公開日 2015年1月3日 最終更新日 2017年9月5日
http://youtu.be/GEpmZjzBQGo
夫婦カウンセラー木村泰之です
日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接して
いますが、私が相談者とお話をしている中で一番
力を入れる事があります
相談者は、とにかく
‘私は何をしたらいいのでしょうか‘
という無力な状態ですから、それほど多くの事
ができるわけではありません
まずは、夫の心理を読んでほしいという気持ちで
話しを聞かれて、その状況で自分は何をすれば
いいのかと考えるのです
もちろん、私のカウンセリングでは夫の心理状態
を読んで、いろいろとお話しますが、夫の心理は
つまるところ
‘出たとこ勝負‘
です
つまり、女にせかされて離婚を言ってきますし
妻から責められると、逆ギレしているだけです
妻と女の間で、どっちつかずの距離にいたいの
ですから、主体的な自分はいません
それを相談者に説明し、どういう行動を起こす
べきかと言えば、
‘あり得ない方を選ばない‘
という事です
例えば、夫の暴挙に対して妻として何もしない
じっとしているのはあり得ないのではあれば
夫には言わなければいけないし、女にも何らか
のアクションをするのです
逆に、何かするのは怖い、どうなるか不安なのに
動くなんてあり得ないと思えばじっとしているの
です
どちらにもリスクはあって、前者は動いて夫や
女が騒ぐ、後者はどんどんひどくなって別居や
離婚を言ってくると想像します
そして、そのあり得ないという選択は人によって
違うわけですから、人と比較しても意味はない
のです
‘自分にとって、これはあり得ない‘
を見極めるのです
そして、残った方を進むのです
相談者はとかく、リスクがない方法や法則を
求めますが、それは存在しない事は私の多くの
相談者が証明してくれています
‘じっとしているなんてあり得ない‘
を選んだ相談者は
‘夫の逆ギレなんて大した事ありませんでした‘
‘こんな夫や女に怖がっていた自分が悔しい‘
という力がみなぎっている表情で言葉にします
逆に、
‘私が動くなんて怖くてあり得ません‘
という相談者は、じっとしていてその後しばらくして
もっとひどくなってから再び相談に来られます
その間、時間だけが過ぎてしまったという表情です
それは、あくまでもその方の判断ですから仕方が
ありません
しかし、大事なのは
‘誰も自分の人生の責任は取ってくれない‘
という事であり、人のせいにしても始まらないし
言うだけみじめになるという事です
動くなら夫の逆ギレと戦う、じっとしていれば別居
や女の妊娠などのリスクは覚悟する、どちらも
自分の行動に責任を負う事です
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