チキン不倫夫にすがり生きていけないと言っている自分が一番の敵

夫にすがる自分が最大の敵

公開日 2018年1月31日 最終更新日 2021年3月1日

夫婦カウンセラーの木村泰之です

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者が悩む原因を
突き詰めていきますと、原因は必ずしも夫の不倫ではないという事に気付く事が
非常に多いわけです

このブログを読み始めた方は何のことだかさっぱりわからないかもしれません

『私の苦しみは夫が不倫している事しかないけど』
『不倫以外に何も思いつかない』
『苦しいのは夫が不倫したから、それだけ』

という思いのはずです

もちろんそれは当然の思いですし、それ以外は思いつかないわけです
しかし、私の相談者がカウンセリングでアドバイスを実行してもらう中で、その
苦しみの原因が不倫そのものではなくなる事を実感しています

では何が苦しみの原因なのか
それは

`自分の生命力のなさ`

なのです

要は

『あなたがいなければ生きていけない』
『私一人でどうやって生きていけばいいの』

という状態が苦しみを生んでいるのです

そこからカウンセリングでいろいろと策を講じたり、知恵や工夫を出していくと

『私が離婚しなければいけない理由はない』
『苦しむべきはバカな事をしているチキンとブス女』
『私は堂々と生きているから』

と自分の自信を取り戻すのです

それはまさしく生命力の回復です
相談者は自分には夫が必要不可欠と思い込んでいるだけで、多くの場合は夫の
ある程度の経済力や社会的立場だったりします

夫そのものを絶対に必要としなくても生きていけるとわかると、途端に元気を

取り戻すのです

それをカウンセリングで実感している相談者は夫には最低限のモノや事しか期待
しません
というよりも、今までのが期待し過ぎていた事に気が付くのです

自分が生きていく上では夫ではなく自分の生命力です
いくら他人の夫にすがって寄っかかっても、チキンはすぐに逃げるのが現実です
そこに過剰な期待や信用をしていた自分を変えていくのです

相談者には夫がどういう存在なのかを変えるのは、自分次第という事を理解する

経験がいるのです

夫を固定化してはいけない
夫を過しんしてはいけない
夫を変えようとしてはいけない

それを全て自分の成長に向ければ、夫は自然と自分の中で適正な存在になるのです

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。