公開日 2014年12月16日 最終更新日 2017年9月4日
夫婦カウンセラー木村泰之です
日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接して
いますが、相談者にとっての自分は
‘自分から見える自分‘
よりも、
‘夫から見える自分‘
を基準にしている傾向にあります
こうなると、私がいろいろとお聞きする事に
対して
‘夫は私の事を好きじゃないですよね‘
‘もう離婚したいと言っていますから無理です
よね‘
と、自分の考える夫婦や妻は浮気している夫に
委ねている感がします
そこには、自分は
‘まな板の上のコイ‘
のような感覚で、夫の一言一言で全てが動く状況
なのです
かと言ってそのまま離婚すると言われて、素直に
する人はいません
ちゃんと自分の意思を通して離婚なんてしません
そう考えると、なんだかんだ言っても
‘夫にどう思われているか‘
で自分の人生を過ごしているのです
離婚しろと言われても、ハイわかりましたとは
言わないのは、夫に対して全て服従しているわけ
ではない証拠です
そして、夫には
‘こっちを向いていて欲しい‘
とお願いのような自分が出てきます
そこには、
‘弱っている自分と夫を動かしたい自分‘
が同居しているのです
その両方が、自分が主体的に起こしている自分で
はないのです
だからこそ、何をやっても空回りします
弱っているなら、しっかりと栄養をつけなければ
いけない
夫を動かしたいという自分は、夫が妻の心を変える
事ができないと同じで、捨てなければいけない
すべき事は、自分に対して与える、変える行動なの
です
もちろん夫が浮気という悩ましい行動をする中で、
自分に集中して行動できる人は少ないでしょう
しかし、一旦事実を掴んでしまえば、後はどう
対処するかの問題です
そこまでくれば、夫と女に常に揺り動かされる
というよりも、
‘絶対に許さない‘
くらいの自分が出てきます
弱っている場合ではないし、夫に脅かされている
場合ではないと思うのです
その証拠に、最初体重が落ちて食べても食べても
もどらなかった相談者が、あるところまで事実
を掴んで腹が決まると、体重が戻ってきます
それは、自分に栄養や体力、気力を蓄えるモード
に入った合図です
そう考えて、自虐なんて全く意味がなく、自分を
最優先にする自分をここで作るのです
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