公開日 2022年1月20日 最終更新日 2024年2月23日
夫婦カウンセラーの木村泰之です
日頃夫の不倫に悩む相談者にとって、どうしてもその夫の事を強く詰めるのは
何かが邪魔をしてしまうという方は少なくありません
それはある意味、仕方がない事でもあります
目次
私が強く出ると夫に嫌われてしまうかも
- 『私が強く出ると、夫に嫌われてしまうかも』
- 『私から離れてしまうのではと思うと、どうしても言えない』
- 『私は夫が怖いので、びくびくしてしまいます』
というような心理です
そこから自分ができる事は、
‘腫れ物に触る‘
ような態度を取る事だけです
あいつは俺には何も言えない俺が養っている
しかし、それをやると夫と陰に隠れるブス女が
- 『妻は大人しくしている、それでいい』
- 『あいつは俺には何も言えない、俺が養っている』
とか
- 『奥さんはどうせ何もできない、本当に無様な姿』
- 『私の方が愛している、奥さんより愛している』
というような、本当に舐め切っている実態があります
何で私がこんなに責められなければいけないの
そこに、相談者が不倫の実態に対して
- ‘戦う‘
- ‘自分の意思を出す‘
- ‘許さない‘
というような、思いが出る事は非常に難しいのです
しかしながら、相談者の心の奥底には
- 『何で私がこんなに責められなければいけないの』
- 『不倫している夫が大きな顔をしているのはおかしい』
- 『相手の女をやっつけたい』
という、強い憤りがあるわけです
だからこそ、私の所にカウンセリングを受けに来る方がいるのです
不倫から大事な人を守るという意識が絶対に必要
その相談者に、どういうお話をするのか
それは、
- 『この不倫にいちばんの被害者は子供さんや親御さんです、その人たちの
ために戦わなければいけない』 - 『不倫から大事な人を守るという意識が絶対に必要なのですよ』
- 『誰のためにやっているのかを考えれば、自分が弱いままではいけない』
というように、相談者と夫の問題ではなく
‘守るべき人がいる問題‘
と認識してもらうのです
夫をどうにかしたい何とか夫婦を修復したいではない
それを聞くと、多くの相談者はハッと気が付く顔になったり涙がこぼれる事は
珍しくありません
それまでは、
『夫をどうにかしたい、何とか夫婦を修復したい』
とだけ思っていた自分が
『私には大事な人がいる、その人たちのために戦わなければいけない』
と、多くの人の代表者としてこのバカ二人を許さないという気持ちになるのです
このバカたちに舐められていては大事な人たちを守れない
その思いを持ち始めると、自分が
‘おっかなびっくり‘
の自分でいいはずがない、という事に気付くのです
不倫に自分ができる事はないではなく
『私はやらなければいけない、このバカたちに舐められていては大事な人たちを
守れない』
という使命感が出るのです
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