終わった夫の不倫を発見!どうすればいい?今さら慰謝料請求できる?

過去の夫の不倫を知る

公開日 2024年3月8日 最終更新日 2024年6月13日

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の不倫に悩む相談者に接していますが、その不倫の発覚にも様々なケースが
あります

 

夫の寝言で不倫ブス女の名前を聞いてから、おかしいと思って調べてわかるケースも
あります

 

また、ある時スマホの画面を何気なく見たら不倫ブス女からのメッセージがチラッと
見えてわかる事もありますし、帰りが遅くなり持ち物を調べたらわかる事もあります

 

夫の行動が怪しいと、探偵を入れてわかる事もあります

 

そういう様々な発覚のプロセスがありますが、問題なのは不倫が

 

‘いつから始まっているか`

 

という事が大きなポイントです

 

ケースによっては数年前からという事もあれば、数日前からという不倫もあります

 

また、不倫が今も続いているのかどうかという事も重要な事です

 

やはり、今もブス女との関係が深ければ妻としても絶対に許されないおもいです

 

では終わっていれば、水に流せるのかと言ったらそうではありません

 

 

 

では、過去に終わっている不倫のケースとはどういうものか

 

夫と不倫相手のブス女の自然消滅

 

 

不倫の中では、最初は盛り上がっていた関係から冷めてしまって疎遠になる事も
あります

 

ブス女も不倫という関係に、嫌気がさして関係に終止符を打つケースもあれば、
夫の方が家族への後ろめたさから、やめる事もあります

 

『今なら誰にも知られずに終わらせることができる』
『このまま進んでも、いい事はない』

 

というように、どちらかもしくは双方に自制が働くと自然消滅するのです

 

そういう時には転勤や転職などで、関係が続かなくなる等の要素があるのです

 

後腐れないワンナイトの関係

 

 

不倫の中には飲み屋で意気投合して、そのままホテルに行くようなケースもあります

 

もちろんお互いに素性はそれ程よくわかっていなくても、その時の雰囲気で

 

『一回くらいいいか』
『お互い深くは突っ込まない』
『黙っていればわからない』

 

というような軽い気持ちで関係を持ちます

 

そういうケースでは、後腐れないワンナイトで終わるような事もあります

 

正直名前も年齢もお互いよくわからずに、その時だけ盛り上がるような不倫ですから
夫もブス女もお手軽に考えています

 

マッチングアプリでの関係

 

 

今の時代はネットでの出会いは当然のようになっていますが、不倫もその温床になって
いる事は間違いありません

 

 

会員になれば手軽に誰とでも自分を隠して接触できるわけですから、既婚未婚を問わず
不倫も可能です

 

そういう出会いでは、その時の欲求不満や時間を持て余す事への解消が目的である事が
多いので、固有の相手に固執しません

 

不特定多数の不倫ブス女は夫にとっても好都合で、とにかく次から次へと変えても
後ろめたさがないのです

 

そういう不倫は長続きする事もなく、とにかく数を多くこなすような感覚ですから
既に終わっているという不倫と継続中の不倫が常に混在します

 

 

単身赴任先の不倫

 

 

不倫がすでに終わっているケースとしては、夫が単身赴任中というパターンも少なく
ありません

 

単身赴任先の会社の同僚や、取引先のブス女との不倫です

 

妻も仕事に頑張っている夫を想像していますから、なかな過疎の実態を知る事はなく
勝手に初めて勝手に終わっているというパターンです

 

赴任先が変わるたびに、夫もアホさが増して不倫を重ねているケースもありますから
見つけた時には、単身赴任の数以上にブス女が出てくる事もあります

 

異動になると、少しずつフェードアウトして次の不倫を始めるのです

 

里帰り出産中の不倫

 

夫の不倫では、妻が里帰りする時に起こるケースも少なくありません

 

妻としても実家で親の元で出産するのは精神的に楽になりますから、どうしても
長期にわたる事もあります

 

夫は夫で顔を出して妻に寄り添う姿を見せて安心させていますが、その裏で

 

‘つまみ食い‘

 

的な不倫をするのです

 

それは期間限定で、少しの間だけ独身気分で過ごしているので

 

『この時だけ不倫できる』
『夫婦の事を忘れられる』

 

という感覚です

 

そういう時には元カノと会っていたり、会社の同僚のブス女に

 

『今嫁が里帰り中だから、時間持て余している』

 

と、状況を伝えて

 

‘期間限定不倫‘

 

のアピールをします

 

ブス女も妻に見つかる可能性が少ない時と思って、乗ってくるのです

 

