夫婦カウンセラーの木村泰之です
日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、夫にとって相手の
ブス女はどういう存在なのか、またブス女にとって夫はどういう存在なのか
このバカ二人の心理を読む事は非常に重要な意味があります
相談者である妻にしてみると
『この二人の気持ちなんて知りたくもない』
『そんな事夫婦には関係ないじゃない』
『私と夫がどうかという事が大事なのに、相手の女はどうでもいい』
というのが偽らざる本音です
その中で、しっかりとこの二人の心理を読む事はどういう意味があるのか
夫と自分とブス女の3人で唯一正しい人間は妻で悪いのは夫とブス女です
という事は、妻は夫と自分を同列に考えてはいけないわけです
さらに言えば、夫はブス女とレベルの低いところで共存して、ブス女は夫には
しっかりとくっついている存在です
その低いところで結託する二人に上から目線で捉える自分が必要なのです
そこを夫を自分より上に見ている自分が、ブス女を見たくない自分を作って
いるのです
『このバカ二人に人として負けるはずがない』
『この二人のバカな悪事を放置するなんてあり得ない』
という自分を作るのです
そう考えていくと、この二人の愚かさを知る事が怖くなくなるのです
それをカウンセリングで常に説明するわけです
『ビビりの夫はブス女とアホな共依存をしているから強気なのですよ』
『夫は言葉だけ威勢がいいのはブス女に指導をされているからですよ』
『ブス女は別れたくないから夫に押したり引いたりしているのです』
という夫とブス女の関係性を説明するのです
その中で相談者も自分が避けていたこの二人の関係を積極的に想像するのです
それは以前は自分より頭もよくて、賢くて、何でもこなす夫とその夫が選んだ
いい女という、勝手に良く見ていた自分をやめている証拠です
自分よりも全然ダメな男女という自信が、バカ二人を探る自分を生んでいる
そこに、夫と自分という事しか頭になかった相談者が、ブス女にこそ自分の
エネルギーをぶつけるべき対象に変えたのです
そして夫の事はブス女の排除の後で対処すればいいという、明確な順番が
できるのです
そこにはブス女の排除をすべきという自分に揺るぎない信念が生まれている
のです
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