公開日 2017年8月16日 最終更新日 2025年2月18日
夫婦カウンセラーの木村泰之です
日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者には夫の事を
どうしても信じたいという意識に駆られるわけです
- 『そんな事をする人ではない』
- 『何かの間違いのはず』
- 『おかしい、そんなはずはない』
という否定から入るわけです
それは妻として当然ですが、そこから現実をどう受け入れていくのかという事です
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男女がいれば何が起こっても驚く話はない
そういう時に、私は相談者にはいつもお話しします
- 『人間のやる事ですから、何だって予想できない事が起こりますよ』
- 『法律やルールは人間がダメな事をするから後で作っているのです』
- 『男女がいれば何が起こっても驚く話はありません』
という、
‘人間のそもそも論‘
をお話しします
相談者も最初は
- 『そういうものでしょうか、人はいろいろと過ちをする事はわかっていますが、
不倫というのははあり得ないのですが』 - 『夫の今までの生活を見ていると、どうしても結び付かないのですが』
という思いを吐露します
自分の描く夫の理想像と戦って現実を受け入れる事を拒んでいる
しかし、徐々にブス女との接触を知る事になると、
- 『木村先生に最初に言われた事が今ではよくわかります』
- 『本当にうちの夫ってバカだったんですね』
- 『夫だけは大丈夫なんて思っていた自分が恥ずかしいです』
という言葉が出てくるのです
仮にそう思わない相談者はまだ自分の描く夫の理想像と戦って、現実を受け入れる
事を拒んでいるのです
それはそれでその人それぞれですが、最後に現実の方が勝つと言いますか、現実に
自分の思考を合わせなければ人間は生きてはいけません
頭の中の都合で生きていければこんなに楽な事はありませんが、人生そう甘くはない
のです
自分にとって都合の悪い事、嫌な事なんて毎日起こるわけです
その中に、夫の不倫があるのも現実ですから、それを受けとめるかどうかは、結局は
自分との戦いです
現実を受け入れる事は恥ずかしい事でも何でもない
夫のアホさを受け入れた相談者は、ある意味自分に勝ったから受け入れているのです
それを受け入れられない相談者は、現実よりも自分の思考を優先させているのです
そこに大きな差が出てくるのです
現実を受け入れる事は何も恥ずかしい事でも何でもないわけで、さらに言えば不倫を
しているのは夫とブス女です
そこに、何も悪くない自分一人が現実から逃げていては、そのバカ二人にのうのうと
生きていく事を容認する事にしかならないのです
私が数多くの相談者に、
- 『昔の夫をイメージしていても、大事なのは今とこれからの夫ですよ』
- 『知らないブス女が陰で夫を操っているのですよ』
- 『仲の良かった夫婦は、写真と記憶の中だけです』
という事を、何度となくお話しします
そこには、
‘自分を現実に引き戻すのは自分‘
しかないという事に気付いてもらうためです
夫が変ってくれる事を大前提にしている
要は目の前にいる夫に右往左往するのも自分ですし、冷静に見抜くのも自分です
とかく
‘夫が変ってくれる事‘
を大前提にしている相談者が殆どです
しかし、結婚した時の事を思い出せばわかるはずですが
- 『夫が結婚してほしいと言っても、決めるのは私』
- 『私が決めるだけ、こんな男でも放っておけない』
- 『なんだかんだ言っても、周りに言われるのではなく私の事』
という思いで決めたはずです
例え親に反対されようが、夫がダメな男だろうが
‘私の意思‘
が全てに優先しているのです
駆け落ち同然で結婚した人もいれば、それこそ不倫から夫婦になっている人もいます
その中で、
- 『人に言われて結婚した』
- 『占いで決めた』
- 『親に決められていた』
という人もいなくはないはずですが、それは全体からすれば少数です
自分がどうするかが物事を決めている
人生の殆どが、
‘自分がどうするか‘
が物事を決めていますし、これからもそうです
そこに、
- 『夫が変ってくれなければ、私は何をしても意味がない』
- 『夫が反省してくれたら、それで私は何も言わない』
- 『いくら私が頑張っても、夫次第だから』
とだけ思っている人は、結局
‘自分の不都合‘
を発生させたくないのです
不倫を目の当たりにするのはイヤですし、ブス女に関わりたくないのも本音です
しかし、今起こっているのは他人の不倫ではなく毎日一緒に暮らしている
‘夫の不倫‘
です
それを考えますと、結婚と同様に
‘自分の意思‘
が介在しなければおかしいのです
いくら夫が不倫しようが、それを妻としてできる事をやらなければいけない
行動ではなく感情は自然発生するもの
その状況で多くの相談者が言うのは、
- 『何をやらなければいけないかが、わからない』
- 『私に何ができるというの』
- 『できる事を教えてもらえたら、やるけど』
という、指示待ちの言葉です
もちろん、突然起こっている非常事態にパニックになるのは当然です
しかし、行動ではなく
‘感情‘
は、自然発生するものです
その感情というのは、簡単言えば怒りや憎しみです
それは、誰かに教えてもらうものではなく自分が出さなければいけないシチュエーションです
それさえもなく、
- 『夫に愛情が残っている』
- 『夫を憎いとは思っていない』
- 『相手の女の事もどうでもいい』
というように、どこかで曖昧にしているという自分がいないか
それは、不倫を
- 『夫が勝手に起こした事、私はただ終わってくれたらいい』
- 『夫がやめたら、いやだけど今回は許そうと思っている』
- 『夫が謝ってきたら、もう二度としないと約束させたい』
と、いたずらをする子供に母親がわざと見て見ぬふりをしているような感覚です
自分に都合のいい自分
子供であればそれでいいかもしれませんが、今起こっているのは大の大人も大人の夫です
大人だから、夫だからわかってくれるはずがまさしく
‘自分に都合のいい自分‘
なのです
夫は確かに大人ですし、倫理や道徳や正義の概念もわかっているのです
しかし、それを破るのも多くは大人です
子供であれば一度叱ると、
- 『すごく怒られた、もう絶対にしない』
- 『あんなに叱られるとは思わなかった、ごめんなさい』
- 『こんなにいけない事をしたんだ、反省しなきゃ』
と、自分を変えるスイッチが入ります
不倫脳のバカ二人には現実を受け入れるという自分が必要
しかし、不倫の場合はそういう事をすっかり舐めている大人です
その現実から逃げていた自分を、やめなければいけないのです
それ位、不倫脳のバカ二人には
‘現実を受け入れる‘
という自分が必要なのです
わかってくれるだろう、反省してくれるだろうという都合のいい自分を捨てるのです
全ては、自分の中にある理不尽に対する怒りや憎しみに忠実な行動が必要なのです
それをカウンセリングの中で、しっかりと理解してもらうと
『私は本当に自分に甘かった、もうこれ以上バカを見たくない』
と、強く言い聞かせるのです
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