公開日 2018年2月20日 最終更新日 2021年3月1日
夫婦カウンセラーの木村泰之です
日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、夫には何を言っても
響かないという諦めの思いでカウンセリングに来られる方は少なくないわけです
『いきなりもう俺たちムリだからと言って、そこから態度が一変しました』
『お前の事を大分前から愛していなかった』
『オレが一度決めたら変えない事をわかっているだろう』
など、その強引な態度を出されて
‘とりつく島がない‘
という状況です
そういう心理状態になるのはよくわかります
しかし、客観的に見ればそのアホな言葉を出せば出す程に夫の弱さを感じるわけです
そもそも本当に強い人間は大きな事を言いませんし、威嚇なんてしなくても自分の
実力で勝てるわけです
夫はそういう力を持ち合わせていないからこそ、妻に吠えるのです
その本当は情けない姿を言葉の強さや表情だけで
‘夫は強い人間‘
と錯覚しています
もちろん、誰でもいろいろと大きな声で言われたらビビりますし、どうすればいいかと
迷います
しかし、結局騒いだ割には離婚の話を条件を交えてしてくるわけでもなく、家に帰って
ご飯も食べて会社に行く
ただ、態度だけは冷たくしているという、本当に
‘口だけの男‘
です
もちろん、そうさせているのは
『奥さんに家で優しくしないで』
『私の事をいつも考えていて』
と、気色悪いオバハンブス女の言葉があるからです
そのブス女の言う事を忠実に守る夫に、家族や夫婦を守る力があるわけないのです
そこにあるのは吠えて威嚇して、妻を上から押さえつけるだけのブス女の子分という
存在だけです
なぜそんなにブス女の言う事を聞くのかといえば、恋人の時の頃を思い出せばわかる
のです
その時の夫は今と違って妻に気を遣っていたはずです
その対象が妻ではなくブス女になっているのです
夫は一人で独身気分になっているので、まるでブス女が彼女のようなラリッた感覚で
生きているのです
そうさせるのはブス女の臆面もなく出してくる色欲です
そんなアホな二人の世界を想像できない相談者に、繰り返し現実をカウンセリングで
伝えます
最初は半信半疑の相談者も次第に冷静に夫を見るようになると
『これもブス女の影響だと思います』
『ブス女が入れ知恵しているから私に強く言っています』
と自分でもそのバカ二人の連係プレーを読めるようになってくるのです
それがわかると、
『こんな幼稚な二人に悩まされていたのか』
と呆れると共に、それ位の演技に引っかかっていた自分の平和ボケを戒めるのです
それ位自分の世界を拡げた先には、
『私が弱るなんてあり得ない』
という決意が出ているのです
そこから、相談者は修復したいなんて言葉は死語となり、とにかく自分のプライドを
回復させる日々になるのです
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