不倫脳夫に従う自分は目隠で歩いて直線を逸れているのと同じ

夫の言いなりは目隠しと同じ

公開日 2019年6月2日 最終更新日 2021年4月26日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者に関して
言えば、夫に対しての自分をどう持つべきかを常々お話ししています

 

それはどういうことかと言いますと、相談者である妻は夫に対して

 

‘目隠しをしてついていっている‘

 

もしくは

 

‘薄目を開けている状態でついていっている‘

 

という状態です

 

結婚して自分の判断や決断する場面を放棄している

 

 

つまり、相談者は結婚した時に

 

『私はこの人についていく』

 

という思いだけで、自分の判断や決断をする場面を放棄しているところが
あるのです

 

そうなると、夫の言っている事に違和感があっても

 

  • 『私が何か言うとややこしくなる』
  • 『この人の言っている事に従った方が楽』
  • 『私が決めても怒られるだけ』

 

というような思いで夫婦を続けているのです

 

不倫夫任せに生きているととんでもない所に連れていかれる

 

 

その中で、時間の経過とともにどうしても夫にはついていくだけの自分が
できてしまいます

 

 

その結果、自分ではまっすぐ歩いていると思っていても目を開けていない

 

もしくは薄目で夫について歩いているので、とんでもないところに行っても
気が付かないのです

 

目隠しをしてまっすぐな線の上を歩いていても、数メートルもしないうちに
大きく逸れてしまいます

 

それと同じで、自分の頭の中は真っすぐ歩いているつもりでも実際には全く
外れているのです

 

いつの間にか妻としてこうなるべきが反映されていない

 

 

要は頭の中と現実というのは、別ものという事です

 

なぜかと言えば、夫の判断は夫の思考でなされている事ですから妻が

 

‘こうあるべき‘

 

という事が反映されていません

 

その中で、夫にしがみついてついていっているだけでは自分の意志には関係
ない所に行っても当然です

 

それが不倫という極限の悪事にも、頭の中だけのまっすぐな線が消えないので
現実のいびつにまがった線を把握できないのです

 

自分が決断する場面を増やす事をカウンセリングで身に付ける

 

 

そういう状態の相談者に、カウンセリングで目を開けて進む事を促すのです

 

それまでの目が十分に開いていない状態が、自分の首を絞めている事に気が
付いてもらうのです

 

そこから、

 

  • 『私は世の中からこんなにずれていたんですね』
  • 『私はこれだけ夫に洗脳されていたんだ』
  • 『自分で判断していなかったからこうなっていたんだ』

 

という言葉が出てきます

 

そこからしっかりと、夫にすがっていた自分をやめて自分が決断する場面を
増やすのです

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。