公開日 2017年7月10日 最終更新日 2021年2月26日
夫婦カウンセラーの木村泰之です
日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、カウンセリングの方法は
カウンセラーによって様々な違いがありますが、私が必ず意識している事があります
それは
’具体的行動アドバイスをする事’
です
相談者は何に苦しんでいるのかと言えば
『私はどうしたらいいのでしょうか』
『私ができる事は何なのでしょうか』
『私のやっている事は正しいのでしょうか』
という心境でカウンセラーに聞くはずです
その回答が
『あなたはどうしたいのか』
とバカな事を聞いているカウンセラーに話をしても意味がないのです
なぜなら、どうしたいのかわからないから来るのは百も承知なのがカウンセラーです
そこに
『あなたがどうしたいのかわかっていればアドバイスできる』
というのは、正直友人で十分なのです
よくわからない状況に
『今日はこれをしてみて』
『これからこうなっていくから頭に入れておいて下さい』
というのがカウンセラーの役目なのです
通り一辺倒に
『夫にもっと優しくしなければ戻ってこない』
と、オナベの愛され妻カウンセラーのアドバイスを聞いていても、これまで やって
来た事と同じでしかないのです
もっと現実が変わるアドバイスをするのが本当のカウンセラーです
そのためにも、相談者の今までの経緯や周辺の人間関係も聞いて、いつ何をどうする
か具体的に言わなければ、カウンセラーではないのです
多くのカウンセラーが
『それはあなたが決める事』
と言います
それはそれで間違いではありませんが、相談者として何をするのかを提示して欲しい
わけです
しかし、最初からどうしたいのか無いならアドバイスできない、仮にあってもそれを
やるのはあなたがやりたければやればいいというような話にならないカウンセリング
をしているケースが少なくないのです
相談者には少なくともAかBの行動シミレーションを提示して、それぞれどうなるかを
一緒に考えてあげるのがカウンセラーです
AかBかを決めるのは本人ですが、提示するのはカウンセラーです
それさえもないカウンセラーに話を聞いても仕方がないというよりカウンセリングで
はないのです
相談者が必要とする事を読めなければカウンセリングの意味がない、意味がある事と
いうのは相談者が
『私はこれをやってみます、頑張ります』
という希望の持てる行動アドバイスなのです
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