夫の不倫で〔世間ズレしていた自分〕を矯正するのがカウンセリング

世間ズレしている自分に気付く

公開日 2016年11月29日 最終更新日 2021年5月19日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者に共通している
のは
自分の気持ちよりも夫の気持ちを優先させるクセが付いているという事です

 

 

お前は世の中の事をわかっていないという夫の上から目線

 

 

夫から

  • 『お前はおれの言う事を聞いていればいい』
  • 『本当にお前は世の中の事をわかっていないからな』
  • 『そんな事だからだめなんだよ』

 

と、不倫が始まる前から何かを言われたり、教えてもらう立場というケースが多い
のです
そういう関係というか立ち位置の夫婦は決して珍しくはありません
もちろん、細かいところでは妻のほうが強い場面もあります
  • 『なんで片づけないの、いつも言っているでしょう』
  • 『どうしてこんな大事な事忘れてしまうの、信じられない』
など、とかくちょっとした事では妻の方が夫には強い場面もありますが、
大きな事や世の中的な話をされると外に出ている夫の方が圧倒的に口が立つ
わけです

不倫夫は常識のように傲慢な態度を出す

 

その中で夫の不倫も外で起こっている事ですから、まるで常識のように
  • 『お前は何もわかっていない』
  • 『俺がどれだけ我慢してきたかわかるのか』
  • 『俺に勝てると思っているのか』

 

とうそぶいたり、傲慢な態度を出してきます
その中で妻は世の中の事をわかっていないような錯覚に陥ってしまい、夫に
嫌われてはいけないと本能的に受け身になってしまいます
その中でできる事は夫の言う通りの範囲ですから、世の中の非常識をやって
いるのです

不倫されうそをつかれ逆ギレをされても夫に気を遣う信者

不倫され、うそをつかれ、逆ギレをされてもそれでもその夫に気を遣う自分
に全然気が付いていません
それを知るには、やはり第三者からの見てもらう自分が必要なのです
カウンセリングでは
 
  • 『夫は不倫ブス女の信者になっていて、あなたは夫の信者になっている』
  • 『世の中の人は今のあなたを見て、やばいそっちじゃないと言います』
  • 『夫は弱いのであなたに強く出れるだけでいいと思っているのです』

 

 
と、いろいろと世間からズレている相談者の姿を伝えます

ズレまくっていた自分を経験している相談者の仲間を紹介する

もちろん、夫と不倫ブス女は論外ですが、正しいはずの妻までつられてズレて
いるのでは状況が好転するはずはありません
かつて、ズレまくっていた自分を経験している相談者の仲間を紹介すると
 
  • 『私も最初は夫の言いなりだった、でもカウンセリングでやっと抜け出して
    戦ったのよ』
  • 『一緒だよ、夫に言われると自分が悪いと思い込まされていたけど今はもう
    私の方が強いからちいさくなっているわよ』
 
と、かつての洗脳されていた自分から解脱した自分を解説してくれます

私は夫にすがっていた自分が恥ずかしい

その話を聞いて、まるで目から鱗が落ちたように
 
『私は夫にすがっていた自分が恥ずかしい』
 
と、自分を
‘世の中の基準‘
に合わせる決意をするのです

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。