公開日 2014年10月25日 最終更新日 2017年8月31日

夫婦カウンセラーの木村泰之です

夫の浮気が発覚した時に、多くの相談者が思う事は

‘まさか私たち夫婦にこんな事が起るなんて‘

という感覚です

その気持ちは誰もが理解できるものですが、少し

時間が経過すると

‘私たちには起こるべくして起こった‘

‘たまたま今起こっただけ、いつかは起こっていた‘

という見方に変わってきます

もちろん、ただ時間が過ぎればそうなるというわけ

ではありません

そういう見方になるには、条件があります

その条件とは

‘世間を知る事‘

です

これが、簡単なようで簡単ではないのです

なぜなら、日頃数人との人間関係で世間を知っている

気になっているからです

夫をはじめ、親や友人との関係だけでは、どうしても

知らず知らずのうちに、困らない事に慣れてしまって

いるのです

もちろん、積極的に困る事を探す人はいませんが

もし問題が起きた時でも、困る事を拒絶していれば、

狭い情報や知識の中で解決を探します

しかし、その状況では、経験した事のない旦那の浮気に

‘まさか‘、‘助けて‘、‘何もできない‘

と叫ぶだけです

しかし、その中でも違う基準、つまり第三者の意見や

思考を入れようとする相談者は、自分の考えと世間の

ギャップを知る事になります

つい少し前までの、

‘まさか‘、‘何で‘、‘どうして‘

から、

‘わかっていなかった‘、‘不思議ではない‘、‘当然だ‘

くらい、夫婦へ客観性が増すのです

人生では、自分をはかるモノサシを慣れているもの

ではなく、慣れていない方ではかる方が、結果的

に楽になるのです

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