夫の不倫で元気になるには〔不倫が終わる事〕ではなく【悩む人を知る事】

悩む人同士の絆

公開日 2017年5月28日 最終更新日 2021年5月15日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者の表情が
どうしても暗くなってしまっているのは仕方がないわけですが、その相談者を

明るく元気にする方法はいくつもあるわけではないのです

 

仮に不倫夫が元に戻ってもそれで本当に相談者が元気になるか

 

 

  • 『夫の不倫をやめさせたいのです』
  • 『夫には何とか元に戻ってもらいたいです』
  • 『夫の事が心配で何も考えれません』

 

という事を望んでいるわけですが、仮に夫が元に戻ってもそれで本当に相談者
が元気になるかと言えば、それはノーです

 

なぜなら、夫の事はそれで安心できるはずがないからです

 

では、何をすれば相談者である妻が元気になるのか

 

自分と同じ悩みを持つ人の存在を知る事が孤独から抜ける元

 

 

それは

 

‘自分と同じ悩みを持つ人の存在を知る‘

 

と言う事です

つまり、この悩みを持っている事を孤独な中で考えても、何一つプラスになる
事を考えられないのです

 

人間が勇気付けられたり、頑張れるのは自分と同じような境遇の人が努力して
いる姿を見た時です

 

  • 『私一人悩んでいるわけではない』
  • 『私が一番ひどいんじゃなかった』
  • 『私より大変な人がいたんだ』

 

という時に、自分が見えていなかったものを見るのです

 

カウンセリングで多くの相談者の交流をしてもらう

 

 

そこに大きなパワーを生む要因があります

 

カウンセリングで多くの相談者の交流をしてもらいますと、まさにその感覚
を持つのです

 

そこには多くの比較が生まれるわけで、自分が世の中でどういう位置にいるか
という事がわかってきます


そのモノサシを持っているという事実が、これからの人生で大きな宝物です

 

自分たち夫婦はどれだけ世の中を知らなかったかがわかる

 

 

夫だけが

 

‘自分のモノサシ、審判、基準‘

 

であったそれまでの人生から、相談者の夫を知る事で、自分のみならず夫さえも
比較対象を持つと、

 

『本当に自分たち夫婦はどれだけ世の中を知らなかった』

 

かがわかってくるのです

 

そこに夫に対して自分の言葉にできる思考が生まれてくるのです

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。