夫は自分と別人格と心底理解すれば不倫の驚きもショックも最小限

夫婦は別人格の共同生活

公開日 2018年4月3日 最終更新日 2021年2月16日

夫婦カウンセラーの木村泰之です

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者が苦しい日々を送る中で
かたや夫はどういう心境で過ごしているのかと言えば、とにかく頭の大部分花畑で少しだけ
まともな自分がいる状態です

『明日も会える、早く会いたい』
『俺は何でこんなに好きなんだろう』
『俺を好きって言ってくれて本当に嬉しい』

というくそガキの恋愛のような気持ちの中で

『明日はあの会議資料作らなきゃ』
『子供と日曜は公園に行かないと』

と、少しだけ社会人と家庭の顔を持っています

しかし、結局はクスリの中毒患者と同じで、クスリがキレると冷静な自分はいないというか
心も体もコントロールできないのです
その症状を引き起こしているのは言うまでもなくブス女です

いわばブス女がクスリの密売人なのです
クスリの密売人は、一旦クスリをやった人間にキレる頃を見計らって連絡するわけです
ブス女も同様に、自分の事を欲するように仕向けて連絡をしているわけです

こういう人の目に見えないアンダーグラウンドな事をしているのが不倫ですから、相談者は
なかなか家で見る夫だけではわからない
しかし、禁断症状が出ている夫を見て何らかの違和感はあるわけです

その違和感は自分から発信されるものですから、いくら夫が取り繕っても拭いされないもの
なのです
その少しだけしかまともになっていない夫に対して、自分の違和感をしっかりと照合する事
が大事です

夫に

『あなた最近おかしいよ、何かあったの』

と聞いて、まともに

『俺不倫している』

と答える夫はごく少数です

殆どの夫が

『何を言っているんだ、おかしな事言うな』

と逆ギレするわけです

その夫の言動を信じるのか、自分の違和感を信じるのかは明白です
それ位、夫婦というものは自分一人ではなく別人格の男と暮らしている関係とわからなければ
いけない
自分ではない人間と暮らしていれば、その人間の思考や行動を全てコントロールできるはない
のです

そこに気付くかどうかでこれからの人生は大きく変わるのです
夫に右往左往されるのは、夫の事を自分がわかっている人間という意識があるからです
そこから、

『よくわからなくて当然、だって私じゃないんだから』

という自分に変わるかどうかです
夫をよくわからないと言っているのは、自分の知らない夫がいたと驚いているからであって、
最初から良く知らない人間と思っていれば驚きもショックも少ないのです

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。