不倫は肉体ではなくても〔心の殺人〕という事をバカ二人に突きつける
夫婦カウンセラーの木村泰之です
日頃夫の不倫に悩む相談者にとって、夫と相談者である妻の物事の基準には
非常に大きなギャップがあります
不倫は多くの人を傷つける事
その物事の基準を具体的に考えると、それは
‘人を傷つける‘
という事に尽きるのです
要は不倫というものは、当事者である夫とブス女以外の妻をはじめとする人
にとっては
‘不快極まりない‘
事でしかありません
しかも、ケースによってはその当事者であるバカ二人も仲違いをして感情を
乱す事もあります
快楽を貪っている人間の行動は誰も笑顔にしていない
要は一時の快楽を貪っている人間の行動は、誰も笑顔にしていないのです
私が再三再四、
‘不倫は犯罪‘
とブログやYoutube動画で説明するのは、人を不安や心配に陥れるものが犯罪
だからという事からです
しかし、相談者である妻はどうしても
- 『私の夫がこんな事をするなんて』
- 『夫はもっとちゃんとしている人間』
- 『私は夫を信じている』
という思いです
何でこんな目に遭わなければいけないの
しかし、それを刑事事件に例えてみるとそれが間違いとよくわかります
もし、自分が傷つけられて命の危険にさらされたとします
そうなると、大きな恐怖が出てくるのは当然です
- 『何でこんな目に遭わなければいけないの』
- 『私は何も悪い事はしていない』
- 『本当に怖い、こんな人間がいるなんて』
という思いです
この怒りをどうすればいいのかただただ悔しい
また身内が同じような目に遭えば、恐怖のみならず怒りが出てくる
- 『私の大事な人を傷つけた、絶対に許さない』
- 『私が変わってあげたい、本当にあり得ない』
- 『この怒りをどうすればいいのか、ただただ悔しい』
という思いが出ます
不倫はそういう事件と変わらない
もちろん、直接的に生命にかかわる事はない
しかし、それは肉体的なものか精神的なものかの違いというだけです
人生を閉ざされたという絶命
やはり、相談者の心の中で
‘人生を閉ざされた‘
という、絶命のような状態になるのは容易に想像がつくのです
それを、アホな二人にはとことん突きつけなければいけない
刑事や民事に限らず、世の中で起こる犯罪に共通する事は
‘犯人は自分勝手‘
という事に尽きるのです
世の中の事を考えていれば、犯罪なんてしないのです
自分がルールという都合のいい思考が頭を占める
しかし、心が緩んだり歪んだりすると
- 『俺は悪くない、悪いのは世の中だ』
- 『俺の不満を解消しているだけだ』
- 『俺が何しようと俺の人生だ』
という、自分がルールという都合のいい思考が頭を占めるのです
しかも、この不倫という犯罪は二人で起こしている共犯です
自分勝手な人間が、一人のみならず二人いるのです
それをしっかりとカウンセリングの中で、認識してもらうのです
大きな迷惑をかけている人間に一番強く対処しなければいけない
そこから相談者が
『夫と修復したい、夫婦仲良く暮らしたい』
とだけ思っていた自分が、大きな勘違いをしていた事に気付くのです
『私は人に大きな迷惑をかけている人間に、一番強く対処しなければいけない
立場なんだ』
という、使命感を持つのです
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