そして、いざ妻が自宅に戻るまでは関係を続けるのです

 

なぜ夫は浮気するのか、その心理と行動を分析して効果的対処法を知る

 

 

終わった不倫を知ったらどうすればいいか

 

 

夫の不倫がすでに終わった後で、たまたまラインのやり取りやPCの中の写真などで
その事実を知った場合に、妻としてはどうすればいいのか

 

夫が知らないところでやっていた不倫が終わっていても、結局妻はそこから苦しみ
が始まるわけです

 

もちろん見つけた時には、当然の事ですが

 

‘まさか・ウソでしょう・信じられない‘

 

という大きなショックが出ます

 

しかし、それをいつまでも引きずっていてはいけません

 

そこからこの不倫にどうすればいいのかを解説します

 

不倫を知った事を言わない

 

ショックを受けるのは当然ですが、もちろん見つけた時点で夫を詰めるのはあまり
得策ではありません

 

なぜなら夫はシラを切ったり、ウソをつく可能性が高いのです

 

『そんな昔の話覚えていない』
『どうだったか、記憶が曖昧』
『今さら言ったって、終わった事だ』

 

というように、見つかったからと言って正直に話すとは限らないのです

 

味方を増やす

 

夫の不倫を知った時というのは、どうしても

 

『こんな事誰にも言えない、どうしよう』
『私が黙っていれば、このまま夫婦は続くのであれば我慢する』
『誰かに知られたらどうしよう』

 

というように、どうしても

 

‘孤独`

 

に陥るのです

 

しかし仕事でも何でもそうですが、何かトラブルがあった時には一人で抱え込むと
さらに状況は悪化します

 

誰かにこの実態を伝える事も必要です

 

もちろん誰でもいいわけではありませんが、

 

『この人にだけは相談しよう』

 

と思い浮かぶ顔があれば、打ち明けるのです

 

それが親だったり子供だったりするケースは少なくありません

 

話を聞いてもらうだけでも

 

『あなたは何も悪くない、旦那がダメなだけ』
『ママは何も悪い事していないでしょう、パパが悪い』

 

と言ってもらうだけでも、全然違います

 

もちろんすぐには言えなくても、カウンセリングの中で

 

『こういうタイミングで、こういう言葉で伝えたらいかがですか』

 

というアドバイスをする事で、しっかりと伝えて味方になってもらうというケースは
多いのです

 

実態をなるべく把握する

 

 

夫のスマホやPCやカバンや財布など、とにかく実態に繋がるものを探す必要が
あります

 

その中には古いスマホや、昔のノートなどがポイントになります

 

やはり、夫は相手のブス女との不倫の痕跡を残しているケースが多いのです

 

なぜなら、妻には見つかっていなかったわけですから

 

『大丈夫、俺を信じ切っている』
『まさか、何かを探るはずがない』

 

というように、とにかく思い出アルバムのように残しているのです

 

その中で、いつどこでどのようなブス女と不倫していたのかという実態に近づいて
いくわけです

 

その実態を掴むのも勇気がいる事ですが、事実を知ってしまった以上は調べない
わけにはいかないのです

 

なぜなら本当に不倫が終わっているのかわかりませんし、今後いつまた復活するかも
わからないわけですから、妻としては

 

『こうなったら、わかる限りの事は調べる』

 

という自分が必要なのです

 

そういう時には、味方になってくれる人の協力も大事です

 

夫がいない時に家の中で探してもらったり、スマホのロック解除や過去の日記などを
調べるのも、一人で宇やるよりも一緒やってもらえる人がいる方が気持ちも強くなる
わけです

 

 

不貞証拠を集める

 

 

実態がある程度わかってくると、そこから不貞の証拠が欲しくなります

 

しかしすでに終わっている不倫ですから、その証拠で慰謝料請求ができるのかという
疑問が起こってきます

 

不貞の慰謝料請求ですと、その有効期限は

 

‘不貞の事実を知ってから3年‘

 

という定義があります

 

例えば不貞そのものは5年前に終わっていたとしても、それを知ったのが一月前
であれば、2年11カ月の請求期間があるという事です

 

しかもその不倫相手のブス女の素性がハッキリとわかってからという事ですから、
ある程度の実態を掴んでもブス女が特定できなければ、どの時効は進みません

 

そういう意味では私の相談者も、

 

『絶対に掴んで相手のブス女に慰謝料請求をする』

 

という信念が出てきます

 

とは言えブス女の素性もある程度わかっても、いくら探しても不貞に繋がる決定的な
証拠が出てこない時もあります

 

