無形文化財の夫婦に対して形あるものに使う修復という言葉は幻想

夫婦を形だけで考えない

公開日 2018年9月14日 最終更新日 2024年3月4日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者とお話しして
いる中で、認識を合わせる作業がまず最初のカウンセリングで発生します

 

合わせる認識の対象は何か

 

例えば弁護士ですと

 

『離婚しますかしませんか、それによって慰謝料の金額が変わってきますので』

 

と、離婚するしないの認識を合わせようとします

 

その質問は相談者の受け取る慰謝料の金額ですが、弁護士の本音は自分の成功報酬が
変わってくるから聞くのです

 

離婚するのとしないのでは、報酬に差が出るから簡単に言えば離婚してほしいのです

 

相談者は離婚するかしないかを最初から決める人はそうそういませんが、弁護士には
夫婦の事に関心なんて正直ないのです

 

それよりも、

 

‘この案件をどれだけお金に換えられるか‘

 

に最大の関心があるのです

 

そこを知らずに弁護士に行くと

 

『いきなり離婚するのかどうなのか聞かれて、エッと思いました』

 

という相談者が数多くいます

 

弁護士は〔お金を払う人間の味方〕だから午前被害者で午後ブス女の弁護

 

しかし、私はカウンセラーですので正直離婚するしないはどちらでもいい

 

要はそれは相談者が最後に決めればいい、というか自然に離婚する時は選択ではなく
離婚したいという思いでするだけです

 

そんな事よりも大事な認識合わせがあるのです

 

それは

 

‘修復‘

 

という概念です

 

そもそも修復という言葉には

 

‘壊れたものを元に戻す、あるべき形に復元する‘

 

というような意味です

 

しかし、それは形があるものに使うべき言葉です

 

そもそも夫婦は無形文化財のようなものです

 

どんな形があるというのか

 

そこに大きな勘違いがあるのです

 

形がないものに、修復という言葉をあてているからおかしくなるのです

 

それを誰もが気が付かないまま

 

『修復したいです、どうすればいいですか』

 

と、見当違いな事を聞いてくるのです

 

その修復というまやかしや幻想を取り払う認識合わせが必要なのです

 

そもそも夫婦を何とかしたいというのに、過去にイメージを持っても意味がない

 

過去に戻れるわけでもないですし、自分ではない夫の気持ちを変える事ができるわけ
でもない

 

そういう説明をしながら、相談者が求めている過去に戻りたい、夫を変えたいという

 

‘二大不可能‘

 

の修復というまやかしから

 

‘自分を取り戻す‘

 

という実現可能な思考に変えるのです

 

その認識が合えば、カウンセリングで私が伝える言葉の理解が格段と進むのです

‘昔は修復したいなんて馬鹿な事を言っていました‘が私の相談者

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。