公開日 2018年12月16日 最終更新日 2021年5月1日
夫婦カウンセラーの木村泰之です
日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、何をしても自分には
自信が持てない心境が相談者の中にはあるわけです
目次
不倫夫の言葉に自信なんて出てくるはずがない
その元凶は全て夫の理不尽な言葉です
- 『俺はお前と一緒にいてもいい事は何もなかった』
- 『何でお前と結婚しまったのだろう』
- 『俺はもっと違う人と生きていきたい』
という妻を否定する態度に、自信なんて出てくるはずがないのです
その状況に
『私は何をすれば夫の気持ちをつなぎ止められるのだろうか』
という心理になるのです
しかし、その思考は自己否定をする事に他ならないわけです
なぜなら夫の悪事には何もしないで、その当事者に気に入られたいという自分がいる
からです
相談者の勘違いは夫から見た自分だけを自分にしている事
相談者が勘違いしているのは、自分をおとしめているのは
`夫から見た自分`
という事に気が付いていない事です
本来自分に自信が持てる時というのは、第三者からの評価です
もちろん夫からの評価も自信の一つですが、それはあくまでも夫がまともな状態と
いう条件があるのです
その夫はブス女に入れ込まされていて、誰がどう見ても
`イカレテいるオッサン`
でしかないのです
不倫には数的不利の状況を変える必要あある
それを夫婦というドメスティックな環境で思考を続けているのですから、イカレテ
いるオッサンという夫を糾弾しにくいのです
それを実現するには、夫とブス女対自分という数的不利の構図を変える必要がある
そのためには、夫を客観的思考で見る情報を入手しなければいけないのです
言い方を換えると、世の中の声を取り入れるという事です
それをカウンセリングで得てもらっているのが私の相談者です
- 『私が責められる立場ではない、おかしいのはバカ二人』
- 『私に責任を擦り付けているこの二人を許せない』
- 『こんなにバカとは思わなかった、ここから絶対に強くなって叩いてやる』
という怒りが出てくるのです
夫とブス女に自信喪失させられていた自分から怒りを出す
それはあたかも自分が誰かの不倫のニュースを聞いて
『こいつふざけている、本当にバカなヤツら』
と客観的に怒りを覚えるのと同じなのです
それ位、自分の夫の事でも他の男の不倫と同じ感覚になっていくのです
それこそが一番必要な要素であり、相談者になければいけない信念です
‘夫とブス女に自信喪失させられていた自分‘
が、どれだけ舐められていたのかをまざまざと知る事が大事なのです
それを知れば、このバカ二人には徹底的に社会的責任を負わせなければ納得なんて
ないわけです
それをやってから夫婦をどうするかを考えるのです
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