公開日 2018年11月19日 最終更新日 2021年10月20日
夫婦カウンセラーの木村泰之です
日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者には何かにつけて
自分に非があるのであはという強迫観念が植え付けられているわけです
その思いは言い方を換えると、
‘自分を責める順番を優先する‘
という事でもあります
目次
何が起こっているかは別にしてもとにかく謝ってしまう
つまり、何が起こっているかは別にしてもとにかく謝ってしまうという事です
- 『謝った方が波風立たなくていい』
- 『私が悪い、夫があんなに怒っているんだもん』
- 『とにかく私が黙っている方が得策』
- 『こんなに言われたら謝るしかない』
- 『仲が悪くなる事の方がイヤ』
という思いが先に立つのです
その考えはいかにも日本人的です
どうしても夫に下に入ってしまうのは自然の流れ
謙譲の精神とか和を重視するとか、そういう国民性の延長でとにかく謝る事に慣れている
と言いますかいざこざを起こしたくないとか、主張ができないという事でもあります
その状況では、どうしても夫に下に入ってしまうのは自然の流れです
そういう思考はそれほどトラブルがない時には問題ありません
しかし、夫の不倫などが起こっている場合に自分を後回しにしていると自分の首を絞める
わけです
自分の倫理観にあらがわない
それは自分が強く出るとか我を出すというイメージではなく、
‘倫理観にあらがわない‘
という事です
夫の不倫という悪事に、自分が黙っていいはずがない
それは国関係なく誰もが思う事です
日本人だから、それを正せないなんてあり得ないわけです
子供の誰かのいたずらにダメだよそんな事しちゃというのと同じ
それは譲る場面でも、自分を後回しにするケースでもなんでもないのです
子供が誰かのいたずらに素直に
『ダメだよそんな事しちゃ』
というのと同じです
大人である自分がそれができないはずはないというか、やらないわけにはいかないと
いう自分を作るのです
倫理観や道徳観が薄まっていたり弱くなっていた自分を戒める
夫婦になってから、倫理観や道徳観が薄まっていたり弱くなっていた自分を戒める
そういう自分がなければ、何をしても今後の夫婦に希望が持てないのです
逆に自分を引き締め直せば必ず夫婦に対して、自分の思いが強く反映するのです
自分が夫婦を動かす夫はついてこいでいい
夫婦を夫次第と考えている自分が、
『自分が夫婦を動かす、夫はついてこいでいい』
という信念が出てくるのです
緩んでいるのは夫だけで十分、私は世の中の一人として生きているという思いを
強く持つのです
自分の持っている生き方をしっかりと取り戻すのです
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