不倫は病ではなく犯罪だから ‘夫は病人→犯罪者‘ ‘妻は加害者→被害者

不倫は‘夫犯罪者で妻被害者‘

公開日 2020年11月23日 最終更新日 2024年3月5日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

夫の不倫に悩む相談者の頭の中では、いろいろな考えが出てくるわけですが
その考えには、どうしてもある方向からしか入らない事が出てきます

 

それはどういう事かと言えば、

 

`夫婦を今までのようにしたい‘

 

という前提があるという事です

 

その方向で考えますと、どうしても

 

『夫婦を修復したいです、どうすればいいでしょうか』
『夫婦を前のような関係にできませんか』
『夫はこんな人ではないのですが、元に戻りますか』
『この不倫はいつ頃終わると思いますか』

 

というように、夫が原因不明の病にかかってしまってそれを見守る妻のように
その回復具合を祈っている感覚です

 

要は夫の不倫は何かの病気と考えているのです

 

そうなると、妻の心理は

 

『夫を治す方法を見つけなければ』
『おかしくなった夫に何をすれば一番いいのか』
『夫が元に戻ってくれるためには、何でもする』

 

というように、難病を治すためにネットサーフィンをしているのです

 

そうなると、

 

‘夫に効く薬‘

 

を探す妻に他ならないのです

 

その中の一つが、妻自身が反省して夫に尽くすようなワケのわからない

 

‘愛され妻‘

 

というような、不倫を更に加速させるような事を言うカウンセラーのブログ
を読んで、やってみてから

 

『もっとひどくなってしまった、こんな事をしても意味がない』

 

と気付くパターンが少なくありません

 

〔愛され妻〕から脱却し不倫に切り込むとバカ二人のカラクリを知る

 

 

それも結局は、夫の不倫を病気のように捉えているからです

 

そうなると、存在しない不倫を治す方法論を探す事になってしまう

 

その方法論を探すという方向からしか見ていない思考を、どう変えるのか

 

それは

 

‘不倫は病ではなく犯罪‘

 

に変えるのです

 

変えるというか、当然の考えに矯正するのです

 

その思考を正常化するのがカウンセリングなのです

 

私が相談者に常々お話しするのは

 

『不倫は犯罪、夫は夫の前に犯罪者でブス女はその親分です』

 

と、不倫とその当事者の構図の定義です

 

それを聞いて相談者も、ようやく目の前に起こっている事と不倫の意味合いが
頭の中で合致してくるのです

 

夫は病人で、そうさせてしまっているのは自分かのような錯覚を起こしている
相談者に

 

『目を覚まして、不倫はバカ二人のあくどい犯罪』

 

とお話しするのです

 

病気から犯罪に置き換えるだけで

 

‘夫は病人でなく犯罪者‘

 

に、

 

‘相談者は加害者から被害者‘

 

になるのです

 

相談者が何をどう見るのかを錯覚している状況を、現実に呼び戻す事が木村泰之
のカウンセリングの第一歩なのです

 

不倫脳は`ブス女・仕事・その他`の三項目だから夫婦を排除している

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。