夫の不倫を〔姑に相談する〕前に【自分ができる事】をやり尽くす

公開日 2016年7月10日 最終更新日 2021年5月24日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者にとって夫との
夫婦が、実は家と家とのつながりという思いを持つ転機にもなるわけです

 

その象徴となるのが、

 

‘嫁姑の関係‘

 

です

 

夫の不倫が出た場合にどうしても夫の親に言いたい心理

 

 

 

ブログでは何度も書いていますが、姑とは嫁は敵対とは言わないまでも、濃いつながりが
あるケースはそれほどありません

 

それまでの関係も年に一度会うか会わないかとか、最低限の接触しかしていないというくらい
です

 

その中で、夫の不倫が出た場合にどうしても夫の親に言いたいという気持ちが出て
くる方も
少なくありません

 

その気持ちの中に

 

『息子さんをちゃんと育てているんですか』

 

という思いがゼロではないのです

 

嫁の心配を受け止めるが時間の経過と共に姑に心の変化が出る

 

 

もちろん、そういう事を出さないように

 

『〇〇さんが変な女の人にそそのかされているみたいです』
『〇〇さんに最近女の影があるみたいで心配です』

 

というような表現で、姑に不倫を察知させたいわけです

 

その言葉を聞いた姑は

 

  • 『心配させてごめんなさいね』
  • 『まさかあの子が、信じられないわ』
  • 『それ本当なの、ウソでしょう』

 

と、嫁の心配を受け止めるような対応を出します

 

しかし、それから時間の経過と共に、姑にも心の変化が出てきます

 

そもそもあなたもあの子の事をちゃんとしてあげていたの

 

 

姑も息子に話を聞きたいという思いも出ますし、そもそも何でそんな事をしたのか
と考えた時に、ストレスが溜まっていないか、不満が無かったのかと、妻が思って
いるのと同じように一人悩む時間が増えます

 

 

そして、その思いが嫁である妻に矛先が向く事も珍しくありません

 

 

  • 『そもそもあなたもあの子の事をちゃんとしてあげていたの』
  • 『あの子はあなたへの不満を持っていたみたいよ』
  • 『夫婦の事は私たちではわからないから、もう自分たちで処理して』

 

 

など、息子の擁護か無関係を強調する態度が出てきます

 

そう言われて初めて妻としては、相談して逆効果だったという思いになるのです

 

 

夫婦の事は自分にできる事をやりつくす

 

 

しかし、ここで大事なのは

 

『夫婦の事は自分にできる事をやりつくす』

 

という覚悟を持つ事です

 

なぜなら、夫は自分の家族ですが、姑は違う家族です

 

そこに、線を越えて相談してもやはり難しい心理が出てくるのは、

 

‘日本は個人主義ではない‘

 

からです

 

日本人は欧米人のようにオレがオレがという国民性ではなく、

 

  • 『助け合って生きていきましょう』
  • 『親族とのつながりも大事』

 

 

という文化なのです

 

お墓も

 

‘〇〇家之墓‘

 

と、個人の墓石ではなく家族で作る事はその象徴です

 

夫の親は自分の家系とは違う嫁が言っているという心理

 

 

そういう日本で、何かトラブルが起きた時に、自分の家系でない夫の家系に接すると
いうのは非常に難しいのです

 

  • 『夫の親には言いたい』
  • 『夫の親に止めてもらおう』

 

という考えでは、夫の親は自分の家系とは違う嫁が言っている事という思いが出てくる
のです

 

自分でできる事を全てやりつくして、その結果論として夫の親に報告するくらいの
気持ち
を持って戦う

 

 

義母様にはご迷惑をかけたくない見守ってください

 

 

よしんば、その戦いの中で姑に話すタイミングが出たとしても、

 

  • 『まず自分ができる事をやる、私たち夫婦の問題ですから』
  • 『義母様にはご迷惑をかけたくない、見守ってください』

 

というスタンスが映るはずです

 

そのスタンスが、姑の息子可愛さよりも

 


‘家系を超えた嫁の信念‘

 

を感じ心が通じ合う可能性が高くなるのです

 

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。