーに変えて臨むべきなのです
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