夫の不倫を一生忘れないと思うのは【全身全霊で強く戦った】証拠

夫の不倫と戦う

公開日 2019年7月25日 最終更新日 2021年10月2日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者が夫の不倫に
悩んいる時期というのは、時間の経過の感覚が鈍くなっています

 

  • 『1年前に発覚してから、私は何をしてきたのかあまり記憶がありません』
  • 『いろいろと起こっていたので、記憶の順番があやふやです』
  • 『不倫がわかって3ヶ月ですが、わかってからまだ1,2週間位しか経過して
    いないような感覚です』

 

というように、いわゆる

 

`記憶が飛ぶ`

 

というようなイメージです

 

夫の不倫が起ると何をしたのかよく覚えていない状態になる

 

 

その状態では何も明確にできるわけがありません

 

その日その日のチキンの言動や帰宅時間をメモしている方は数多くいますが
自分がそれに対してどうしたのかは、全くと言っていいほど覚えていません

 

もちろんそれが普通です

 

寝食する事も記憶が曖昧になっているのですから、日常の事は推して知るべし
なのです

 

ネットサーフィンで様々な情報を探している自分がいる

 

 

この夢遊病者のような時期が多くの相談者にはあるのです

 

しかし、それがいつまでも続くわけではなく、どこかで自分を動かそうとする
わけです

 

そのきっかけがネットサーフィンでいろいろ情報を得ている行動です

 

  • 『私はどうすればいいのか』
  • 『私はこのままどうなってしまうのか』
  • 『私はいつまでも苦しんでしまうのか』

 

という必死の救助を求める気持ちが、自分にとって本当に必要なアドバイスに
たどり着くわけです

 

夫の不倫を避けていると何も覚えていない自分になる

 

 

人間には一生にうちに記憶がはっきりしないような事象が多々起こります

 

逆に一生忘れないという事も起こるのです

 

その中で、しっかりと自分の人生を振り返った時に

 

  • 『記憶が飛んでしまう位、自分は自分でなかったんだ』
  • 『私の中では夫の不倫は受け入れがたいから、記憶がなかったんだ』

 

という事に気付くのです

 

夫の不倫を一生忘れないのは自分が強く戦ったから

 

 

しかし、その一方で自分の事を強くさせている時の記憶は

 

『私はあの時戦ったから今の自分がいる、一生忘れない』
『私の人生に一番強く残っている事だから、絶対に記憶に留める』

 

という、人生の縮図になるのです

 

そのどちらが自分にとって大事なのかは明白です

 

記憶に残している事をいかに増やすかの重要性を知る転機なのです

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。