公開日 2017年8月4日 最終更新日 2021年1月27日
夫婦カウンセラーの木村泰之です
日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者は私の所に来る
までには、他のカウンセラーや弁護士、探偵などに相談に行っているケースは少なく
ありません
もちろん、それは相談者の考えや発見した時の心理状態によりますから、いいとか
悪いはありません
ただ、相談者はそもそも何をどうしていいのかわからないままですので、いろいろな
相談先を作ると、それこそ情報過多になってしまうのです
例えば、愛され妻カウンセラーに聞けば
『あなたの優しさが足りないのよ、もっとご主人を大事にしなきゃ』
『不倫の事は目をつぶって相手の女性に何かしようと考えてはダメよ』
と言う事珍しくありません
また、弁護士に聞けば
『え、離婚しないの、言っちゃあなんだけどこの夫とは修復ムリだよ』
と言われたり、探偵に行けば
『まずは証拠を撮らかねればいけないですよ』
と、高額な調査料金を提示されてどうしていいか迷うという事になるのです
しかし、結局は自分に余裕がなければその言われた通りにしたり、もしくは自分で
迷い始めて何もできないままの状態が続くのです
相談者にとって、何が大事なのかと言えば
‘自分の人生がどうなるのか‘
です
しかし、どうしても頭の中にあるのは
『夫の不倫をやめさせたい』
『夫婦を修復したい』
と、
‘夫と自分の関係性‘
にとらわれてしまっているのです
しかし、夫との関係性は戸籍を一つにしている事が全てです
夫一人騒いでも離婚なんてできないのです
戸籍を一緒にしていなければ、いくら気持ちがあるとか愛していると言っても不安
で仕方がないわけです
そこに相談者に大きな勘違いがあるのです
相談者はとにかく夫婦を修復したいと実体の良くわからない曖昧な事を望んでいる
わけです
その心理ではとにかく目の前の事だけをどうにかしたいと飛びつてしまうのです
相談者がまず本当に望んでいるのは、
‘不倫夫と仲良くしたい‘
ではなく、
‘隠れているものをはっきりさせて対処して安心する事‘
で、夫婦をどうにかするのはその後です
つまり、途中をすっ飛ばして最終形を望んでるからおかしくなるのです
そういう相談者の状態を愛され妻カウンセラーも弁護士も探偵も説明はしない
というか、そんな事はできないのです
なぜなら、それらの人は
‘夫の不倫に悩む相談者自身を強くする‘
発想なんてこれっぽっちもないからです
とにかく先輩に昔から教えられたやり方や言い方で、相談者に接しているのです
正直、相談者がこれからどうなるかを真剣に考えていないのです
『慰謝料請求なんてしてはいけない』
と言う愛され妻カウンセラーに
『離婚して慰謝料をもらいましょう』
と言う弁護士に
『証拠を撮ってお守りにしましょう』
と言う探偵が、相談者の今後を考えて強くしてあげるなんて発想はないのです
私のカウンセリングの目的は、
‘夫の不倫に負けない強さ‘
を身に付けてもらう事なのです
なぜなら、これからの人生にいろいろと起こるかもしれない困難に必要なのは、
‘強いメンタル‘
に他ならないのです
それを身に付ける意識を持っているのといないのでは、おのずと相談者には言う事が
全然違うのです
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