夫の不倫に対して〔お願いやめて〕だけでなく【体】も動かしているのか

体を動かしているか

公開日 2016年4月20日 最終更新日 2021年6月1日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者の心の中
にある自分の価値観や人生観は、殆どの場合が夫の存在によって自分を薄めたり、
後にするという

 

‘クセ‘

 

がついています

 

夫を立てるのが妻の役割という心理

 

 

そのクセは自分でも気が付かないまま大きくなっているわけです

 

なぜ気が付かないかと言えば、

 

  • 『夫を立てるのが妻の役割』
  • 『夫に気持ちよくいてもらうには私は出しゃばらない』
  • 『私が自分を出すと夫は嫌がる』

 

と言う一種の思い込みがあります しかし、その思い込みというものの正体は

 

‘自分が楽をできる‘

 

という気持ちの言い換えでもあります

 

夫に判断や責任を持ってもらい自分の持ち分を放棄している

 

 

つまり、夫に判断や責任を持ってもらう事で、自分のその持ち分を放棄している
わけです

 

その証拠に、夫の不倫で一番思うことは

 

『離婚されたらどうしよう』

 

という気持ちです

 

そこには、自分がほぼ100%受け身になってしまっていて、夫婦の本来の姿で
ある、お互いに尊敬しあうとか、分かり合うという事を 望んでいる相談者の
現実とはおよそかけ離れているのです

 

自分の考えている事とやっている事を一致させる

 

 

そういう自分を、どういう状況にしなければいけないのかと言えば、夫に依存
しないという曖昧な事ではなく、

 

‘自分の考えている事とやっている事を一致させる‘

 

という作業を連続させる事です

 

言葉にするのは簡単ですが、実際に考えている事を普段の生活で どれだけ行動に
できているかを思い浮かべてみるのです

例えば

 

  • 『今日こそやろうと思っていたあの人への連絡をできなかった』
  • 『テレビで見ていた5分のダイエット体操は明日からにしよう』
  • 『子供に‘私たちには言うのにママやっていない‘と言われた』

 

など、結構自分の言動が一致しないことに気付くはずです

 

ダメなものはダメなのにただお願いだからやめてと言うだけ

 

 

夫の不倫でも同じことが言えるわけで、誰もが悪い事とわかっているのに、

 

『ダメなものはダメでしょう』

 

と言って、不倫ブス女にもケジメをつける行動を取っているわけでも なく

 

『お願いだからやめて』

 

という懇願だけで、何とか夫を動かそうとしています

 

 

動かさなかった体を使ってこの状況にぶつかる

 

 

それも、自分が口だけで状況を変えようとしているのであって、結局は楽を
したいのです、傷つきたくないのです

 

しかし、そればかりやっている人こそ、楽にはなりませんし、傷 も大きく負う
のです

 

もっと体を言葉と一致させて、何十年も動かさなかった体を使ってこの状況に
ぶつかるのです

 

行動が出ていない自分の実態が嫌になってくる

 

 

そうでなければ、周りからも

 

『あの人は本心では困っていない、だっていつも口だけだもん』

 

と言われてしまうのです

 

結局は、夫に何もできない事を、相談者の交流など第三者に知ってもらうと
夫の不倫がどうこうよりも、行動が出ていない自分の実態が嫌になってくる
のです

 

それくらい、人間は高みを目指せば目指すほど自分ができる事をやっていない
事に一番恥ずかしさや、苦しさを感じる生き物なのです 

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。