夫の不倫に弁護士が離婚を言うのは夫婦の専門家ではないから

弁護士を利用する

公開日 2016年4月30日 最終更新日 2021年5月31日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者にとって
夫の不倫が出た時に、弁護士にまず相談する方もいます

 

なかなか敷居が高いというイメージもありますが、とは言っても法律的にはどう
なるのかとか、仮に離婚になるとすればどういう権利があるのかという気持ちで
相談する方もいるはずです

 

弁護士は離婚してくれる方が報酬が増える

 

 

しかし、そう考えて弁護士に相談に行きますと、

 

  • 『離婚はしないのですか』
  • 『修復は難しいと思います』

 

というような言われ方をされるケースは少なくありません

 

なぜなら、弁護士は離婚してくれる方が報酬が増えるわけです

 

もちろん、どの弁護士もそう考えているわけではあませんが、弁護士というのは
法律に照らしああわせて、相談者の権利や義務をお金に変える事を仕事にして
います

 

法律はこういうものというのが弁護士の頭の中

 

 

言い換えると、相談者の感情を汲み取るのではなく

 

‘法律はこうですから‘

 

という考えです

 

当然と言えば当然です

 

弁護士とはそういうものです

 

しかし、多くの相談者は離婚するのはイヤ、出来れば夫婦を続けたいという
考えで相談に行きます

 

弁護士は夫婦の診断医のような口調で相談者に暗に離婚を促す

 

 

そういう相談者を見て

 

  • 『今後別居が続けば、夫も離婚を言う可能性が高い』
  • 『このまま夫婦を続けていても意味ありますか』
  • 『修復は難しいですよね』

 

と、法律家というよりも夫婦の診断医のような口調で相談者に暗に離婚を促す
表現を使います

 

その言葉に

 

  • 『弁護士に言われてますます絶望的になった』
  • 『やっぱり無理かなと思ってしまった』

 

という思いが出てしまう方も少なくありません

 

 

弁護士の相談は人ではなく案件や事案という呼称

 

 

その中で、どうすればいいのかと思って私の所に相談に来られる方も少なく
ないわけです

 

弁護士は、簡単に言えば相談者の相談は

 

  • ‘案件‘
  • ‘事案‘

 

などと呼びます

 

『当事案は被告の女性と原告の夫の不貞の悪質性から修復は難しいと言わざる
を得ない状況に追い込まれたのです』

 

などと、裁判の陳述書には記載します

 

つまり、相談者にスポットを当てているのではなく、一つの事件として捉える
のが司法の考え方です

 

弁護士はタイミングを間違ってはいけない専門家

 

 

相談者としては、自分の心情理解をしてもらいたいわけですが、弁護士は事件性
を追求したい人種です

 

そこに、どうしてもバサッと切られるような対応をされてしまうのです

 

弁護士は相談者にとって、タイミングを間違ってはいけない専門家です

 

というよりも、相談に行くと言うより

 

‘自分の権利を守るために使う‘

 

という意識が必要なのです

 

そこに気付いてもらうためにも、カウンセリングで弁護士の特性や役割を説明し
流れの中で使うタイミングを計って、ある程度心情理解をしてくれる弁護士を
紹介しているのです

 

弁護士曰く木村先生の相談者は私に直接来る相談者に比べて全然強い

 

 

私のよく知っている弁護士は

 

『木村先生の相談者は私の所に直接来る相談者に比べて全然強いんですよね、
女性って強いんですね、本当に勉強になります』

 

と言ってもらっています

 

それは、相談者同士でつちかった知恵や経験を元に、弁護士にも協力をして
もらうチームワークを作っているからに他なりません

 

‘弁護士を使う‘

 

という意識を持ってもらうのも、カウンセリングの大きな役割なのです

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。