夫の不倫という〔受け身の悩み〕と勝手に生成する〔頭の中の悩み〕を分ける

頭の悩みを切り分ける

公開日 2019年5月30日 最終更新日 2021年10月9日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者の悩みを共有
するのはカウンセラー木村泰之の使命ですが、それを共有するだけでは意味がない
わけで、悩みをいかに小さくするかが命題なのです

 

その方法として大きく分けて二つあるのです

 

受け身の悩みと頭の中で勝手に作る悩みが共存している

 

 

その一つは、受け身の悩みを解消するという事です

 

そしてもう一つは、相談者の思考にある悩みを解消するという事です

 

なぜわざわざ二つに分けて説明するのかと言えば、現実と思考の悩みは全く別もの
だからです

 

受け身の悩みというのは

 

`夫とブス女の不倫そのもの`

 

でしかありません

 

頭の中の悩みは勝手に際限なく増殖してしまう

 

 

かたや頭の中の悩みというのは

 

『夫に嫌われたらどうしよう』

 

に始まり

 

  • 『夫が別居を言い出したらどうしよう』
  • 『このまま離婚になったらどうしよう』
  • 『夫が逆ギレしたらどうしよう』

 

と、際限なく増えていくのです

 

その増殖する悩みは現実とは違って自分でいくらでも生成できるのです

 

というよりも、考え方次第で大量生産してしまうのです

 

その頭の中の悩みとは裏腹に、受け身の悩みは種類は一つです

 

その二つに分けた悩みをしっかりと認識してもらう事が重要です

 

要は悩みというものは頭の中との戦いです

 

受け身の悩みはバカ二人にけじめをつけさせる事

 

 

受け身の悩みを小さくする行動は、このバカ二人のアホさにケジメをつけさせる事
しか
あり得ません

 

それをやる事自体は、自分の頭の中の悩みには全く関係ないのです

 

『私がいろいろ動いたら夫がキレてしまう』

 

という、勝手な関連付けをしているだけです

 

その関連付けがさらに悩みを増やします

 

受け身の悩みと頭の中での悩みを分ける事が重要

 

 

相談者が決意してブス女を叩く行動に出た時に、夫がしょうもない逆ギレをしても
全く問題はありません

 

なぜなら、その時の相談者は

 

『こんなブス女を囲っているバカな男』

 

と、本当にアホさを知って夫を軽蔑する自分がいるのです

 

軽蔑するという事は、それだけ自分が精神的に上になっているわけです

 

その想像がつかないだけで、そもそもバカ二人と自分の人としての実力を考えたら
歴然としているのです

 

そのためにも、受け身の悩みと頭の中で勝手に自動生成する悩みを分けるのです

 

その思考の整理を促すのがカウンセリングなのです

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。