人生の理不尽に負けずに動けば必ず自分の中から明かりが灯る

理不尽に遭った時こそ動く

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃夫の不倫に悩む相談者に接していますが、何かにつけて襲ってくる不安の元は
どこにあるのか

 

それは、一つとは限らないわけです

 

相談者を悩ませる苦しみは様々な形となって襲いかかる

 

それは減る事はなく、むしろ増えていく感覚です

 

と言いますか、一時的に減ったとしてもすぐに次々に現れてくる

 

夫への喪失感からいろいろな事が起こってしまう

 

 

夫の冷たい態度や暴言の中で

 

`夫への喪失感`

 

が生まれると、次に体調に異変をきたす

 

食欲も無くなって体重が10キロ位落ちる人もいます

 

心療内科で睡眠導入剤をもらって何とか寝る人もいます

 

そういう時に他の病気や身内に何か起こる事が重なる

 

そして子供の進学や自分の仕事の心配も出てくる事もあります

 

そうなると、どうしても自分の中で

 

  • 『人生にいい事なんて一つもない』
  • 『私は幸せになる資格はないんだ』
  • 『このまま人生は終わるのだろうか』

 

というように、抗う事のできない自分を感じてしまいます

 

人生をもらい事故で台無しにしてはいけない

 

 

しかし、それでいいはずがありません

 

大事な人生をもらい事故で台無しにしてはいけないのです

 

例えその原因が自分の夫であってもです

 

自分が加害者であれば、そこに償いが必要です

 

しかし、夫の不倫には被害者でしかないのです

 

被害者である自分が何をしなければいけないか

 

夫の不倫に妻は被害者だからこそ罪を償ってもらう

 

 

それは

 

『私は被害者、罪を償ってもらう』

 

という意思表示です

 

もちろんその不倫の事実は決して消えませんから、償ってもらっても100%の納得は
ありません

 

何かの事故だって同じです

 

裁判で加害者に懲役30年が出ても、納得できないのが人生です

 

しかし、それさえもやらなければ自分の中の悶々とした気持ちは全く晴れないのも
事実です

 

トラブルに巻き込まれた時こそ前を向く行動

 

 

要は人間何かのトラブルに巻き込まれた時に

 

‘前を向くための行動‘

 

が必要です

 

被害者であれば、それを償ってもらうためのアクションです

 

それをやると、

 

『何もできないと思っていた私も、ちゃんと跳ね返せる力があるんだ』

 

という自分を知るのです

 

夫の不倫に限らず、人生の中では理不尽を受ける場面は少なくありません

 

その時に冷静に考えて、

 

『私の人生、いい時も悪い時も必要な事をやるだけ』

 

という自分になるのです

 

それこそが、お先真っ暗と思っていた自分に明かりを灯す事になるのです

 

理不尽に負けずに自分が動けば必ず灯が出る

 

 

自分が動けば必ず発電するのです

 

誰かに灯してもらう以上に、自分の中からまぶしい程の灯が出てくる

 

それをカウンセリングで気付いてもらうのです

 

人生で理不尽に遭遇した度に、その灯を大きくする自分を作る

『これ位の事は跳ねのける自分がいる』

という経験を重ねるのが人生なのです

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。