〔うちの夫は世界一〕と信じて疑わないのは世間を知らない〔自分だけランキング〕

夫は世界一なわけがない

公開日 2019年2月25日 最終更新日 2021年10月17日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者にとっての夫は
世界一自分を大事にしてくれるという存在です

 

なぜなら、結婚相手として選んでいる基準にそれがあるからです

 

  • 『私を守ってくれる人、この人が必ず私を大事にしてくれる』
  • 『こんないい人と巡り会えるなんて、私は本当に幸せ』
  • 『私には何も不安はない、この人が守ってくれる』

 

という自分の人生に大きな保険ができたかのような錯覚に陥ります

 

夫を自分の人生のボディーガードにしている

 

 

しかし、現実は全然違うわけです

 

なぜなら、夫婦の生活というのは二人から始めるわけです

 

自分一人の時や家族と暮らしている時は、慣れもあれば言わずともわかってもらえる
人が周りにいて、とにかく自分のペースで暮らせたわけです

 

しかし、夫の事は恋人の時にはよくわからなかった事が数多く出てくるのです

 

その実態は独身の頃は想像もつきませんが、考えてみれば生まれも育ちも性も違う人
との
共同生活です

 

自分のペースで物事が動く方がおかしいのです

 

そこに、

 

‘夫は私のボディーガード‘

 

位の意識がある自分が勘違いをさせているのです

 

夫は賭けで一緒になった男でしかない

 

 

そこに喝を入れるのがカウンセリングです

 


そもそも、自分の人生で夫は何者なのか

 

ある時自分が年齢や状況を考えて一、緒になる決意をした男です

 

それは賭けでもあるわけです

 

夫も同じように思っているのです

 

夫の見方を劇的に変えるのがカウンセリング

 

 

その賭けにでた自分と夫に、何があってもおかしくはないのです

 

その現実が今、不倫という一番予期せぬ事で表れているのです

 

私の相談者が最初は、

 

‘まさか、‘うそでしょう、信じらない‘

 

と思っていた自分から

 

  • 『冷静に考えてみれば、自分の夫が不倫しないなんて都合よく考えていただけ』
  • 『自分の夫だけ特別にしている自分が恥ずかしい』
  • 『私の夫に限ってという自分は今はどこにもいない』

 

 

という位の変貌を遂げるのです

 

世界一の夫は他に比較がない一人だけのランキングでしかない

 

それもこれも

 

‘世界一の夫‘

 

には、比較がなくて一人だけのランキングだから一位でも最下位でも世界一という
だけの理屈なのです

 

そこに、自分の大きな勘違いがあった事を悟るのです

 

自分だけのランキングをやめて、世の中のランキングにすれば夫は遠く圏外に飛んで
いる
何位なのかも不明の夫がいるのです

 

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。