決定的証拠というのは、二人とわかるラブホテルの出入りとか裸で抱き合っている
写メや動画等です

 

親密なラインの会話や食事や外でのツーショットでは、正直弱いのです

 

もちろん今さらそういう所に行くような状況ではない時に、どうすればいいのか途方
にくれるかもしれませんが、諦める必要はありません

 

そういう時には、夫に不倫の事実についての念書を書かせるのです

 

それは不倫が終わった後の今、確固たる証拠がない中では一番有効なモノです

 

どのブス女といつどこでどれくらいの期間や回数、不貞を行っていたのかという事を
認める念書です

 

もちろん、そうやすやすとは書かない夫が殆どです

 

しかし、今までウソをつかれて騙されていたという思いが強い気持ちになってきて
協力者もいる事で、どこかで別居も辞さないとか離婚も覚悟という自分になっても
おかしくありません

 

そういう時には

 

『これを書かないなら、私にも考えがある』

 

という強い信念が伝わって、夫も

 

『書いた方がいい、このままじゃマズイ』

 

という思いで書くのです

 

私の相談者もそのタイミングを一緒に見計らって、夫に書かせているケースは少なく
ありません

 

不倫夫に念書を書かせたい、効力や準備は?もし書かない時はどうする?

 

不倫相手のブス女の居場所を突き止める

 

 

不貞の証拠を確保すると、後は不倫相手のブス女の居場所を掴めば慰謝料請求に
漕ぎつける事が出来ます

 

しかし、過去の不倫ですと今の住所がわからないケースもあります

 

そういう時には、携帯番号や氏名や職業が判明していれば現在の住所に辿り着く事
データ調査の会社に依頼してできる事があります

 

ある程度情報を持っている場合には、自分でブス女の家を下見に行って確認する
相談者もいますが、その際の手順もアドバイスしています

 

*データ調査の会社は継続的にカウンセリングを受けている方に行っています

 

 

慰謝料請求をする

 

 

不倫の証拠や相手のブス女の素性や居場所がわかれば、妻としては慰謝料請求を
したいという気持ちが出てきます

 

とは言え慰謝料請求も、いろいろな事を考える必要があります

 

昔終わった不倫とは言え、妻としては騙されていたとか知らない間に好き勝手に
されていたと思えば、何もしないなんてあり得ないのです

 

もちろん夫に対しても、憤りが強くあります

 

不貞の慰謝料は夫とブス女の二人に対して請求できる権利ですから、誰に対して
行うかも決める必要があります

 

私の相談者でも、二人に対して請求する方は少なくありません

 

また請求と共に離婚を一緒にするかという事も、考える必要があります

 

そして弁護士を使うかどうかも、大きな選択です

 

慰謝料請求を行うのには、弁護士を使わなければいけないという法律はありません
から、自分で行う事も可能です

 

私の相談者は夫とブス女もしくはブス女に対して、離婚はセットにせずに自分で
請求
するというケースが多いのです

 

もちろん弁護士を使う使わないメリットデメリットはありますが、自分で請求する
方が慰謝料の金額も多かったりブス女に直接謝罪させる子事ができる等、
納得する
という思いが強いからです

 

慰謝料請求のパターンについては、下記の記事をご参照ください

 

弁護士に不倫の慰謝料請求を依頼するメリットとデメリットとは?

 

 

舐められていた自分から夫婦を見直す

 

 

ある時過去の夫の不倫を知って、そこから動揺した自分がいます

 

しかし、よくよく考えてみれば

 

‘舐められいた自分‘
‘平和ボケしていた自分‘
‘緩んでいた自分‘

 

がいる事に気付きます

 

もちろん、夫との夫婦に終止符を打つ事も考えるかもしれません

 

しかし、この不倫の対処を頑張ると夫婦をもう一度頑張ってダメなら離婚すれば
いいという思いも出ます

 

そこに

 

『私がもっと強くならなければいけない、今の夫婦では希望がない』

 

という、夫への依存からの脱却がスタートします

 

この隠されていた不倫を見つけて失意に暮れていた自分から、自分が主導権を握る
決意をするのです

 

まとめ

 

過去に終わった夫の不倫を知れば、誰もが傷ついてこれからの夫婦には何も考えられない
自分がいるはずです

 

もしかしたら知らなかった方が良かったとか、結婚しなければよかったとさえも思う事
もあります

 

しかし、そう思うのではなく

 

『知らなければいけない事と考えよう、知らないままでいいはずない』
『こういう試練が私を強くする、私はここから強くなる』

 

という思考に変えてもらうのです

 

そこから自分に希望を見出す人生に変わるのです

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。