理不尽を自分で【払しょく】するか〔おっかなびっくり〕生きるかの差は歴然

自分で自分を決める

公開日 2019年7月24日 最終更新日 2024年6月13日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者には何を
する事が一番の精神安定なのか

 

心療内科や占い師や、友人に話を聞いてもらうという事なのか

 

占いで今年いっぱいは動いてはいけないと言われています

 

 

私の相談者の中では

 

  • 『心療内科で睡眠導入剤をもらっていますが、全然気分がすぐれません』
  • 『占いで今年いっぱいは動いてはいけないと言われていますが、夫がどんどん
    ひどく
    なってきてそれがきつくて』
  • 『友人に相談したら離婚したらと言われて、それからもう話はしていません』

 

という方は数多くいます

 

要は誰かに何かをしてもらったり聞いているうちは、自分の気持ちはざわつく一方です

 

自分ですべき事をしなければ何も安心はない

 

 

という事は、自分ですべき事をしなければ何も安心はないのです

 

そこに大きなポイントがありますが、相談者は自分で何をしていいのかわからない

 

というよりも、勝手に自分ができる事を制限しているのです

 

もし私が下手にブス女に何かすれば夫は怒り狂います

 

 

  • 『もし私が下手にブス女に何かすれば夫は怒り狂います』
  • 『私が強気に出れば、夫婦はおかしくなるかなと思います』
  • 『夫は私に呆れています、私は夫に嫌われるのが嫌です』

 

と、本当に自分のプライドがあるのかという事を言葉にします

 

それは相談者の考えですから、そのままの人生を続けていても構いません

 

しかし、じっとしていてバカ二人の結託が強まって別居や生活費を削るとか離婚
調停
を起こされたら、何か行動を起こしていない分腹立たしさも倍増します

 

こうなったら相手のブス女を叩きのめします

 

 

その時の相談者は

 

‘尻に火がつく‘

 

状態で、

 

  • 『こうなったら、相手のブス女を叩きのめします』
  • 『絶対に許さない、私は夫も許さない』

 

と、自分で動く事にスイッチを入れるのです

 

しかし、その時にはバカ二人の結託が強まっている時です

 

正直、かなりエネンルギーを使わなければいけない状況です

 

私がじっとしていればあのバカ二人は図に乗ってくる

 

 

その一方で

 

  • 『私がじっとしていれば、あのバカ二人は図に乗ってくるから動きます』
  • 『何もしなくても私に嫌がらせをしてきますから、意味がないから動きます』

 

という方は、どんどん状況を好転させているのです

 

 

人生を自分で切り開く力を持っているかどうか

 

 

その自分の理不尽を

 

 

‘自分で払しょくする人‘

 

と、

 

‘おっかなびっくり生きている人‘

 

 

の差は、誰が見ても歴然としているのです

 

自分の人生を自分で切り開く力を持っているかどうか、それがこの不倫に対する
一番の
ポイントなのです

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。