公開日 2014年10月2日 最終更新日 2017年8月30日
夫婦カウンセラーの木村泰之です
日頃、夫の浮気がでますと、どうしても誰かに言えずに
苦しい状況が続きます
‘誰かに言えないか‘
‘誰かに聞いてほしい‘
という切なる思いです
しかし、現実は仮に誰かに言えたとして、楽になるのかと
言えば、そうはならない
楽になるのはひと時で、またすぐに苦しくなるのです
なぜか
楽という感覚は吐き出した事で得られるだけであって、
自分に力が付いたわけではないからです
また、人に話せた分、話した人にいろいろと話をしてもらう
事になります
そこに、自分の本意でない伝わり方をしたり、苦しい表情を
見せる事で、話した人から返ってくる言葉は
‘離婚したほうがいい‘
‘私なら別れるな‘
です
相手からすれば、苦しい表情は見たくない、だって嫌なんでしょう
と思うがゆえの
‘私を思っていってくれる言葉‘
です
しかし、離婚すべきと言われても、妻の心境は
‘離婚したいわけじゃないの‘
‘離婚した方がいいのはわかっているけど・・・‘
なのです
そこに、
‘誰かに話すという事の難しさ‘
があるのです
聞いてもらうだけでは終わらない、相手の反応をもらう事が
セットという事をしっかりと受け止める強さがいるのです
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