弁護士は〔お金を払う人間の味方〕だから午前被害者で午後ブス女の弁護

弁護士という職業

公開日 2022年1月27日 最終更新日 2024年3月4日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃夫の不倫に悩む相談者にとって、多くの相談者が何をすればいいのかわからず
ネットサーフィンで様々な情報を検索します

 

そして、そこから探している中で探偵や弁護士に辿り着く事は珍しくありません

 

それは、

 

  • 『まずは証拠を掴む事が先、不倫にとても大事な事』
  • 『後で泣き寝入りをしないように、証拠を撮っておけば安心できる』
  • 『慰謝料請求をするには、まずは証拠が必要不可欠』

 

 

というような内容に、目がとまるからです

 

慰謝料請求すれば別れてくれるかもしれない

 

 

そこから、

 

  • 『そうだ、まずは探偵に依頼してみようか』
  • 『とにかく法的にできる事を、弁護士に相談しようか』
  • 『慰謝料請求すれば別れてくれるかもしれない、聞いてみよう』

 

 

というような心境で、接触する方は珍しくありません

 

そして、

 

  • 『証拠はお守り代わりだから、何かあっても撮っておけば安心する』
  • 『弁護士から慰謝料請求をすれば、ビビッて別れるケースも少なくない』
  • 『夫婦を頑張りたいなら、こちらが武器を持っておかなければ』

 

 

という説明を聞く事になります

 

弁護士は弱い人の味方になってくれる人というイメージ

 

 

 

その中で、探偵は高額だし少し怖いイメージがありますが弁護士は

 

  • ‘きっちりしているい人‘
  • ‘頭の言い人‘
  • ‘弱い人の味方になってくれる人‘

 

 

というような感覚です

 

証拠があれば慰謝料請求は可能です相手もヤバイと思います

 

 

そして、そこから実際に接触してみますと

 

  • 『それは大変ですね、とにかく法的にできる事を説明します』
  • 『証拠があれば慰謝料請求は可能です、もしやれば相手もヤバイと思います』
  • 『この証拠があればできますよ、いつでも言ってきてください』

 

というように、まさに

 

‘相談者の味方‘

 

というスタンスで、話を聞きます

 

もちろん、それは当然の事です

 

しかし、ここでしっかり考えなければいけない事があります

 

 

弁護士は正義の味方ではなくお金を払う人間の味方

 

 

それは、弁護士は

 

‘正義の味方‘

 

ではなく

 

‘お金を払う人間の味方‘

 

という事です

 

その根底にあるのは、弁護士は全ての人間の人権を擁護するという位置づけです

 

その中で、

 

‘全ての人間の人権‘

 

という事がポイントです

 

全ての人間ですから、相談者のような被害者だけでなくブス女の弁護も引き受ける
という事です

 

 

午前中は被害者の妻の相談で午後はブス女の相談を受ける

 

 

よくある話で、午前中は被害者の妻の相談を受けて午後はブス女の相談を受けると
いう事です

 

ブス女の相談というのは、妻からの慰謝料請求にどうやって逃れられるかとか少し
でも減額できるかという事です

 

同じ弁護士が、午前中は

 

『相手の女も本当にひどいですね、絶対に多くの慰謝料を払わせましょう』

 

と相談者の妻に話をしても、午後は

 

『なるべく相手原告の慰謝料を減らせるよう、夫婦が破綻していたという事を
主張しましょう』

 

と、ブス女に説明しているという事です

 

それが

 

‘お金を払う人間の味方‘

 

という事です

 

それを、よくわかっている人はそれほどいません

 

被害者の味方とブス女の味方をしている時間を使い分ける

 

 

もちろん、それはそれで割り切って依頼する事は問題有りません

 

しかし、被害者の味方をしている時間とブス女の味方をしている時間を使い分ける
のが、弁護士という事は知っておかなければいけない

 

要は、その依頼者の状況に

 

‘正義の味方‘

 

であれば、ブス女の依頼は断るはずです

 

弁護士も数がここ10年で過剰の食えない職業

 

 

しかし、今は弁護士も数がここ10年で過剰になっていて

 

‘食えない職業‘

 

になっているのです

 

困っている人を助けたいでは、自分の背に腹は代えられない状況なのです

 

〔離婚に強い弁護士〕という意味不明のキャッチに行く前に司法を知る事が先

 

慰謝料を請求された人の相談も乗ります弁護士

 

 

よく、

 

‘慰謝料を請求された人の相談も乗ります‘

 

というキャッチコピーの弁護士も、少なくないのはそのためです

 

その実態に、本当にまず弁護士に相談するのが先なのかを考える必要がある

 

弁護士は裁判官の顔色を見て依頼人は後回し

 

 

正直、弁護士は法律家でなおかつ裁判官の顔色を見て仕事する職業です

 

要は、依頼人の事は後回しです

 

そこに、真剣に不倫に悩んでいる自分の相談相手としてフィットしているのか
を考えなければいけないのです

 

もちろん弁護士に聞く事は出てきますが、それは自分でできる事をやった後で
いいという事を、カウンセリングで詳しくお話しするのです

弁護士に不倫の慰謝料請求を依頼するメリットとデメリットとは?

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。