公開日 2018年5月12日 最終更新日 2021年2月16日
夫婦カウンセラーの木村泰之です
日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者には夫の不倫という実態が
受け入れ難いというのは誰でもわかります
それは世の中のルールに反しているからです
その中でも夫は
『お前が悪い、俺は悪くない』
『俺にはもうお前と一緒にやっていく気持ちはないから』
『何を言っても無理だから』
という言葉を発します
そこにあるのは自分は〇で妻が×という決めつけてをするアホな姿です
それを妻が言われてショックを受けている事が問題なのです
そもそも夫とブス女のしている事は、何度も言いますが世間の目から見れば反社会的行動です
その犯行の当事者の夫やブス女が偉そうにしている事自体が世の中から見て
『アホな奴、自分を正当化している哀れな男』
『本当にこの女図々しくてキモい』
と映るのです
その事を妻が自分でわかるには
`立場の置き換え`
が必要です
例えば、夫の部下が不倫していたとして、会社の誰かが内部通告してその部下に何かを言う
場面に遭遇した事を想定するのです
夫が会社の管理職であれば
『不倫は見つからないようにうまくやれよ』
『家庭にもストレスがあるから仕方ないよな』
なんて、部下をねぎらうような事を絶対に言うわけありません
会社の規律を乱している行為に、会社の代表として厳罰に処する事を言うはずです
『お前は自分がしている事をわかっているのか』
『奥さんやお子さんに心配や迷惑をかけているんだぞ』
『会社としても見過ごすわけにはいかない』
という言葉が出てきます
要は社会的立場であれば不倫を正す事をやるわけで、そういう立場にいながら自ら不倫して
いるというには、自分に都合良く公私を分けているからです
妻として
『あなたが会社の部下が不倫をしているのを知ったら私に言うような事を言うわけないよね
絶対に怒るしやめろというよね』
と、言えば夫はぐうの音も出ません
そういう夫が幼稚な生き方をしている事を立場を置き換えて言うような発想がいるのです
そのためにも、夫の言いなりでは発想が出てこないのです
自分が社会の一員として夫婦にも臨む意識を持つのです
それを持つと
『私は本当にぬるま湯に浸かって生きてきました』
という、人生は妻としての意識だけではいけないと喝入れる自分が出てくるのです
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