夫の不倫で夫婦とは何かを【自分の言葉】で表現できる事に意味がある

夫婦について言葉にする

公開日 2018年5月2日 最終更新日 2021年10月25日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、夫婦という関係性を考えて
みると
本当に不思議な関係です

 

夫とは出会いの時に必ずしも意気投合しているという事はまれ

 


そもそも、出会いの時に必ずしも意気投合しているという事はまれで、どちらかと言えば

 

  • 『私の好みでも何でもありませんでした』
  • 『私としては一番嫌いなタイプでした』
  • 『元カレと別れて相談に乗ってもらっているうち、何となく付き合う事になって』
  • 『会社の同僚で何となく一緒にいる時間が増えてから』
  • 『中学の同窓会で10年ぶりに会って、そこから連絡先を交換して』
  • 『よくあるネットのオフ会で出会って、趣味が共通で意気投合して』

 

 

というように、出会いは様々です

 


そこからいろいろと変遷があって結婚したわけです

 

生まれも育ちも性も違う大人の共同生活が結婚

 

 

10年位交際が続いた後の人もいれば、でき婚の人、親の死期が迫っているからと結婚
する
人等その結婚に至るまでの経緯も様々です

 

そう考えると、結婚したら状況が落ち着く方がおかしいわけです

 

そもそも、生まれも育ちも性も違う大人の共同生活が結婚です

 


そこに何となく不安や疑問を考えないようにしているとか、無いものと思い込んでいた
自分
がいるのです

 


そこには多くの人の思い込みがあるわけです

 

夫婦は紙切れ一枚で成立し愛だの気持ちという無形のものを足すのは自分

 

 

夫婦というものは紙切れ一枚で成立するし、そこに何か愛だの気持ちという無形の
ものを足すのは自分です

 

しかし世の中には愛や気持ちがなくても夫婦を続けている人は数多くいます

 

その夫婦の形は自分が決めるしかないのです

 

出会いがあって結婚があるのは世の中の普通の事です

 

夫婦をどう考えるのかは夫の不倫があった時に一番考えるべき事

 

 

そこを自分の夫婦はどう考えるのかは、人との比較ではないのです

 

夫婦をどう考えるのかは、夫の不倫のような事があった時に一番考えるべき事です

 

不測の事態が起こった時に、夫婦が壊れると思うのかこれも夫婦のの一つと思うのか

 

そこに大きな分岐があります

 

夫婦という自分が過信や妄想で作っていた今までから、どういう関係なのかを見直すと
いう
宿題こそが夫の不倫です

 

夫は自分ではない自分のものでもない逆もまた然り

 

 

夫は自分ではない、自分のものでもないのです

 

逆もまた然りです

 

その関係を、自分がどう解釈するのかを作るのです

 

 

夫と自分はどういう夫婦なのか自分で言葉にできる位に掘る

 

 

下手に会いや気持ちを入れて、何となく仲良くするのが夫婦でいいのであればそれでいい

 

しかし、不倫が起こった時点で無理というのであれば夫と自分はどういう夫婦なのか自分
で言葉にできる位に掘るのです

 

そこに夫婦になった意味を他人と比較しない自分ができるのです

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。