〔浮気した夫の目〕を見て話せば【主導権】が自分にあることがわかる

夫の目を見て話す

公開日 2013年1月4日 最終更新日 2021年9月9日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

浮気した夫に悩む相談者とお話しますと、今まで思っている事を夫に言えなかった
事を吐露する方も少なくありません

 

ある意味、夫に洗脳されて心を開放して夫婦関係を築いていいないわけです

 

誰のおかげで暮らせていると思っているんだ

 

 

夫に

 

  • 「俺がどうしようと勝手だろう」
  • 「お前に指図されたくない」
  • 「誰のおかげで暮らせていると思っているんだ」

 

 

というような発言に対して何も言えないまま、夫の好き勝手な行動に悩んでいる
わけです

 

夫婦を壊したくない、これ以上責められたくないという感覚が植えつけられて
しまいます

 

夫婦を守るのではなく壊すくらいの決意

 

 

それで、夫はそのまま会話もする事もなく、妻の気持ちとは裏腹に関係は冷めて
しまっている

 

この状況を打開するには、まず

 

‘夫婦を守るのではなく壊す‘

 

くらいの決意が必要です

 

壊すと言っても、少しくらい強く夫に言ったり、態度に出す位では壊れるはずが
ありません

 

何もできないまま時間を過ごすと夫婦の関係が固まる

 

 

それくらいで壊れるなら、所詮その程度の夫婦と諦めがつく自分を作ることです

 

むしろ、何もできないまま時間を過ごす方が、夫婦の関係が固まってしまい、
気がつけばもう今さらどうしようもないという状態になるのです

 


その強い言葉や態度というのは、夫に言い返すと
いうより、夫の目を見てゆっくりと
自分の意思を
出すという事です

 

‘目は口ほどにものを言う‘

 

という、意味が良くわかるはずです

 

最初に言うけど絶対に離婚はしませんから

 

 

浮気した夫の事を、単に責めて何で、どうしてと言うのではなく、目を見て

 

「最初に言うけど、絶対に離婚はしませんから」

 

くらいの事を言う方が夫の心には響くのです

 

一つ一つ夫に言葉で気持ちを確認するより、自分の意思をはっきり言う

 

 

あなたは浮気をした側私は許すかどうかを決める側

 

 

そこに目力を込めて言えば、必ず夫は目をそらすはずです

 

「あなたは浮気をした側、私はそれを許すかどうするかを決める側です」

 

そういう夫婦の立場をはっきりさせて会話をする事が重要です

 

浮気されて、すがっていては今後の流れはどう見ても明らかで、妻の悩みが消える
事はありません

 

夫婦を壊すかどうかは夫ではなく私次第

 

 

それを言うには、

 

『夫婦を壊すかどうかは、夫ではなく私次第』

 

と、主導権を自分が握っている事を本当に理解する事です

 

夫の威嚇するような言葉や態度は、本当の妻を恐れる夫の弱さの裏返しなのです

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。