夫の不倫は「リスクを取らずして得るものなし」という人生のチャンス

夫の不倫は‘リスクを取って得る‘チャンス

公開日 2020年8月17日 最終更新日 2020年12月22日

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

夫の不倫に悩む相談者が苦しい状況から、何をすればいいのかという思いが常に頭の中を駆け巡っています

しかし、その思いが出ているだけで具体的な行動には移せないままです

それは何をしてもリスクがあると考えているからです

 

夫の不倫は「リスクを取らずして得るものなし」という人生のチャンス

  • 『私が夫に不倫を詰めても絶対に本当の事を言うわけない』
  • 『夫はこのままの状態で何をしたいのか聞けば、きっと逆ギレするはず』
  • 『私がブス女と会えば、夫は絶対に責めてくる』

というように、自分が考えている事を行動にした先にマイナスがある事を想像してしまっているのです

その状態を続けていると結局は不倫を放置する事になってしまいます

それでいいはずがありません

 

ではどうすればいのか

  • ‘リスクを取らずして得るものなし‘
  • ‘NO PAIN ,NO GAIN‘
  • ‘痛みの先に和らぎがある‘

というように、無傷では何も事は動かないという思考に変えるのです

多くの相談者は、自分が動くとマイナスやデメリットばかりに頭が行ってしまうわけです

 

何でもそうですが、物事にはいい事ばかりは起こらない

その逆で、悪い事ばかりも起こらないのです

何かを行動すると、いい事と悪い事が混在するのです

 

もちろんその両者の比率は誰もわかりません

しかし何か悪い事が起こってそれを正そうとした時には、いい事は往々にしてタイムラグがあります

 

すぐにいい事は起こりません

夫の不倫も妻が正そうとする行動に出ると、どうしてもバカ二人に抵抗に遭うというか、

妻に対して逆にいろいろと反撃したり水面下に潜ろうとします

 

しかし、夫とブス女からすると

‘妻のプレッシャー‘

を受けているので、かなりストレスが溜まるのです

 

もちろん、そのプレッシャーが中途半端では妻の方が押されてしまう

しかし、キッチリとこのバカ二人に対して毅然と立ち向かえば必ず勢力が弱まる

その状態になるには、すぐではなくしばらく時間が必要です

その時間がかかる事に焦れてはいけない

と言うか、いい事が来るのを待つのではなく

 

  • ‘ダメなものはダメ‘
  • ‘悪い事は放置しない‘

という勇気ある行動先に、結果的にいい事が起こるのです

しかも、そのいい事を期待しなければしない程大きく返ってくるのです

 

人生にはいい事よりも、悪い事の方が多くても不思議ではない

私の相談者も夫の不倫に頑張って対峙した先には、

  • 『これを乗り越えたおかげで、人生何があっても少々の事ではめげなくなった』
  • 『私が夫婦の主導権を握るターニングポイントだった』

という事を知るのです

人生にはいい事よりも、悪い事の方が多くても不思議ではありません

しかし、その悪い事が起こった時に自分を奮い立たせた先には自分の成長がある

それは夫婦になろうが、歳をいくつ重ねようが同じです

 

悪い事から逃げてはいけない、

むしろ自分が強くなるチャンスという事を夫の不倫でしっかり自分の処世術にするのです

 

You Tubeでの解説もありますので、併せてご覧ください。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。